zenkaku komoji

階段猫 2

大阪のとあるところ、階段の上に建てられた駐在所が取り壊され、代わりに住み着くことになった階段猫さん。ここまでは前回のお話し。季節はどんどん進み、蝉の声がやかましくなってきた真夏の階段と階段猫さんのその後のお話し。

どこにも行かないというわけではないのです。だから毎日ここにいると思ったら大間違いです。ただほとんどここにいて、ここではほとんど寝てるので、起こさないでください。

今日が暑いのか寒いのかはそんなに気になりませんが、そこが涼しいのか温かいのかは重要な話です。主に日蔭という所を探すのはどちらかというと得意なほうです。

でも日蔭がいつまでも続かないということも知っています。背中がじりじり言い始める前に目が覚めるのです。

むしろ時々日蔭を探すプロなんじゃないかと思います。言うなれば日蔭探し名人です。「日蔭名人」とでも呼んでください。本当のところは「日蔭名描」と呼ばれるんでしょうけど。

こういうことはそんなに簡単にできるもんではありません。電信柱の影のちょっとしたふくらみを利用しているのです。要は日蔭の話です。

最近なんとなくじっと見られているのは知っています。時々カメラとか向けられているのも知っています。でもいいのです。それが猫の宿命なのですから。ところで次の写真。

奥のほうにも猫が・・・

階段猫はいつも寝ている
階段猫は日蔭の達人
階段猫は実は2匹いる

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