今日色眼鏡   ハニカムの日常を映す色眼鏡

2011年 no.17

8月4日(木) 「朝の公園にて」

昨日は早く寝てしまったので、朝早く起きて公園まで歩いて来ると、いつもの藤棚の梁に見慣れない風鈴があるのに気が付きました。風が吹いて来て、いかにも涼しげかというと、けたたたましい蝉の鳴き声にかき消されて鳴っているのかもわからないほどです。向こうからはそろそろ開会式を迎える高校野球の学生達が、朝の練習を兼ねて来ているのでしょうか、お揃いの坊主頭が並んでいます。大阪城公園はどっぷりと夏のど真ん中にいます。そろそろ御盆休みがやって来るのですが、その前にやり残したことが一杯あるような気がします。

8月3日(水) 「日宿り」

雨傘があって日傘があるように、雨宿りがあって日宿りが無いのかというと、カエルの世界にはあるそうです。たぶん!きっとカエルの世界では雨が降っていると言うのが、彼らにとっては最高のお天気なので、かんかん照りのお天気は彼らにとっては雨宿りのようなものだという風に考えれば納得がいくのです。人間界ではというと、もうバッチリ日宿りしています。ビルの細い影を縫うように歩いたり、交差点などでは、どこにいてたのかと思うところから人が飛び出してきます。それだけ日陰に宿っていたのでしょう。カエルを見習って晴れたらもっと喜ばないとね。

8月2日(火) 「最近の食の傾向」

一年を通して比較的いつでも食べてやろうと思っている食べ物は実は餃子ではないかと思ったのです。冬は鍋に入れることもあるし夏はそうめんばっかりじゃやってられないから。だから餃子に対して相当思い入れがあるのかと言えばそんなことはなく、なんとなく餃子のタイプが餃子の王将のような感じだったら安心するし、点々みたいだったらそれなりの感じにアレンジして食べています。最近のお気に入りの一つに貝のみそ汁があります。暑いし誰もみそ汁なんか作ろうって思わないですよね。その時はホットモットのあさりの貝汁120円いいです。

8月1日(月) 「エストニアとせみ」

エストニアにはせみはいません。バルト海に面するバルト3国の一つであるエストニアは、位置的にいうとノルウェーと同じぐらいにあるので夏でも少し肌寒いぐらい。だからうるさく鳴くせみが珍しくて、思わずカメラを向けて写真を撮ってしまうと言うことでした。先週末なにわの日記念JAZZLIVEに行ってきました。トヌー・ナイソウ・トリオというともう澤野工房ではお馴染みのバンドで、何回かは日本には来ているのですが、こんな真夏にそれも蒸し暑い大阪に来て、せみに驚いて、しかも素晴らしいプレイをしていただいていい夏の思い出になりました。

7月30日(土) 「降りかかるもの」

火事場の見物人じゃないですがどうも何かどやどやしていると見に行ってしまうところがあるような気がします。余計なお世話という表現があるように、良かれと勝手に思い込んで動いてしまうところも考えなおさないといけないと思います。この前は階下の夫婦げんかを仲裁しようとして巻き込まれたり、近くの喧嘩を見に行ったら喧嘩をふっかけられそうになったり、泣き虫の子供をなぐさめていると逆になつきすぎたり、世の中ちょうどいいがちょうどいいのに、いつも度が過ぎてしまうことが多いです。降りかかって来るものをうまいことかわして。

7月29日(金) 「がん見」

電車の中で上手に葡萄を房からとって食べている若い人をまじまじと見入ってしまいました。いわゆるがん見というやつです。話は変わってこの間天神祭で神輿を見ていたのですが、たくさんの警備の警官がいる中、どうも若い警官が一人だけ見物人のように立ちはだかっていました。カメラを手にしたギャラリーの見物客もそろそろ文句が出始めた頃、今度はカメラマンを威嚇するようにがん見していました。目というものは口ほどに物を言うと言いますが、あれではさすがに警官でもけんかになるような勢いです。がん見はほどほどにしましょう。

7月28日(木) 「夏の計画」

夏休みの予定はありますか?今年はどこか旅行にでも行こうと思っていらっしゃる方は今から待ちどうしいでしょう、ただ休みがうまく繋がってないのが残念ですね。飛行機に飛び乗ってどこかへと行こうと言う感じにはならないのが最近の傾向の僕ですが、その分お金が貯まるかというと全然そうではないです。ちょっと出かけてちょっと使うお金も、どんと出かけてどんと使うお金もそんなに変わらないと言うのが最近の感想です。どちらにせよ、何の計画も無く直感だけで行く、これまでの行動パターンを見直さなくてはいけないと思う今年の夏です。

7月27日(水) 「勝手な話」

勝手に思い込んでいる話をします。早口でしゃべる女の人はほとんどの場合、声が高い人が多いと言うことです。全く何の根拠も無いのですが、そんなことを勝手に思っています。他にも、急いでいる時ほど遅いレジに並んでしまうということです。別にその科学的な根拠は全く証明されているわけではないのですが、多分体験した数が他よりちょっとだけ多いからそう思い込んでいるのだと思います。暑い日ほど黒い服を着てしまうとか、通りに立つとタクシーの数が減るとか、間の悪い電話をかけてくる人は毎回そうだとか、ほとんど勝手な話なのですが。

7月26日(火) 「永遠のテーマ」

ある取り組みを始めて、これから試験を受けるところです。試験を受けるのも講習を聞くのも、今では自動車免許の更新の時ぐらいになってしまいましたが、学生の頃あんなに長い時間と長い期間の間、机の前に座っていたのかと思うと我ながらよくやったと関心します。ただやっぱり聞くだけの授業を受けていたころよりは、今ここにいる学生は立場も年齢も様々でみなさんいろいろな眼差しで講習を受けていると思います。いつでも経っても学べきことは多いものですが、講習中の眠さもまたいつでも経っても変わらない永遠のテーマです。

7月25日(月) 「天神祭」

大阪にお祭りの夏がやってきました。天神祭の本宮が今日行われます。クライマックスは奉納花火ですが、神様に奉納する花火なのでちょっとだけ控えめです。天神祭は神事がわかりにくいだけに、ほとんどの人が花火しか記憶にないと言うところがちょっと悲しいですが、実はいろいろやっているのです。現在日本国内のお祭りのほとんどは江戸期に最盛期を迎えていると思いますが、当時の天神祭の絵図を見ると本当にたくさんの船が出て、それはそれは豪華絢爛なお祭りの様子が描かれています。天神祭をもっともっと盛り上げていこうではありませんか。

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