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824.「マインクラフト おかしなコード 石の剣のものがたり(1)」
著:ニック・エリオポラス 絵:アラン・バトソン クリス・ヒル 訳:酒井章文/技術評論社

新シリーズ、石の剣のものがたり。お話は木の剣のものがたりの続きになりますが、、人工知能エヴォーカー・キングが石化!?普通のマイクラではありえないおかしなモブも出現、マイクラの世界が少しずつ変わっていくようです。

そしてプログラマーとして問題を解明したいテオと、チームを大事にするモーガンとの対立。うまくいかない様子がじれったくもありますが、チームの楽しさ、難しさ両方が描かれているのがいいなと思います。みんなは失われた友達を取り戻せるのか。新シリーズも楽しみです。

この間突然の爆音にベランダに出てみると、空にはブルーインパルス。我が家は万博に行くのか、行かないのか、どうなるやら。

2025-07-23-WED
823.「くすのきだんちのおとなりさん」
作:武鹿悦子 絵:末崎茂樹/ひかりのくに

くすのきだんちシリーズ、季節は秋。大きな満月の夜に、くすのきだんちの皆の部屋にあかりが灯る様子が素敵な表紙です。そしてよくよく見てみると、、、くすのきだんちの根元に小さなあかりがもう一つ。小さなおとなりさんのお家です。

誰かが忘れていった大きな靴に住む小さなおとなりさんはコオロギ。夜になるとリリリリ…と美しい音色をきかせてくれますが、ちょと人見知り。くすのきだんちの皆がそっと交流をはかっていく様子がほほえましいです。

お話には出てきませんが、この大きな靴を忘れていったのは誰なのか。人間なのか、大きな熊なのか、はたまた、、気になります。

この間、子供の音読の宿題を聞いていたら、「とんこととん ぶしかえつこ」、、、武鹿悦子さん!よく読んでいるお名前が教科書に出てくると嬉しくなります。

2025-07-22-TUE
822.「もくもくやかん」
かがくいひろし/講談社

このお話に出てくるのは、やかんにポット、じょうろ、きゅうす。皆で集まって何やら一生懸命頑張っている。そうか、暑い夏にめぐみのような雨が降る時は、やかんたちが頑張ってくれていたのか。昨日1日雨が降って、涼しく過ごせたのもやかんたちのおかげかもしれない。かがくいひろしさんのお話は、キャラクターに存在感があって、不思議な世界にも何だか納得してしまう感じが大好きです。

かがくいひろしさんの絵本の中でも「おしくら・まんじゅう」が大好きだった息子は、今ではこんな小説を読むようになりました。私は心霊系怖いので絶対読みません。

2025-07-18-FRI
821.「一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション」
選:鹿島和夫 絵:ヨシタケシンスケ/理論社

1年生の子供たちと担任の先生の交換日記のような「あのね帳」、初めて読んだ時は、その文章力にびっくり。本当に1年生が書いたの?と驚くようなものばかりです。そしてこんな素直な気持ちを、先生に対して書くなんて。鹿島先生は、子供たちが書いてきた「あのね帳」をその日に読んで、その日のうちに返事を書いていたそうです。その日々の積み重ねが、あんな文章を引き出しているのでしょうか。

いつも娘から手紙をもらうばかりで、返事がないと怒られる私、今日は返事を書こうと思います。

ヨシタケシンスケさんの絵もとてもいい。その表情に子供たちの気持ちが詰まっているようです。

1年生と言えば朝顔。夏休みに種を回収して、2学期に持っていかないといけません。

2025-07-16-WED

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