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590.「ほねほねザウルス ティラノ・ベビー、かいぞくになる!?」
ぐるーぷ・アンモナイツ カバヤ食品株式会社/岩崎書店

とあるバイキングたちと出会ったベビー、トップス、ゴンちゃん。叩いたものを何でも凍らせてしまうという秘宝「アイスハンマー」を持つ彼らですが、リーダーの弟、ボキが「アイスハンマー」を持ち出し、世界中を凍らせてしまおうとほねほね大魔神と手を組んでしまいます。

ベビーのお父さんティラノや、トップス、ゴンちゃんもバイキングたちと一緒に船ごと氷漬けにされてしまい、何とか難を逃れたベビーと、バイキングのリーダーの息子ビットが、皆を助けるためにボキを探す旅に出ます。

「アイスハンマー」の他にも、「燃える黒い水(石油)」などおもしろいアイテムが出てきて、子供たちは夢中になっています。文章量が多く、アドベンチャーな単語も多く、音読が難しいほねほねシリーズですが、このお話は何回か借りていて、だいぶ慣れてきました。

こちらももう何回も借りている子供たちのお気に入り、どろぼうがっこう。渋い絵柄なんだけど、やっぱりおもしろいようです。

2023-06-12-MON
589.「わたり鳥」
鈴木まもる/童心社

図書館でパラパラっと見て、鳥の絵の美しさにひかれて、何となく読み始めたのですが、、、

わたり鳥の力強さに圧倒されっぱなしでした。ものすごい距離を渡っているということは知っていたつもりでも、それを文章で読んで想像してみると、ものすごい。子供たちと「わたり鳥ってすごいな!」と何回も言いながら読みました。

わたり鳥の種類や生体、暮らしなどもわかりやすく描かれていて、日本に100種類ものわたり鳥がきていることも初めて知りました。そしてやっぱり絵が美しい。わたり鳥の生態を知りながら読むと、さらに迫力を感じました。これから外でツバメやカモを見かけても、違った気持ちで観察してしまいそうです。

そういえば私が通っていた幼稚園では園長先生が、白鳥が困難を乗り越えながら海を渡っていくという長編紙芝居(手作り)で、お話して下さってたなと思い出しました。当時は失礼ながらピンときていませんでしたが、今なら園長先生の気持ちがわかります。白鳥のように、困難に負けることなく、力強く羽ばたいていってほしい、、という気持ち(ですね?)

またじっくり読み返したいなと思う一冊です。

2023-06-09-FRI
588.「かいけつゾロリのメカメカ大さくせん(51)」
原ゆたか/ポプラ社

今回のゾロリは、ロボット相撲でブルル・コブルと真っ向勝負。両チーム、巨大ロボットを改造して勝負に挑みます。

勝負は5日間、ロボット相撲と聞いて、ロボット同士で相撲させると思い込んでいたゾロリチームですが、、何と1日目の勝負は紙ずもう。見当違いの改造をしていたゾロリチームはもちろん勝てるわけがなく。話をちゃんと聞いていないゾロリもゾロリなのですが、やはりブルルはずるい!2日目は指ずもう、3日目は腕ずもうと想定外の勝負が続いていきます。(相撲もいろいろある、、)

きょうふのカーレースを思い出す、メカ改造対決がおもしろかったです。こんな改造ができるなら、夢のゾロリ城なんて簡単に建てられるんじゃ、、と前にも思ったような。

昨日の天気予報では今日一日雨のはずが、朝起きたら晴れにかわっていて嬉しいです。

2023-06-09-FRI
587.「アナと雪の女王 ボールペンイラスト」

アナと雪の女王のイラストの描き方の本で、お話ではないのですが、子供たちが頑張って練習していたのでアップします。

描き方がのっていると言っても、エルサとアナはめっちゃ難しいので、息子も娘もオラフばっかり練習していました。その結果、、、

この本を読む前に、娘が描いたオラフ。それが、、

描くべきポイントをおさえて、すごい成長!!

2023-06-07-WED
586.「まゆとおに」
作:富安陽子 絵:降矢なな/福音館書店

やまんばの娘、まゆはある日森の中で鬼に出会います。まゆは「鬼」を知らなかったので興味津々。一方鬼はおいしそうなまゆを食べてやろうと、自分の家に誘います。

危険な展開にどきどきしながら読み進めましたが、全く心配はいりませんでした。まゆはものすごい力持ちなのです。鬼の魂胆なんて気が付きもしない、無邪気なまゆと、だんだん情けない顔になっていく鬼の対比がとてもおもしろい。まゆをゆでようと、大きな鍋にお湯を沸かしていた鬼でしたが、まゆの純粋な親切心によって、鍋に放り込まれてしまうのでした、、

降矢ななさんの絵が見たくて借りてみた絵本だったのですが、すっかりまゆのファンです。シリーズがあるようなので、借りてみます。

先週末、ホタルを見に行ってきました。山のふもとの小さな小川に、キラキラ光るたくさんのホタル。とてもきれいでした。子供たち、大人になっても覚えていてくれるでしょうか。

2023-06-06-TUE
585.「おしりたんてい むらさきふじんのあんごうじけん」
トロル/ポプラ社

ある日おしりたんてい事務所にやってきたお客さん、、、おいしいサツマイモが有名なオーイモ農園のむらさきふじんです。ご先祖が残した宝の暗号を解いてほしいとの依頼です。

