トップバナー ダイワ総合技術研究所

家を建てる、今回は大人の社会見学と題して、大手ハウスメーカーである大和ハウス工業株式会社の新技術がいっぱい詰まった総合技術研究所を訪ねて、奈良県奈良市にある奈良山研究パークまで行ってきました。プレハブ住宅を日本で初めて発表し、免震・断熱などの新しい技術への取り組みに力を入れている大和ハウス工業の奥の奥まで潜入して来たいと思います。 01_01map01

≪概要≫

大和ハウス工業株式会社 東証大証1部 1925

本社
大阪市北区梅田3-3-5
設立
1974年3月
売上
1兆348億円 2010年3月期
坪単価
規格住宅55万~65万 / 注文住宅70万~80万
業界第2位のハウスメーカー / 戸建- 4割 / 賃貸住宅・店舗- 6割

見学コースのご案内

1. ビデオ

最初にまず本館1階のスペースで椅子に座って、10分間程の企業紹介ビデをを見ます。ここでは大和ハウス工業が誕生してから現在までの歩みと、未来への取り組みを「あ・す・ふ・か・け・つ」のキーワードごとに紹介されています。わかりやすくて簡潔なビデオなので退屈しないですみます。

2. D’s ミュージアム

D’sミュージアム棟に場所を移すとエレベーターで3階まで上がります。ここでは世界の環境共生住宅フロアと題して、自然との共生を実現している世界各国の住居を、模型や映像で紹介してあります。自然の形状を利用した住居遺跡のレプリカが並び、モンゴル遊牧民の移動住居であるパオや徳島の伝統家屋を実際に移築展示してあったり見ごたえ十分です。また現在ドイツの地方都市カッセルで行われている、環境を重視した街作りへの取り組みをジオラマで紹介したりと、とても興味深い展示がなされています。あっという間に時間が過ぎて、「そろそろ次へ」と促されるまで、まじまじと見てしまいました。画像をいくつか紹介しておきますが、詳しい内容はHPにありますのでそちらをご覧ください。

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断崖の家 アメリカ

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パオ モンゴル

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徳島県の民家 日本

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鞍型屋根 インドネシア

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風穴のある家 パキスタン

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フンデルトヴァッサー・ハウス オーストリア

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カッセル・エコロジー団地
ドイツ

ヒストリカルフロア

3. テクノギャラリー

建物を移動して大和ハウス工業の先進技術を、見て、触れて、実感するテクノギャラリーへ向かいます。ここからは写真がとれなかったので、資料で主なものを紹介します。

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その後いくつか気になるところを質問して、大和ハウス工業が目指す家作りについていろいろと伺いました。説明員さんも最近建てられたご自身の自宅の話をされていました。女性目線の家づくりって大事なことがたくさんあります。細かいところへの気配りとか、コストの話なんかはやっぱり女性だなって思うような感想だったと思います。案内していただけるところはここまでですが。そのほか研究所内には、材料実験・防水実験・構造実験を行うテクノラボAと防火実験・防水実験・土質の実験を行うテクノラボBがあり、日々さらなる技術の開発の向けて地道な研究が続けられていると伺いました。そのほかシニアライフ実験住宅という施設を設け、これからの高齢者社会に対応した新しい住宅を提案していこうという取り組みもなされています。2時間ほどの速足の見学でしたが、有意義な時間になったと思います。次回大人の社会見学にもご期待ください。(常深)

※写真は全て研究所内で撮影したものです。
※イラスト・図は大和ハウス工業株式会社ホームページより借用しています。

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