なほとか通信 vol.2141

吉川直哉写真展「アメリカンスナップ 2000-2001」古民家ギャラリー ら・しい、2021.07.18

写真家 吉川直哉さんの個展「アメリカンスナップ 2000-2001」を見に、奈良県葛城市にある當麻寺近くの古民家ギャラリー ら・しいに行って来ました。門前町の風情を残した細い通りに面した街並みを歩いて行くと、夕暮れにそびえ立つ當麻寺の仁王門が見えて来ます。その脇を入るとすぐに築190年といわれる古民家があり、現在はギャラリーとして使われているそうです。

文化庁派遣芸術家在外研修で一年間(2000-2001)、アメリカに滞在している間に製作されたスナップ数十点で構成されています。
街宣車に占拠されている騒がしい大阪の街を抜け出して、鄙びた街並みを歩いていると日本も広いなと思うのでした。因みに会期は来週末の3日間のみとなります。尚、駅前にあるよもぎ餅で有名な中将堂本舗は、7月31日までお休みですのでがっかりしないで下さい(私のように)。

以下、ギャラリーからの情報です。

吉川直哉写真展「アメリカンスナップ 2000-2001」
  • 会期 : 2021.06.11-07.25(金 土 日曜日のみ開催)
  • 場所 : 古民家ギャラリー ら・しい
  • 住所 奈良県 葛城市當麻1236
  • 最寄り駅 近鉄南大阪線 當麻寺
  • https://lashie-nara.com/
道順 當麻寺駅から當麻寺方向に約9分。仁王門が見える直前にある釜飯の「玉屋」さん角を右に、約15メートル先の角を左に曲がれば約30メートル先の右側に位置します。ギャラリーには駐車スペースはありません。15メートル手前や後にある有料駐車場をご利用ねがいます。

以下、吉川氏のDMから文章を引用しています。なお、ギャラリーの開廊は各週の金曜・土曜・日曜となりますのでご注意願います。

個展「アメリカンスナップ2000-2001」を来月開催。ぼくはコンセプチュアルな作品が多いが、写真の基本はスナップだと思う。
文化庁派遣芸術家在外研修で一年アメリカに滞在して、写真教育の調査といくつかのプロジェクトの作品制作。
それとは別に日常生活や小旅行を小さなカメラとネガカラーでスナップしたもので、昨秋、東京国立のGallery Chuffでの個展の三倍ほどを展示予定。
出身の奈良での展覧会は12年ぶり。こんな時期なのでぜひ来てくださいとは言えませんが、當麻寺の前です。
近くへお越しの際にはお立ち寄りください。

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