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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
460.「お月さまってどんなあじ?」
マイケル・グレイニエツ 訳:いずみちほこ/らんか社

「お月さまってどんなあじ?」動物たちは、お月さまを見るたびに気になっていました。動物たちは一番高い山に登って、順番に背中にのって、お月さまを目指します。

お月さま目線で書かれているところもあって、お月さまが捕まらないようにひょいひょいっと逃げているところがおもしろいです。最後にネズミがきたところで油断したお月さま、とうとうパリッとかじられてしまうのですが、どんな気持ちだったのか聞いてみたい。

そしてお月さまのかけらを分け合って食べた動物たち。ずっと気になっていたお月さまの味は、、、「みんながそれぞれ一番好きなもののあじがしました。」

「一番好きなもののあじ」って言われると、自分の好きなものをたくさん想像してしまって、その瞬間幸せな気分になって、いいなぁと思いました。娘に「どんなあじがすると思う?」と聞いてみると、「はちみつのあじ。」とちょっとはにかみながら答えてくれました。こんな話ができるのも楽しいです。

今日から息子の夏休み=お弁当を作らないといけません。お弁当にバナナが入っていると嬉しいらしいので毎回入れます。お弁当箱のスペースがだいぶ埋まるので私も嬉しい。

2022-07-21-THU
459.「あかんべノンタン」
キヨノサチコ/偕成社

あっかんべーをして、友達を驚かせるのが楽しくて仕方ないノンタン。皆から「ひどいよ!」と言われても気にしない!

調子にのって、おひさまにもあっかんべー!すると「うるさい!たべちゃうぞ!あっかんべえ!」と大迫力のあかんべを返されます。ノンタン、びっくりして家に逃げ帰りますが、今度は家の窓やベッドが大きなあっかんべーに見えて、腰をぬかしてしまいます。

怖い思いをして、最後は皆にごめんなさいするのかな?、、と思いきや、「でもやっぱりあっかんべは楽しい!やめられない!」で終わるのがノンタンだなと思います。

最近子供たちのいたずらを叱っても、笑って聞いてない時があって、まるでノンタン。それでも駄目なことは駄目だと伝えないといけないし、今響いてなくても大人になった時に思い出してくれるでしょうか。叱るって大変。

この間保育園の夏祭りがありました。昨年は「抱っこ!」で私から離れなかった娘が、今年は自分から輪の中に入って元気に盆踊りをする姿を見ると、一年の成長ってすごい!と感動してしまいました。

叱った時の言い訳とか開き直り方もぐんぐん成長中、、。

2022-07-20-WED
458.「ぼくはめいたんてい まよなかのはんにん」
文:マージョリー・W・シャーマット 絵:マーク・シーモント 訳:光吉夏弥/大日本図書

ぼくはめいたんていシリーズ、今回は近所の男の子からの依頼、毎晩夜中にゴミの缶をあさる犯人を捜して欲しいというもの。

今回もネートの堅実な仕事ぶりに感心してしまいます。近所への聞き込み、夜行動物の調査、そして夜にゴミの缶にひそんで犯人の待ち伏せ!自分のことを「めいたんてい」と言うだけあって、プロ意識がすごい。子供向けのお話だけど、すごいひらめきでズバッと解決とかじゃないところがおもしろいです。

そして事件の真相に、ネートの大好きなパンケーキが関係していたなんて、ちょっと笑ってしまいました。次はどんな事件を手掛けるのか楽しみです。

週末は、この夏初めての蝉取りに行ってきました。昨年までは、娘と私は遠巻きに見守るだけでしたが、今年は挑戦!2匹とりました!生まれて初めて蝉を捕まえたかもしれない。息子は15匹くらい捕まえて満足そうです。

2022-07-19-TUE
457.「ゆうかい・まいご どうするの?」
絵:せべまさゆき 監修:国崎信江 編者:WILLこども知育研究所/金の星社

私は知らなかったのですが、最近は「いかのおすし」という防犯標語があるようで、子供たちが保育園や小学校で教わっています。この絵本は、その「いかのおすし」がのっていたので、私も最近の防犯事情を勉強しようと借りてみました。

分かりやすい絵で、子供たちに伝わりやすくて良かったなと思います。今まであまり防犯について子供と話してなかったけど、もうしっかり話さないといけない年齢、、。いいきっかけになりました。忘れないように定期的に話したいと思います。

この間息子に、家の前で育てているトマトの収穫をお願いし、最後玄関のカギをかけといてね、ってお願いしたのです。そして息子が戻ってきて、しばらくしてから玄関を見たら、ドアが全開でした。カギどころではない。やっぱりまだまだ心配、、!

