なほとか通信 2015 Boss Blog

第三回 ホグワーツ魔法魔術学校に行く
Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry

ネットを見回しているとホグワーツ魔法魔術学校の偏差値はいくつなのか?とか、入学制度については?とか、赤本が発売されるなどと様々な荒唐無稽なゴシップもしくは悪乗りな記事が並んでいる。そんな噂はさておき本当に魔法学校があるのか言うと確かにあるのだ。大阪にある。JRで行くのだ。 最近では夢の国の高騰が続いている。ならばチケットがあがる前にということで真冬のユニバーサルスタジオジャパンに行ってみた。走る、走る、走るのである。入園料の高騰は続けども入園者のほとんどは高校生にもならないような子供たちと外国人観光客でごった返している。お年玉を握りしめて、もしくは自国の通貨を円に両替して、彼らはオープン間近のエントランスに並んでいる。そして開門と同時に走るのである。

THE WIZARDING WORLD OF Harry Potterの入場整理券をたいそうな勢いで走り込んでゲットすれば、それはそれで幸せかいうとそういうことではない。あくまでもハリーポッターエリアに入れる順番が決まっただけだ。入り口でうやうやしく整理券を提示するとそこから長いアプローチを進んでいく。徐々に高まる胸の高まりはどこからともなく聞こえてくるあの音楽のせいだろうか?するといきなり目の前がどっと開けてエリアのアーチがそびえたっている。鳥肌ものである!

エリア内はどこも込んでいる。エントランス近くのホグワーツ特急が停車している駅のあたりから、ホグスミード村すべてにおいていたるところに人だかりがある。コーヒーを飲むのも20分、お土産を買うのも15分の順番待ちになる。やっとのことでホグワーツ城に入り4K映像を楽しむアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」にたどりつくのなら軽く120分はかかるだろう。そして恐ろしく混雑しているロッカーに帰ってくる頃には、恐ろしく気持ち悪くなっているのだ。4Kおそるべしである。

途中「動く肖像画」や「組分け帽子」などは結構あっさり過ぎて行くのでカメラの準備は忘れずに。出てきてすぐのバタービールは全くもってお勧め出来ないことも忘れずにだ。そんなこんなで後ろ髪をひかれる思いでエリアを出るが、ハリーポッターマニアの方々にはもっともっとレアな仕掛けがエリアにはたくさん転がっているのであろうが、そんなものも発見する余裕もないほどの人気ぶりにびっくりする。これがあのハリーポッターだったのかと思うこと間違いなしだ。絶対来るべきだと思う。それも冬にだと思うのである。

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