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2010年1月5日(火) 2010年

2010年。「モノリス」はどうなってしまったのか?映画ファンの人でももう30代を超えてこないと、その意味するものが何であるのかさへわからないだろう。あれから二十数年たって、木星には行けたのか?
映画というと、この間飛行機の長旅の中で「(500)日のサマー」という映画を見た。奇跡の出会いを信じる主役の500日を極めてテンポよく描いてあったのでしばらくの時間つぶしに役立った。その中で、主役の妹役の女の子が言ったことがおもしろかった。多分こんな感じ。「終わってしまった恋愛を忘れるには相手の悪いところばかり考えることだ」。
人はとかく、一番いい時のいい瞬間ばかりを覚えているもので、そんなものに縛られてもしくは、思い返していろんなことを耐え忍んでいるのだね。
今年もがんばりましょう。GameOverではあるけれど。「(500)日のサマー」は1月9日から全国TOHOシネマズで公開予定。主役の彼女役のズーイー・デシャネルが深キョンに似てると勝手に思っている。

2010年1月16日(土) 40

長旅の話の続き。本を何冊か持っていったので紹介しておこう。
石田衣良(本名が石平さんなのは本当の話)の「40 翼 ふたたび」。
簡単なテーマを分かりやすい文章で書いてくれるので、時間をつぶすのには最適だと思って選んだ。
内容はカバーの裏表紙を引用すると「人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。会社を辞めて、投げやりにプロデュース業を始めた喜一・40歳の彼の元を訪れる、四十代の依頼人たち。凋落したIT企業社長、やりての銀行マン、引きこもり…。生きることの困難とその先にある希望を見つめて、著者が初めて同世代を描いた感動長編。」
そんなものを見ずになんとなく読みだした。
最初の飛行機でほとんど読んでしまったのだが。
「40歳になる・今年。」という事実を、ほとんどこの本を読んではじめて実感した。