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2010年8月23日(月) レインボージャンボリー

夏フェスに行って来た。死にかけた。最高気温36℃の猛暑の大阪、11時半開場の万博記念公園もみじ川芝生広場にはかなり沢山の人が詰め掛けていた。暑い、とにかく暑い。開門と同時にメインステージ前から埋まって行くのが普通のライブだが今回はそれと同じぐらいステージから離れた木陰も埋まっていた。 FM802とFMCOCOLOの共同開催で行われたライブは802DJ陣の華麗な?からみで進行していく。それでいいのか!マーキー58歳と吉村昌広のいい声コンビに呼び出されて「THE BOOM」「ROCK‘A TRENCH」「有山じゅんじと上田正樹ぼちぼちいこか2010」「中井戸CHABO麗市WithDrKYON」「ORANGE RANGE」「BEGIN」と続く。わかりやすい話だが年齢層がけっこう高いとけっこう低いがごちゃまぜになっている会場はちょっと異様な感じに見える。それが今回の2つのFM局主催のライブの特徴と言っていいのだろう。久しぶりにブームを見る、相変わらず宮はかっこいい。有山じゅんじなんか20年ぶりかもしれない。ロッカの山森君は楽曲の通りまっすぐでいい。でも一番うれしいのはチャボが真夏の大阪に来てくれたことだろう。清志朗が死んで追悼のLIVEをたった一人でSHIBUYA-AXで行ってから約10カ月、チャボはさらにチャボになって大阪にやってきてくれた。相方のキョンがこれまたよかった。ボガンボスのどんとが死んで以来、キョンのこともほとんど忘れそうになっていた。が彼もまた不死鳥である。オレンジレンジの縦乗り感たっぷりなライブにタオルを振り回し、締めにBEGINになごまされて涙ぐむ。帰りは目からLEDビームを放つ太陽の塔に見送られながら、くたくたの体をモノレールの椅子から引き揚げて帰る。ビールを6本とお茶2本飲んでもまだ乾く体を引きずって。

2010年9月2日(木) ハニカムカフェ

日本の海が最近変わって来たよなって思うことがある。それはね日本海の浜辺なのに南の島かと思うほど砂が白く透明度が高くそして空が青いということ。何がそうさせてるのかはわからないけれどそれがとてもきれいだということだ。実はもっと大切な何かがあるのかも知れないけれど、あまりにもきれいなので調子に乗ってビールを飲んでいると酔っぱらって膝のあたりが火傷しているみたいに熱くて痛い。
「小天橋」というビーチを後にして「夕陽ヶ浦温泉」で汗と砂を流してその後京丹後まで下る。先日、ウラハニカムでご紹介した「ハニカムカフェ」がこの辺りにある。「なかなか行けそうにない」というのは大人の事情で、行ってしまうところが子供みたいな大人のしそうなこと。さっそく伺ってみることにした。国道312号線の大きな通りに面して大きな看板が立っているのでさほど苦労せず着いた。ケーキとカフェラテを頼んでしばらく海水浴のほてりをとると、マスターと少しの間だけお話をした。何の急襲かとびっくりされている感じだったが、かわいい奥様とおしゃれなマスターが作りあげるセンスのある居心地のいい空間だったので落ち着いてしまった。帰りながら、立ち上げ当時のブランディングの話をじっくりと頭の中で繰り返してみた。まず居心地のいいスペースを作る→そこには人が集まりいろんな関係が作られる→そしてそれは広がっていく、「ハニカムに込められた思いが人を結び続けていく」そんなことを実感した日となった。ハニカムの花びらは今日も少しずつ広がっているんだなと思う。そういうところは変わらない日本であって欲しいね。