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2010年5月7日(金) 沖縄よっつ:その4 泡盛

南北に長い沖縄本島にも海に囲まれた離島のあちらこちらにも朝陽や夕陽の名所がある。島の東側が朝陽の名所で西側が夕陽の名所になる。海岸線に沈む夕陽を見れば誰でも心が安らぐ。安らぐと次は酒でも飲みたくなるものである。沖縄にはオリオンビールという素晴らしいビールがあるが、あったかい地方特有の少しばかり薄いと感じるビールである。飲み応えよりのど越しにその魅力があるように思う。その後はきっと泡盛で酒盛りだ。沖縄の面積は47都道府県で44位の狭さではあるがその中になんと49もの酒蔵がある。蒸したタイ米に黒麹をふりかけて米麹を作る、そこに泡盛酵母を配合し発酵させたあと蒸留して泡盛の原酒を作るのである。それを甕に入れて熟成させるのである。画像は先日訪れた久米島の米島酒造の酒蔵である。現在ではほとんどの酒蔵が機械化されているというが、ここ米島酒造では今も手作業をやめない。蔵人は楽しそうに話す。「甕にもいろいろあって自分のお気に入りの甕がある」と、その甕がいい泡盛を作るという。蒸留後の原酒をおのおのの甕に分けて、その熟成の違いや味や雑味を見極めてブレンドしていく気の遠くなるような作業だ。おいしい泡盛を飲んで、楽しい時間をいつまでも過ごしていたいとこれからもずっとずっと思うのである。泡盛にはいろんないい成分が含まれているというが、ストレスなく生きることが人生の一番いい成分であると大体の人はもうわかっていると思う。

2010年6月13日(日) 万博記念公園 EXPO‘70パビリオン

千里中央から大阪モノレールに乗って万博記念公園駅を降りると、自然文化園の入口に辿りつく、大人250円を払うと正面にありがたやと太陽の塔が鎮座していらっしゃる。その脇をいろんな構図で写真をパシャパシャと撮りながら向かったのが本日のお目当てEXPO‘70パビリオンである。万博開催時は鉄鋼館として音と光の織りなす幻想空間として愛されたというが、なぜこの建物が残ったのかは官僚にでも聞いてみないとわからない、しかしありがたいことに今は改装されて200円で万博当時の様子を体感出来る空間になっている。さまざまの記録ずくめの開催内容とともにアテンドのホステスのユニフォームや当時のパビリオンの様子が客観的に貼り付けてあるという感じ。いちいちうるさい私がやりました感な展示ではないので誰でも楽しめるのでお勧めである。都築響一風な展示を見終わるとまた元気が出てくる。
昨年から始まっている万博ブームは様々な形に変化しているが、調べてみてください。変な集団の集まりがあったりよくわからないグッズとかが発売されてたり、サブカルチャー的になってきている。