今日色眼鏡   ハニカムの日常を映す色眼鏡

2012年 no.20

10月23日(火) 「○せ窯さんのだるま湯飲み」

快晴の日曜日に丹波まで行ってきました。今田(こんだ) 町周辺には60弱の窯元があり、それを一堂に会して陶器市が開催されます。この期間中は通常価格から2割近くも安くなるので、それぞれお気に入りの茶碗や湯飲みを探し求めてテントからテントへ。いい感じの器に出会うと今度は窯元まで足をのばして見たくなるものです。画像は○せ窯さんの出店されているテント、丹波独特の焼き物の表情が現れただるま湯飲みです。さらにお安くしていただいて2つで¥6500、高いか安いかは別として何でも一期一会の出会いだと思って受け入れるのです。

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10月17日(水) 「MIX」

大人になって今一番読みたい本がこれ!なんてとお思いかもしれませんが、今一番読んでみたい本は漫画の「MIX」です。明星学園、双子、野球漫画、あだち充とくれば、80年代を少年で過ごした人にとってはそれは「タッチ」のリバイバルかと思うのは当然です。話は上杉達也が甲子園で優勝してから26年後を舞台としているのですから、それは連載漫画が増刷されたぐらいの反響では納まりきらなくなっています。「ゲッサン」という月刊誌を買うかどうかは迷っていますが、44歳になった南ちゃんを見たいような見たくないような気分です。

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10月16日(火) 「水都大阪 水辺のまちあそび」

「なんかやってる」と、うきうきするのがお祭りの醍醐味です。大阪にはもともと至る所に川が流れていて、人々は水辺で暮らしていました。その後たくさんの堀が埋め立てられ堰き止められた堀は汚れていき、へどろのたまった川には誰も近づかなりました。高度経済成長が終わって僕達の前にはゆっくりと眺めるべき川が無かったのです。いつの頃から大阪にきれいな川や堀をもう一度取り戻そうという取り組みが始まり、水辺にもう一度人々が集うようなお祭りや、イベントが開催されるようになりました。おてもとがふさわしいかは別としてです。

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10月15日(月) 「いい子の週末」

仕事が忙しくなってくるとどんどん自分がスカスカになっていくような錯覚に陥ることがあります。体は十分にみずみずしいのですが、いろんな意味でそう思ってしまうのです。そういう時はあらゆる方法で補充を求めるのことがあります。いい映画を見る!この際どどんと買い物をする!美味しいものを食べる!とかいう選択肢もありますが、時々は公園で寝ころぶ!なんてこともあるのです。秋の終りの飛行機雲の浮かぶ空に、蚊取り線香とからになった山崎の瓶。良い感じに補充が進みます。それで帰ればいい子なんでしょうが。

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10月12日(金) 「サントリー山崎蒸留所」

大山崎に来たのでそのまま足を延ばして、サントリー山崎蒸留所まで来ました。生憎製造工程を見学するツアーの受け付けは終了していたので、園内を歩いてみました。入り口右手にウィスキー館があって中にはサントリーや蒸留所にまつわるヒストリーが展示されています。以前少しこの工事にかかわったことがあるので懐かしかったです。その先にはテイスティングが出来る場所があって一杯¥2300の25年物の山崎などが飲めます。ふと棚に置かれているボトルには1970年蒸留の文字、いい感じに熟成していてくれればいいですね。僕もですけど。

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10月11日(木) 「大谷正樹さん作」

おおやまさきさんさくを変換するとこうなったのですが、本当は大山崎散策が正解です。週末にそうだそろそろと思って、大山崎にあるアサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきました。モネの睡蓮で有名な美術館ですが、民芸運動に携わった陶工達の作品が並んでいるのでも有名です。保護運動の末残された山荘も美しいですが、敷地内には美術館の中心部である安藤忠雄が手掛けた地中館や、それに続いて今年完成した山手館があります。ちょうど山手館完成記念特別展が開催されていました。とてつもない坂道を上って訪れてみてください。正樹さん!

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10月4日(木) 「取るに足らない夜に」

昨日はさすがに飲みすぎました。朝から疲れてます。別に日本ハムが優勝したからという訳でもなく、若くして亡くなった金子さんの追悼という為でも無く、ただ自家製もつ鍋がうまく出来過ぎたという感じの夜だったのです。久しぶりにがははと笑って、たわいもないうんちくを語ったりと言う、気の置けない知り合いと、別段取るに足りないような夜でした。後に残るものは二日酔いのぐったり感とほとんど無意味な会話の断片ぐらいです。ただ一緒にストレスも消えてしまったのでしょうか?今日も一日頑張ることにします。

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10月3日(水) 「遊びたい病」

日常がせわしなくなってくるとどっか旅行でも行きたいなと思うのは、ちょっと軟弱な発想かもしれません。それでも気温が下がってあちらこちらで紅葉などの便りが聞こえて来る頃には、おおーどっかに行きてー的な衝動が湧いてきてどうしようもないのです。そんな時に紅葉の黒部峡谷でトロッコ電車に乗って・・・とか言われると、そりゃ行くでしょう!ってなってしまうのです。でもまた秋スイーツ特集を見ると、おースイーツっ!ってなるし、注目の映画目白押しとか聞くと、映画館ってなってしまうのは、そもそもそういう病気です。

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9月28日(金) 「歯ブラシの軟弱化について」

絶対的に不利な格好で無防備にも口を空けて、歯科衛生士のお姉さんにもう少し大きく口を開けて下さいと言われながら診察台の上に横たわって考えています。一般家庭の一人当たりの年間の歯ブラシの使用数は約4本。待合の貼り紙にはそう書いてありました。自慢して言う訳ではないですが、僕の場合約2週間で新しい歯ブラシに変えていると思います。最近歯ブラシが駄目になる頻度が早くなっているとは気付いていましたが、こんなに一般社会とかけ離れていては駄目だと今改めて思っているのです。ただ最たる理由は歯ブラシの軟弱化だと思っています。

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9月27日(木) 「歩道のアート」

普段何気なく通り過ぎる工事跡なんかにも、実はとってもアーティスティックな書き込みがあって、こころにほっこりしたものが残ります。書いた人にとっては、ただこのあたりに電気か水道の管が埋まってますよとか、埋めたので気を付けてくださいとかいう表示なのに、なんとなく書いた人の絵心が伝わって来ます。しばらくするとどうせ舗装工事が始まって、こんな書き込みは消えてしまうのだけれど、暫くの間のお楽しみだと思えばおもしろいなと思うのです。かといってエスカレートするのも問題ですが、これぐらいのアートが秋の始まりにはぴったりです。

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