二川美知枝写真集

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二川美知枝 Michie Futagawa「やがて来たりぬ」「みなぎわに躍る」自費出版、2017年。

二川さんは岡山県生まれ、現在は大阪を拠点に活動する写真家である。2020年 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)通信教育課程 写真コースを卒業する。両書は 2017年の8月25日付で刊行され、同じ書形をとる双子のようである。人為的に形成されたものが年月を経るうちに次第に風化していく。そんな時のうつろいを感じさせるモノクロームの写真集「やがて来たりぬ」。ものごとの後先の一瞬の躍動感を切り取ったようなカラーの写真集「みなぎわに躍る」。卒業制作である「あとのあとは/後の後であり/後の跡でもあり/後の痕でもある」は、7月6日より東銀座のIG Photo Galleryで初個展として開催される。過去に大規模な地震や火山活動があった場所を訪れ撮影された本作は、自然と人間のうつろいを見つめてきた作家の真骨頂である。
以下、ギャラリーからの情報です。

二川 美知枝個展
「あとのあとは/後の後であり/後の跡でもあり/後の痕でもある」
  • 会期:2021年7月6日~07月24日
  • 場所:IG Photo Gallery
  • 〒104-0061東京都中央区銀座三丁目13番17号 辰中ビル3階
  • 東京メトロ日比谷線、都営浅草線「東銀座」駅下車
  • 会期中のイベント情報はこちらから
  • https://www.igpg.jp/index.html