« | メイン | »

大阪駅はエコステーション

写真 JR大阪駅がリニューアルオープンして連日多くの方が訪れています。その大きさもさることながらデザイン・利便性・アトラクション的な要素としての巨大建築の有意義さを私達に教えてくれます。注目すべき点は大阪駅が風力・太陽光発電・雨水利用システムなどを採用したエコステーションであるということです。ホーム東側の屋根に取り付けられた計448枚の太陽光発電用パネルは、橋上駅舎のエスカレーターや照明に必要な電力の約4分の1をまかなっています。そのほか屋上で使う夜間の照明分をまかなうために発電用の風車を備えています。一番注目したいのはノースゲートビルディングから大丸梅田店側へ斜めに張り出し、ホームを覆うガラス張りの大屋根(東西180メートル、南北100メートル)は、そこに降る雨水を集め地下にある貯水槽(1万トン)に水を貯めて濾過、手洗いなどに使われた水と合わせてトイレの流し水や植栽の散水用のほぼ9割相当に使われていると言うことです。家を作る、今回は節電・省エネ・再生可能エネルギーなどが叫ばれている時代に見る、雨水利用と言うキーワードから家について考えてみようと思います。(写真:平成23年5月5日 読売新聞より)(常深)

会社情報