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2010年7月14日(水) 社長の時間

会社を始めて2年目になる。社員も増えて車も買った。設備投資と人材育成ということになるのだろう。だから会社が順風満帆かと言うとそんなこともない。そんな甘いもんではない。それでも事務所にべったりはりついてあーだこーだと社員を管理して、細かいことをチェックしていてもつまらない。せっかくだから社員に仕事を任せてこれからはふらっと外に出てみることにする。「社長の時間」が大切であるという言い分だ。今後の会社運営についても考えたいことはあるし、今後の事業の展開についても考えることは山ほどある。しかしここはひとつ何もかもみんな忘れて、何にも考えずに気になることや面白そうなことに頭を突っ込んでみて体を動かしてみてみようというのが狙いだ。人から見れば遊んでるなって思われるぐらいのスタンスで時どき出かけてみては、その報告をこの場でみなさんにできるような感じでやっていこうと思う。

「社長の時間」へ 

2010年8月2日(月) おかえりシャフラノフ

「おかえりシャフラノフ」とまず言おう。澤野工房が主催する夏の恒例行事「通天閣JAZZ LIVE」が今年も7月31日通天閣3Fのイベントホールで開催され、久々にシャフラノフに会いに行ってきた。ウラジミール・シャフラノフは現在ヘルシンキで活躍するピアニストであるが、以前ブログでもとりあげたようにスタジオを3月に焼失し同時に彼の愛器スタンウェイや彼が手がけた楽譜やCDすべてが消えてしまった。あれから4ヵ月シャフラノフは大阪に帰って来た。2007年になんばHatchで行われたアトリエ澤野コンサートの時とは全く違ってシャフラノフが目の前3m先でピアノを弾いている、そしてその彫りの深い顔でタイミングを見計らっている先のDs東原力也に合図を送る。Bの三原脩は全く動ぜずといった感じである。急編成であるがゆえスタンダードが並んだセットリストではあったが、当日初めて出会ってリハーサルをやってそれでもうLIVEが出来てしまうんだからミュージシャンはすごいもんだ。3曲目「I‘ll Close My Eyes」1月に出したCDのタイトル曲。「Billy Reid」の名曲ではあるが今宵のこれもまた名演だと言っていい。東原力哉は言わずと知れたじゃじゃ馬みたいなドラマーではあるが今夜はシャフラノフに気を使っていたんだと思う、あれでも・・・。ありがとうシャフラノフ。今夜は素晴らしい夜になりました。そしてお疲れ様でした澤野様。