なほとか通信 2016 Boss Blog

第7回 京都国際写真祭 KYOTO GRAPHIE 2016

今年で4回目を迎える京都国際写真祭だが関連イベントも含めるとものすごい数になっている。開催会場もさることながら展示の方法も様々なので油断していると会期が終わっていたりするので気を付けてまわりたい。今年は1日で出来る限りたくさんまわりたいと思っているので、念入りにコースを決めたつもりだ。だから最初の会場で何度も勧められた案内ボランティアの留学生の申し出を丁重に断った。いい感じの人だったのだが・・・。
今年のテーマは「Circle of Life いのちの環」である。

ちなみに最短のルートマップを進んでいるつもりだったが、一日が終るころにはスマホの歩数計アプリは3万歩を優に超えていて痛い足を引きずりながら家路に着くことになるのだった。

建仁寺の両足院でのインスタレーション、茶室の奥に作品が展示してある。他にも水の中に作品があったり灯篭の中に作品があったりして面白い。何度も芝生に入らないように注意を受けているにもかかわらず芝生に入ってしまう家族づれに手を焼いている関係者をみていると心が痛む。

昨年に引き続き開催している所もあれば、今年はもうやっていない会場もある。たくさんの人が訪れることはいろんな意味で良いことも悪いことも引き起こすのだろうか。ではまた来年もと快く引き受けてくれる所ばかりでないのだろうかといらない心配をしてみる。また一般の写真館を利用している所などでは休館の日がわからずに訪れてしまうとシャッターが閉まっているという現実に直面する。そういうちょっとずつ難しいところを一杯乗り越えてこの写真祭は成立しているのだ。

着実に規模が大きくなっている京都国際写真祭、来年にもまた期待したい。

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