今日色眼鏡   ハニカムの日常を映す色眼鏡

2011年 no.9

4月30日(土) 「見直される時代」

震災を機に見直されている物がたくさんあります。 でも大半は電気を使った機器に対する物で、沸かし たお湯を貯めておく魔法瓶、炊いたご飯を入れておくおひつ、電池のいらないラジオだったり、消費電 力の少ないLEDだったりです。でもやはり一番見 直されるべきものは人の考え方だと言うことをみなさんも感じ始められているようです。便利を追求するあまり楽にあぐらをかいたような生活の中で、あたたかいのは当たり前、すぐ出来るの当たり前と言う時代にナゼ?を投げかけるいい機会かも知れません。

4月29日(金)

昭和の日

4月28日(木) 「雨宿り」

傘を持って来なかったのでバス停の小さなひさしの下で雨宿りをしていると、なんだか雨宿りなんて久しぶりだなと思いました。ちょっと距離があればタクシーに乗ってしまったり、近くならコンビニで傘でも買ってと思うところなんですが、別に急がないしこのまま待っててもいいかなって思えるそんな日だったんです。こうやって雨が降るのを見ていると、息づかいのようなものがあり、ざっと降る力強い時とすうっと納まっていく時があって見ていると当たり前なのでしょうが久しぶりなのか新鮮に思えました。さて小ぶりになったので帰ります。

4月27日(水) 「視線を垂直に動かすこと」

いかにして上手くモスバーガーを食べることはできないかと考えながら店舗の内装を見ていると、意外と頭上に向けて結構な装飾が施されていることに気が付きました。それからかも知れませんが、無印良品でも雑貨屋さんでも本屋さんでも街を歩いていても、美術館にいても視線を上下に動かして物を見ると意外と依然と違った風景があることに気が付きます。水平に見て垂直にみる。垂直に連続してみながら水平に動かすといった風にいろいろアレンジしながらの風景はもまた面白いなと思いました。もしかしたら他から見ると変な人になっているかもしれませんが、やってみてください。

4月26日(火) 「変な思考方法」

日本人の考え方なのでしょうか、弱いものを見るとどこかしら助けようかと思ってしまうのでしょう。勧善懲悪と言いますか正義のヒーローと言う方程式に当てはまっているドラマや映画などはよく流行っています。しかしそれと同じ意味合いなのでしょうか、一国の総理大臣までも、まー・さんも一生懸命やってるよ。あんなに言われなくても・・・とこんな感じの意見を時どき聞きます。人がいいのにも程があるのでしょうが、本当に日本人のある意味困った考え方だと思います。困った顔をした悪ものもある時には助けてしまう、日本人の変な思考方法だと思います。

4月25日(月) 「間に合わなかったら死ぬ」

あの信号が変わるまでに渡り切れなかったら死ぬとか、横断歩道の白い部分を通らなければ死ぬとか、昔から子供達は毎日死に直面するような日々を過ごしていました。もちろん当の本人は何にも考えてなかったと思います。子供に人気の遊びのドッジボールでは平気で命のやりとりがされていて、それは現実の中にある非現実みたいなものです。ただ最近でもつい今にも変わりそうな信号とかを前にするとこの信号を渡れなかったら・・・と考えている自分に気付きます。子供の遊びは結構尾を引いて怖いものです。

4月23日(土) 「苦手なこと」

苦手なことって何?って聞いたら数字とか運動とか朝とか意外と女性に多いのは掃除だったり洗濯だったりする のかも知れません。でも一番厄介なのはあの人苦手とか 上司が苦手とか人に対する苦手なんだと思います。でも 一度苦手だと思ってしまうともうすべてがその人を通らなくて済むような思考回路が働いてしまってまともな判断が揺らぎます。僕は時々苦手と思うタイミングで出来るだけこちらからアプローチして接点を探します。何か近いものはないかと。だって苦手に思うのはこちらサイドの問題で、意外と相手はウェルカムなのかも知れませんね。

4月22日(金) 「金言」

先人は大変立派な言葉を残しています。時は金なり早起きは三文の徳などお金にまつわることわざが多いのも人の世の常と言う感じです。でも僕が一番感心しながら出来ないのは先だつものは金だと思います。若い頃放蕩している僕を見て先人はとりあえず金は貯めておけ、いずれ何かやりたくなった時にお金がないのが一番つらいぞ。と言ったことを思い出します。その頃の僕は金は天下の回りものと、働いては物を買う、とりあえず買ってから必死で払うとかそんな人生を送っていました。いつまでもあると思うな親と金。今更ながらあせります。

4月21日(木) 「空気のメンテナンス」

自転車のタイヤの空気が抜けてしまっていて、いつもみたいにビューンという風にいかない時に、こんなに自分の体って重いのかと感じたことがありました。いつも便利なものもそうじゃなくなったとたん、すごい不便なものになるのだとも気付きます。震災後そんなものは結構一杯あるんだと今さらに思います。でも無くなって結構大変なものは自分の空気だと思いました。一度抜けてしまうと本当に進まないといけない時にうまいこと力が伝わらない。きっといい空気入れなんかじゃなくて毎日のメンテナンスが本当は大事なんだと思います。

4月20日(水) 「あられ好きの悲劇」

早いことしないとサラダセブンがなくなります。各自店舗をまわること。今朝方我が家をめぐったメールの内容です。一つの企業の廃業はその味に慣れ親しんでいた者にとってはこの上ない悲劇なのです。サラダセブンという色とりどりのあられを製造していた日東あられ新社が4月19日に自主廃業となりました。91年にも事実上倒産していたのですが当時は即席めんで有名なサンヨー食品の支援のもと再生していたはずなのに・・・。我が家ではご飯にサラダセブンをまぶしてお茶をかけていただくのがツウだと言うことです。さようならサラダセブン。

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