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屋根・外壁材

屋根・外壁材は、建築会社のお勧めでガルバリウムを採用しました。

ガルバリウムとはガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛を主成分としたメッキをコーティングした金属板です。メリットとデメリットを簡単にまとめました。

メリット

・価格の割に耐用年数が長い

・耐震性が高い
屋根材の場合、他の材質に比べて軽いので倒壊のリスクが低くなる。日本瓦の約8分の1、スレート屋根の約3分の1の重量。

ナマケモノ

瓦屋根の場合はそれに即した構造で建てているので、屋根が軽い方がいいと一概には言えないというネット記事も見かけたのですが、地震か何かで構造自体にダメージがあった場合はやっぱり屋根は軽い方がいいのではないかと、、、素人の想像です。

・デザイン性
どこまでいっても好みの問題になるので、デザイン性が良いとは一概に言えませんが、シャープな印象になるかと思います。

ヒツジ
私達は気に入っていますが、まわりは古くからのお家が多いので、何あの真っ黒い家とか思われている可能性はあります。

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デメリット

・遮音性が低い
薄い材質なので音が伝わりやすい。

ヒツジ
雨音が気になるという話は聞きますが、うちでは子供が騒がしいのでよく分かりません。
ナマケモノ

ご近所さんから「いつも元気な声が聞こえるね。」と言われることはあります。私の怒鳴り声も、、、?!

・断熱性が低い
断熱問題については、断熱材のところでまとめたいと思います。

・強風に弱い
屋根が軽いと耐震性は向上するが、強風には弱くなる。

ヒツジ
家が完成した2018年大きな台風があり、まわりではブルーシートのかかる家もありましたが、我が家は新築という事もあってか、幸いにも被害はありませんでした。数十年後はどうなっているでしょうか。

・へこみやすい
薄くて軽い素材なので、何かが当たった場合へこみやすい。傷がついた場合錆びの原因になる可能性もある。

・潮風に弱い
潮風に含まれる塩分で錆びが発生しやすい。沿岸地域にはおすすめではない。

ガルバリウムにしてみて

今後家を建てる人が読んでくれているとしたら、身も蓋もない感想になりますが、性能面に関しては実際よく分かりません。

ナマケモノ

他の材質の家に比べて住んでみることもできないですし、例えば、断熱性の高い外壁材にしていたら夏場の温度が〇度違っていただろうなど、具体的な事は分かりません。

どこまでいっても専門的な事は分からないので、自分が信頼できると思える建築会社さんを信用するしかないのかもしれません。

我が家は「耐久性がある・耐震性がある」この2点の情報を元に決めました。(ご近所の皆様、遮音性は考慮せずにごめんなさい。)

とは言っても、一番はデザインのイメージかもしれません。やはりどこの建築会社にも、その会社らしい家の雰囲気があります。外観で言うと屋根・外壁材はそのイメージに大きく関わってきます。

我が家がお願いした建築会社の手がける家は主にガルバリウムを使用していたので、建築会社を決める時点でほぼガルバリウムを想定していたと思います。

ガルバリウムは、瓦屋根など他の材料に比べて歴史が新しいという事もあると思いますが、施工が難しく専門の施工業者が少ないと言われているようです。普段ガルバリウムを扱っていない会社にお願いするとなると施工面で心配があるのかもしれません。

家が完成してから2年ちょっと、今のところ概ね満足ですが、今後子供達が大きくなって例えば自転車で激突したり、何かをぶつけたりして外壁が傷ついて錆びができないか…などが少し心配なところです。10年後、20年後、どうなっているでしょうか。

ガルバリウムについて、こちらを参考にさせて頂きました。
ヌリカエ  https://www.nuri-kae.jp/column/articles/128

2020/09/30

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