2022-07-15-FRI
456.「ほねほねザウルス ティラノ・ベビーのオニたいじ!?」
ぐるーぷ・アンモナイツ カバヤ食品株式会社/岩崎書店

新しい冒険を探して旅をするベビー、トップス、ゴンちゃんの3人組。ある朝起きるとトップスの姿が消えている!ベビーたちがトップスを探していると、きびの国から来たというほね太郎に出会います。

桃太郎をベースにしたお話なのですが、鬼と恐れられていたのは、実はツノを持つほねほねザウルスたち。ツノ帝国を作るため、ツノのあるほねほねザウルスをさらって集めていたようです。それでトリケラのトップスも!

そして鬼ヶ島で正体を現したボスは、ミノタウロス!「鬼、、というより、ウシだね。」というベビーの冷静なつぶやきに、子供たち毎回爆笑です。今回も冒険あり、笑いありの楽しいお話でした。

個人的にすごく共感したところがあったのですが、ベビーが敵のオオツノジカみたいなやつとの対戦で、左側のツノに飛び乗り体重をかけて、左に曲がらせて壁に激突させるのですが、これ子供を乗せた自転車と同じ。子供が後ろで揺れると一緒に曲がるから!危ないから!と伝えておきました。

来週はいよいよ小学校の夏休みが始まります。どうなるやら。児童会から、本に名前を書いて持ってくるようにとあり、図書館の本だと管理も心配だし、ほねほねザウルスとゾロリを2冊ずつ買いました。

2022-07-14-THU
455.「かいけつゾロリのチョコレートじょう」
原ゆたか/ポプラ社

当たりくじがついた「ぶるるチョコ」。何と当選商品はチョコレート城なのですが、ずるーいぶるる社長は、当選者が出ないようにいじわるい工夫をしています。でもさすがゾロリは、ぶるる社長が想定していなかった「いやしんぼ食べ」で当たりを発見!(この食べ方真似しないでねって書いてあるけど、ほんとに真似しないで!)

当たりが出たもののチョコレート城を渡したくないぶるる社長と部下のこぶる、次々とずるい攻撃を仕掛けてきます。でもゾロリたちも負けてはいない。やられたらやり返しての攻防戦がおもしろいです。

最後はうまいことチョコレート城を手に入れたゾロリたち。でも、やっぱり、そうなるね。っていう安定のラストです。

このお話を読んだ後、ちょうどテレビアニメでもぶるる社長とこぶるが出てきて、大盛り上がりの子供たちでした。やっぱりずるかった、、。

この間娘が(何か忘れたけど)すごい事をしていて、「ずるいやろ?」って聞いてきたので、「ずるくないよ、すごいよ。」と答えると、「違うの!ずるいの!」とお怒りでした。ずるいに憧れる娘、、。

2022-07-13-WED
454.「ひとつめのくに」
せなけいこ/童心社

せなけいこさんの妖怪シリーズ、今回はひとつめ。いんちき見世物師の男が、ひとつめ小僧を捕まえて見世物にしようと旅にでます。噂に聞いた場所で本当にひとつめの女の子に出会い、、

女の子をさらって逃げようとしますが、沢山の人が追いかけてきて捕まってしまいます。そう、そこはいつの間にかひとつめの国。誰を見てもひとつめばかり。二つ目の男は珍しがられ、見世物にされてしまうというお話です。

普通とか常識というのは限定的で、男は、人間の子供は捕まえないかもしれないけど、ひとつめの子は簡単に捕まえようとしてしまう。男は逆に見世物にされていい気味ですが、普段同じような事をしていないだろうかと、ちょっと怖くもなりました。

息子は保育園の頃、よく友達と妖怪退治をしていました。服が汚れて帰ってきた日に、妖怪退治してたからと言われたのも懐かしい思い出。最近そんな事を言うのも少なくなってちょっと寂しいです。

