なほとか通信 vol.2125

西本剛己個展「NEOLOGISM 21714-21743」TEZUKAYAMA GALLERY-VIEWING.2021.04.20

栗棟美里さんの個展「あなたはこの世界にいるかもしれない。もしくはいないかもしれない。」展覧会最終週なので、再びTEZUKAYAMA GALLERYにお邪魔して来ました。カタログも完成していて、いつもながら完成度の高い、展示に肉薄した内容となっておりコレクターズアイテムとしては素晴らしいものとなっています。今回はその隣の展示のお話です。

隣のTEZUKAYAMA GALLERY-VIEWINGでは、西本剛己個展「NEOLOGISM 21714-21743」が開催されています。こちらも最終週です。

6mを超える巨大な立体作品が中央にあり、構造体としての頑丈なスティールフレームに、下層には舟底を模した生地が、上層にはビニールで区切られた区画の中を、飛行機の模型がモーターにより回転していて、会期中に壊れてしまった一機だけが動けずにもがいているようで、幾重にも盛り込まれた作家のメタファーがあり、ロジカルでありながらも軽快に見せているのは、造形の巧みさにあるような気がしました。是非ともアーティスト・ステートメントとともに、ご覧いただきたい作品です。

以下、ギャラリー情報です。

西本剛己個展「NEOLOGISM 21714-21743」
  • 会期 : 2021.03.26(金) - 2021.04.24(土)
  • 時間 : 火 - 土 | 12:00 - 19:00
  • 休廊 : 日曜日、月曜日、祝日
  • 場所 : TEZUKAYAMA GALLERY
  • 〒 550 – 0015 大阪府大阪市西区南堀江1-19-27山崎ビル2F

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