今日色眼鏡   ハニカムの日常を映す色眼鏡

2012年 no.12

6月14日(木) 「白熱する電球」

突然の白熱電球年内発売終了の報道を受けて、それではとりあえず今の内に白熱球を買っておこうかと思ったのは僕だけではないと思います。もはや当たり前のように言われているLED電球、寿命とともに価格も10倍と言うのは昔の話、今ではかなりお安くなって手の届く範囲になって来ました。口金を持つタイプの電球は我が家には、玄関と廊下と台所と洗面台とトイレと考えると結構小さな賃貸マンションでもあるものです。そろそろ古い頭を切り替えて省エネで明るいくらしにシフトするのもいいかもしれません。白熱する電球の話です。

写真

6月13日(水) 「様々な選択」

洗濯絵表示というものがあってTシャツとかの内側に水洗いOKとかの情報が絵表記されている物です。日本が推奨するJIS規格に対して欧米はISO、アメリカは別のものを使っています。長年統一しようという機運があったのですが、大きく動いたのは世界の工場として、また今や最たる販売先である中国の動きに従った形で、近くISOに統一されるということです。JISに慣れてる日本人はちょっと大変ですが、そんな最大の産地であった中国では今賃金高騰による日本の服飾メーカーの撤退と移転が始まっているということです。洗濯物の選択の話ですが何か?

写真

6月12日(火) 「鰻追いし小市民」

昨日思いきって抜歯したので注文した定食のたまご焼きがそっちには行かないように気を使いながら食べているカウンターの隣に、鰻定食が運ばれて来ました。もっぱら朝のニュースでは鰻が高騰していて今年は一般家庭のテーブルには載らないようになるかもしれないという話です。鰻と言えばこってりとしたタレに付けながらカリッと焼き上げた蒲焼も好きですが、鰻そのものの味がよくわかる素焼きも大好きです。ところで隣に運ばれてきた鰻がどんどん消費されて行く様をちらちら見ながら、もうそろそろ鰻が無くなるんじゃないかとちょっと心配な小市民です。

写真

6月11日(月) 「無駄を摘むこと」

無駄をなくすという言葉は良く使われていますしそう心がけて生きているつもりです。でもきっぱりと言っておかなければいけないことは、生きている限り無駄なことはどんどん生産されて行くのだということと、無駄なことほど案外おもしろいということです。何もここで説教する訳ではないのですが、最近の傾向に対するちょっとした心の反旗なのかも知れません。 無駄なものを一切切り捨ててしまって、明日芽が出るそんな小さなうふふなことですら摘み取ってしまうような社会はさみしい限りです。

写真

6月9日(土) 「家の博物館」

北海道に来てから様々な路線の電車に乗ることが出来ました。車窓からは郊外では水平線まで続く畝が美しい畑の様に見とれ、牧場ではサラブレッドがその若い体を自由に伸ばして駈けて行くのを見て本当に驚きました。市街地では何といっても家の形に見とれていました。北海道は家の博物館というほど様々な形をした屋根を持った家を見つけます。大体は雪に配慮されているような作りですが、その面白さは他の場所にはないほどです。写真のように自分達がやっている家を建てるというブログの盛の家にそっくりな家もありましたよ。

写真

6月8日(金) 「円山公園」

札幌市街を西に行くとひときわひっそりとした山のてっぺんにさっぽろ円山動物園があります。双子のホッキョクグマやオオカミがいることで有名だということで行って来ました。動物園がある一帯は円山という山を中心とした公園で園内には北海道神社があります。雨上がりの参道を歩いているとエゾ松の並木の中にひときわ大きなカシワの大木がいくつもあり神聖な雰囲気を醸し出してくれています。ところで動物園はどうだったかというと、双子のホッキョクグマは見れませんでした。でも見ても双子かどうかはきっとわからないと思います。

写真

6月7日(木) 「YOSAKAOIソーラン祭り」

昨日から札幌大通り公園を中心とする会場で第21回YO SAKAOIソーラン祭りが始まりました。ちょい見のつもりだったのですが、そこは邪魔ですのでこっちの方へと舞台の目の前まで連れて来られてそれから3時間半、15 ℃という北海道の夜の寒さとおしりの痛さに耐えながら、あまりの迫力に見とれてしまったのです。世の中にはまだまだ知らない面白いものがたくさんあるのだということと、日本の若者はぜんぜんイケテルと思うのです。競うというよりはいかに自分達チームのカラーを出して、そしていかに楽しく踊れるかにみんな真剣な眼差しでした。

写真

6月6日(水) 「札幌の天気」

ちょうど1月ほど遅れてやって来た札幌の春もとうとう追いついて、昨日は札幌市内でも25度以上の夏日を記録しました。昨日から大阪でも雨が降り始めていることでしょうが、こちらでは昼頃ぐらいから降り始めるかなという感じです。天気予報を見ていると特急電車が停まるぐらいの間隔で発表されているのに気付きます。大阪でいうと天満橋の天気と京橋の天気を伝えているような感覚です。良くはわからないですが、北海道が世界でも有名な畜産や農業、漁業など天気に左右される産業が発達しているからかもしれません。市内でもたんぽぽの綿毛がふわふわ飛んでいます。

写真

6月5日(火) 「羊ケ丘展望台」

モエレ沼公園ではその後プレイマウンテンと言われるモエレ山に登りました。冬はスキー、それ以外は展望台や芝生広場としても使われている山で、歩いて登ると翌日にはきっちり筋肉痛になるほどです。その後何に火が付いたのかわかりませんが、バスと地下鉄を乗り継いでとうとう二つ目の目的地羊ケ丘展望台までやって来てしまいました。クラーク博士の銅像があることで有名ですが、意外にも羊が少ないのにがっかりです。奥に見える札幌ドームでは阪神タイガースも敵地札幌に乗り込んで頑張っていることでしょう。その後くたくたになってホテルに戻るのでした。

写真

6月4日(月) 「海の噴水」

札幌に着いて時間があったのでモエレ沼公園に行ってきました。ずっと行きたいなって思ってたのですが、どうもいつも優先順位が低かったのでなかなか行けなかったのです。新千歳空港を降りた途端、寒いと思ったのと同時に、そうかこんな天気がいいのならと、地下鉄とバスを乗り継いでやってきました。イサムノグチの設計で有名ですが、その完成まではいろいろとあったと聞きます。一日に4回吹き上がる噴水は40分にもおよぶ大作でしたが、お子様と観光客の皆様の様々なやじや感性とともに静かに噴水は終わっていくのでした。

写真

会社情報