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一軒屋探し③ 建築会社との出会い

建築会社探し

土地に目星がついてきた頃、お父さんは建築会社探しも並行して頑張っていました。実際に話を聞きに行った会社は10社近くあったでしょうか。(資料請求だけの会社も含めるともっとありました。)その中で候補にあがったのが2社あり、仮にA社、B社とします。どちらも長期優良住宅、耐震等級3の家を建築可能です。

★A社
「長期優良住宅」を売りにしていて、お父さんが話を聞きにいった所、社長さんが耐震についてすごく詳しく話して下さったようで耐震面に関しては安心できそう。

★B社
不動産会社Yさんの会社の建築部門。ここは某有名メーカーの耐震に強い工法を使用していて、こちらも耐震面に関しては安心できそう。

しかしここでお父さんに迷いが・・・

ヒツジ
耐震だけでいいの?

耐震とデザイン

A社とB社の家は耐震面では安心できたものの、間取りや内装は一般的によくある感じでした。一方デザインを売りにしている会社をみてみると、「耐震」や「長期優良住宅」といった言葉が出てきません。耐震や長期優良住宅の基準を考えると、窓の大きさや壁の量など様々な制限が出てくるのでデザインと耐震は反発する部分もあるのかもしれません。

ヒツジ
建築会社、もう少し探してみる・・・

C社との出会い

迷い始めたお父さん、建築会社探しを続けていたら気になる会社を一つ見つけて話を聞きに行ってみる事にしました。仮にC社とします。そこが最終的に建築をお願いする事になる会社なのですが、事前に取り寄せた資料を見ていたら、何かいいなという予感がしたのを覚えています。デザイン的に素敵でありつつ、まずは暮らしを大切にしているという感じがして、そこがいいなと思いました。

そしてまずは一人で話を聞きに行ったお父さん・・・なかなか好感触のようでした。

ヒツジ
何かいい感じだった。耐震についての相談もできそう。

建築会社の比較

ここでA社、B社、C社に予算を伝え、購入検討中の土地をベースに見積をお願いすることにしました。合わせて図面も作成してもらったのですが、この図面へのアプローチの仕方が建築会社決定の決め手になりました。

★A社
社長さん一人で営業対応しているような小規模の会社で、この時期忙しかったのか連絡が途絶えがちになっていて、見積と図面は作成してもらったものの候補から外れつつありました。

★B社
事前に家に対する要望を聞かれ、リビングを広くしたい・何部屋欲しいといった事を伝えて図面を作成してもらいましたが、そのプレゼンでB社から言われたのは「壁の位置をずらしたいなどあれば何でも言って下さい。」とか「お風呂や洗面はショールームで好きな物を選びましょう!」といった感じの事でした。

★C社
事前に家に対する要望の他に、私達家族それぞれの一日の生活パターンや趣味などを詳しく書くヒアリングシートを渡されて、それを元に一度打ち合わせをしてから図面を作成するという流れでした。 プレゼンでは「ここはこういう意図でこうしています。」といった提案を感じられました。

ヒツジ
C社かな。
ナマケモノ
C社だね。

このプレゼンを受けてC社にお願いすることに決めました。「こんな家にしたい!」という明確なビジョンがあれば「何でも言って下さいね。」というスタンスのB社でもいいと思うのですが、家作りに関して素人でぼんやりとしたビジョンしかなかった私達。

C社は私達がぼんやり思い描いている事をくみ取ってプラスアルファの提案をしてくれそうな気がしました。デザイン的に見てもC社が良かったというのもあります。

ヒツジ
耐震面で考えるとB社なんだけど・・・。

耐震の事を考えるとB社の方が実績がありお父さんは最後まで悩んでいましたが、C社でも長期優良住宅・耐震等級3の家が建築可能であり制震ダンパーを入れることもできるという事だったので、C社にお願いすることに決まりました。

ナマケモノ
この頃、検討中だった土地も購入する事に決まりました。
ヒツジ
家探しを始めて5年!ようやく土地と建築会社が決まって、いよいよ家作りスタートです!

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