今日色眼鏡   ハニカムの日常を映す色眼鏡

2011年 no.13

6月18日(土) 「太閤下水」

古いものを新しくするのは時々とても困難です。特に使用頻度の多いものや公共的なものは特にそうだと思います。だから古いものと何となくやさしく付き合っていこうとする取り組みが長い間続けられています。大阪には太閤下水と言われる、秀吉が大阪城を作った頃と同じく整備された下水溝があります。ビルの間を縫うように進みこんな近代にありながら、下水溝のあるところだけビルが避けられて作られています。現在は当時の技術と排水に関する高い見識が評価されているとともに、小規模な改修が延々と続けられているのもまた事実です。

6月17日(金) 「BIRTHDAY」

人によって記念日のとらえ方は違っていると思います。誕生日や結婚記念日やその他もろもろの記念日があふれかえる日々、どんどんおざなりになってしまうのは当たり前と言ってしまいたいのですが、なかなか許してもらえないのが事情というものです。でもそういう記念日などに対するリアクションの強弱はやはり子供の頃の環境によるものが多いと思います。僕の家なんかはそんなに記念日を重要視するような家では無かったので今でも、誕生日とかは別に何もしなくてもいい感じなのですが。みなさんの家ではどうなのでしょうか?

6月16日(木) 「さや侍」

どうでもいい話で時間をつぶすために僕たちは生活しているわけではないのですが、時々はどうでもいい話をしながら日々を暮らしているように思います。そんな時の為にお勧めの映画です。そして映画館で見てしまったことを後悔しないほど時間とお金に余裕があるという自信がある人にだけお勧めして下さい。それでも幸いなことに映画の中で主演している新人の野見隆明と子役の熊田聖亜だけは称賛に値すると思います。それが監督の采配なのかは別として。それでも考えれば昔の映画ってこんな感じだったかなと思わせるような体験でした。

6月15日(水) 「断捨離のすすめ」

断捨離のすすめたるものが世の中で語られているようですが、その内容を聞いてみるとこんな感じです。とは入って来る要らないものを断つ。とは家にあるずっとある要らないものを捨てる。とは物への執着から離れる。全く言うがやすしというものです。僕から言わせれば、要らないものなら買いません。捨てるものならとっくに捨てています。欲があるから仕事もがんばれるのです。と言ってしまいたくなるのです。でも最近は少しだけ欲しいものがあっても、絶対その内飽きるだろうと思い込むように努力するようになりました。たぶん。

6月14日(火) 「言うこと」

感動をそのままありのまま伝えることは、まずほとんど無理だと思います。どんな言葉の響きも誰にとっても同じでは無いからです。でも言って伝えることが少しでも出来るのなら言わないよりはいいに決まっています。そういう意味でも八日目の蝉という映画を僕はお勧めします。そのストーリーもさることながら、誠実な原作へのアプローチや色使いなどに好感が持てる映画です。映画の中で様々ないいフレーズに出会えることもまた、いい映画の一つだと思います。境遇や逆境に苛まれている人に見ていただきたい。あえて言うことについて考えます。

6月13日(月) 「聞くこと」

聞く耳を持たない人にとって、何を話してももともと聞く耳を持っていないのだからどうしようもありません。暗くてさびしい道を歩いている者にとって、ほんの小さな明かりでも大きな拠り所になるように、求める所に答えが用意されているというようなことが時々あると思います。神は乗り越えられる試練しか与えないとドラマJINの仁先生は言います。迷う時自分の心の言葉を静かに聞いて、何を求めていたからその答えが用意されたのかをさかのぼって考えてみるのもいいかもしれません。ゆっくりとです。聞くことについて考えます。

6月11日(土) 「見ること」

心に目がある人がいます。相手の考えることが手に取るように分かる人です。心に口がある人もいます。自分の考えていることが言葉の端端に見え隠れする人がいます。どのようであれ、誰にも影響を及ぼさないで生活していけるわけないので、少しでも心の目を鍛えて他人をいたわったり、心の口をもう少し閉ざして他人に心を配って生活していければと思います。でも心で会話が出来るようになれば世の中平安かと言えば、そんなこともないと思います。見えるものも見えないものもすべて見ながら生活していければ思います。見ることについて考えます。

6月10日(金) 「NMB」

昨日行われた第3回AKB48選抜総選挙の結果が発表され、どれだけかはわかりませんがたくさんの方が固唾をのんで、その結果に見入っていたと思います。結果はさておき、日本全国の大人も子供も本人達も所属事務所も巻き込んだ、壮大なシュミレーションゲームのようで面白いなと思って見ていました。やってる本人や応援しているファンにとっては気が気でないかと思いますが、スポーツとか芸能ってそういう緊張感の中で行われるで意外な結果が出たり新たな才能が発揮されると思います。というわけで関西発NMB48山本彩を応援しましょう。

6月9日(木) 「一億円タクシー」

大阪の街を歩いていて、大阪の子供達は小さい時から結構おもしろいなと思いました。子供達と同じ帰り道。500円タクシーの話から、どんどんエスカレートしてついには一億円タクシーが出てきて、なんだか恐竜時代になって行くのです。以下彼らの作ったお話です。 むかしむかし、恐竜時代、無料大数、一億円タクシーが走っていました。一億円タクシーが倒産して10億円タクシーが走りました。そのタクシーには誰も乗りません、高いから。シュールです。何処にも行きつかないし何も求めない。付いて行きそうになりました。話の続きを聞く為に。

6月8日(水) 「忘れる考」

お客様、商品をお忘れですよと時々コンビニとかで言われることがあります。あっそうそうという感じになって恥ずかしい思いをするのですが、あの時はいったい何を考えて脳は行動を起こそうとしているのか不思議になります。お釣りを受け取る→同時に愛想よくありがとうなどと言おうとする→釣銭を確実に財布に入れようとする →次に待っている人のことが気にかかる→商品を忘れる。忘れ物が多くなるのは年齢に関係しているのかと思っていたのですが、最近はそうではなくて、その人の個人的な問題だと言うことにぶちあたりそうになり、焦ります。

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