なほとか通信 2017 Boss Blog

第4回 金沢 21世紀美術館とトーマス・ルフ展

春の大移動もここ金沢で最終地点になる。沖縄、東京とまわってそのまま石川にたどり着いた。どこの町でもホテルに先回りして送っておいた資料や着替えを受け取って、用済みの衣類などの荷物を送りかえすような一週間だった。

ぼんやりここにくれば現代美術のアトラクションのようなものがあって迷路を進むように新しい発見と驚きの扉がどんどん開かれて行くようなイメージがあったので下調べもせずにやってきた。

いくつかの外部展示のものは朝から降り始めた雪のせいもあってところどころ白くなって濡れていて、状況によっては規制される場合もある。それでもおそらく卒業旅行で訪れた観光客にはフォトジェニックな展示になっている。

体験型の展示に関しても雪の多い金沢においては時々興味深い演出をしてくれるが、半外であることに間違いはなく寒いのは逃れられないのだ。

永年展示のものを一通り見てしまうと特別展トーマス・ルフ展にやってきた。東京会場からの巡回であるが160点と展示数では金沢会場の方が圧倒する。様々な手法を取り入れたルフの回顧展で見応えはある。ルフらしい。ドイツ人らしいルフの写真。
この冬、金沢はちょっとしたホットスポットになっているようだ。次に行く。

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