2022-07-12-TUE
453.「はじめてのおつかい」
筒井頼子 絵:林明子/福音館書店

牛乳を買ってきてと、おつかいを頼まれたみいちゃん。100円玉を2枚にぎりしめて出発です。

おつかいを頼まれた嬉しさとか自信とか、不安や緊張、いろいろな感情がみいちゃんから伝わってきます。みいちゃんにとって、きっと忘れられない一日になったはず。お話の中では出てこないのですが、表紙の「おつかいできた!」というキラキラの笑顔がとてもかわいいです。

みいちゃんのお母さんは、家じゃなくて、坂の下まで来てみいちゃんの帰りを待っていました。その気持ちもよく分かる。私もこの間、息子に初めて家から50m程のポストまで手紙を出しに行ってもらいましたが、下の娘もついてくっていうもんだから、余計に心配で、ずっと家の前でウロウロ、ウロウロ、、。(買い物に行かすのはまだまだ心配、、。)

先日頂いたお酒、金箔の桜が入っていてとてもきれいです。いつか子供とお酒を飲む日が来るのか、それまでにどれだけ心配することがあるのか想像するとくらくらします。

2022-07-11-MON
452.「もりのおもちゃやさん」
作:舟崎靖子 絵:舟崎克彦/偕成社

今回のもりのシリーズは、たぬきのおもちゃやさん、、、といっても、まだショーウィンドウの中はからっぽ。そこでたぬきさんは、「あなたのおもちゃ」を募集します。

「あなたのおもちゃ」とは自分をモチーフにしたおもちゃのこと。商品がないので、皆から募集しようってところが斬新です。そしてたぬきさんは、「さすが、たぬきさん!」と言われるようなおもちゃを考えようと一人闘志を燃やすのでした。

そして森のみんなが、完成したおもちゃを持って集まります。へびさんはへびのびっくり箱、うさぎさんはぴょんぴょんはねるうさぎ、皆自分の個性を生かした素敵なおもちゃ!そしてたぬきさんのおもちゃは、、、「さすが、たぬきさん!」たぬきの妖術か?と思うくらい不思議なおもちゃです。たぬきさんの満足そうな顔がいい。

集まったおもちゃは売り物になるのでしょうか。大好きな友達の形のおもちゃがあるってのも嬉しいかもしれません。それとも皆がおもちゃで遊べる広場になるのかな?今後の事はたぬきさんもまだ考えていなくて、またこれから一生懸命考えるのかもしれません。これからどんなおもちゃやさんになるのやら、たぬきさんの新作も楽しみです。

小学生と言えば朝顔、この間頑張って鉢を持って帰ってきました。そしてこのまま水やり、観察を続けて、種を回収して2学期に持ってきて下さい。ってさらっとお手紙に書いてあったけど、種ってそんな簡単にゲットできるもんだったっけ。親の方がプレッシャー、、。

2022-07-08-FRI
451.「ノンタンいたいのとんでけ~☆」
キヨノサチコ/偕成社

妹のタータンを突き飛ばしてしまったノンタン。足をすりむいて泣くタータンに、ノンタンは「いたいのいたいの、あっちのお山へ飛んでけ~!」とおまじないをすると、、

「いたいの」が本当に「あっちのお山」にくっついた!怒ってタータンを食べようとするお山がなかなか怖い!慌てたノンタン、今度はいたいのを海に飛ばすと、、、そう、今度は海が怒ってノンタンもうパニックです。

でもパニックになりながらも、「タータンを食べないで!」とノンタン頑張った!最後にいたいのを「いたいの怪獣」にとばしてしまって、「いたいの怪獣きちゃうかな、、(皆でどきどき)、、来ないね。」「しーん、、。」読んでいても焦ってしまうノンタンのパニックからの「しーん、、。」にほっとして笑ってしまいます。

いたいのは、「いたいの怪獣」が食べてくれていたのでした。ハラハラどきどきしつつ、最後は皆で笑顔になれるおもしろいお話でした。(その後うちでは「しーん、、。」がブームに。)

今日は七夕。この間子供たちと短冊を描いたら、息子は「サッカーが上手になりたい。」「風のように速く走りたい。」、娘は「うんていがもっと上手になりたい。」意外と現実的。頑張れ!

2022-07-07-THU

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