なほとか通信 2017 Boss Blog

第6回 ART FAIR TOKYO 2017

国内最大級のアートの市場と題されたアートフェア―東京が今年も開催されている。東京近郊の名だたる画廊や新進気鋭のギャラリーが一堂に会して、自慢のコレクションを展示したり初出の作家を紹介したりと、美術芸術に感度の高い人達の関心を集めている。今回は知り合いの方にチケットをいただいたのとちょうど仕事で東京にいたので空き時間にお邪魔することにした。

いくつかに区切られたブースがひしめき合う会場には、アートを志す若い人たちもちらほら見受けられたが、その中心はやはり商談であり買い付けである。様々なテイストで飾り付けられたブースの中に絵画や造形作品が並び、画廊とお得意様との間で穏やかでにこやかな会話が進んでいく。
あれもある。これもある。これもいいしあれもほしいと思うがもちろん手が出ない。どんどん進もう。
コンテンポラリーアートがあり、日本洋画の重鎮がいる。そしてアジアから参加している作家の出展が大変多く見られた。

ひとしきり会場を見て回ってチケットをいただいた方のブースであいさつをしてそのまま出てきた。気軽に会いに行くアートとは違うのか、気持ちを込めて迎えに行くアートを見てどっと疲れた。

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