むらさきふじんと一緒に農園へ向かうおしりたんていとブラウン、謎解きが始まりますが、むらさきふじんの様子がどうもあやしい、、、

実はこのむらさきふじんは偽物で、正体は「かぎづめのシロ」という強盗。本物のむらさきふじんに、温泉旅行当選!という偽の手紙を送って農園を留守にさせ、その間にお宝を盗もうという計画だったのです。この手口、本当にありそうでぞっとしてしまいます、、

何度か読み返すと、偽物のむらさきふじんの正体を匂わす手がかりが、さりげなくでてきていたり。大人もなるほどと思う推理要素があって楽しめます。

そしてご先祖様の残したお宝とは、、黄金色のサツマイモ。金銀財宝を期待していたシロはがっくりしていましたが、むらさきふじんにとっては、かけがえのないお宝だったようです。オーイモ農園のサツマイモ料理食べてみたい!

昨日はご近所の畑でじゃがいも堀りをさせてもらいました。子供たちも宝さがし感覚で、土の中からじゃがいもが出てくるたびに大喜び。ついでにナメクジやらミミズやらカエルが出てきても大喜び、、、。夜は早速じゃがバターを作って、とてもおいしかったです。

2023-06-05-MON
584.「かいけつゾロリ はなよめとゾロリじょう(50)」
原ゆたか/ポプラ社

世界的に有名な美術品「ブタンカーメン」が行方不明に、持ち主から懸賞金100億円がかけられます。偶然にもそれを発見したゾロリは、持ち主のところへ向かいますが、、

100億円があれば、、と妄想が先走るゾロリ。100億円を手に入れる前に、イシシとノシシに、夢のゾロリ城となる物件と花嫁を探させることにしますが、、

結局「ブタンカーメン」が行方不明だったというのは、持ち主が展覧会を宣伝するための嘘で、振り回されただけのゾロリたち。たくさん集まっていた花嫁候補もいつの間にかいなくなってしまいましたが、むしろほっとします。お金目当ての結婚はうまくいかないから!とついついママ目線、、。一緒に旅をするようなお嫁さんが見つかるといいなと思います。

この間、西宮のポップサーカスに行ってきました。娘は初めての場所が苦手なので、事前に動画をみて大体の演目を把握していったのですが、もう生の迫力は全然違いました!子供たちも予習していたおかげで、アイドルに会えたようなテンションで大騒ぎ。私は今まで予習しない派だったのですが、アナ雪も本を読むことで映画が楽しかったし、子供たちは繰り返すことで深く楽しんでいるんだな、と何だか勉強になりました。

2023-06-01-THU
583.「アナと雪の女王2」
角川アニメ絵本

うちのアナ雪ブームはまだまだ続いています。図書館でCDも借りてきて、車で聞けるようにしたらずっと熱唱しています。そんなわけで2の本も借りてきました。

息子も娘も、アレンデールとノーサルドラの話は難しそうでしたが、火の精霊ブルーニや水の精霊ノックのキャラクターに心つかまれたようで、真剣にお話に耳を傾けていました。

先日DVDも見たのですが、おもしろかったです。本を読んでいたおかげで、ストーリーを追いやすく、子供たちも飽きることなく一気に見終えました。1では「とまどい~傷つき~♪」だったエルサが、2では何て力強い。荒波を駆けていく姿も、アレンデールに氷の壁を作るシーンも、とても迫力でかっこよかった。子供たちは終始オラフに大爆笑でした。いいことたくさん言ってるんだけど。

この間の誕生日にアナ雪のレゴももらった娘。小さなブルーニがお気に入りのようです。

2023-05-31-WED
582.「それしかないわけないでしょう」
ヨシタケシンスケ/白泉社

未来が不安になった女の子がおばあちゃんに相談すると、「大丈夫、それしかないわけないじゃない!」と笑顔で答えてくれます。それに物事は、「よいか わるいか」「すきか きらいか」だけではない、どっちでもない答えがあっていい。好きでもない、嫌いでもない、「すらい」があってもいい。

子供たちは「おもしろい!」と読んでいるのですが、私は読むたびに励まされるような気持ちになります。どんな場面においても、「それしかないわけないじゃない!」その事をユーモアたっぷりで教えてくれるこの絵本、本当に好きだなーとしみじみ思う一冊です。

先日スイミングに行ったとき、天気予報はくもり、車に傘を置いたまま出かけたら、、帰りにめっちゃ雨が降ってきました。スイミングの建物から駐車場まで距離があって、「天気予報では曇りだったんだけどな、」と私が言うと、子供たちに「未来はわからないでしょ。」「それしかないわけないでしょうの本で言ってたよ。」と返されました。一緒に読んだ本がそうやって心の中に残っているのかと、嬉しい出来事でした。

2023-05-26-FRI
581.「かいけつゾロリのはちゃめちゃテレビ局(49)」
原ゆたか/ポプラ社

前回のだだだだいぼうけんがかっこいい冒険ストーリーだった反動か?、今回ははちゃめちゃテレビ局。本当にはちゃめちゃ、これもまたゾロリらしい。

またまた、低視聴率に悩むねこじまディレクターに泣きつかれたゾロリはおもしろいテレビ番組を作るために奮闘します。えんま大王まで呼んできちゃうところには、子供たちと笑ってしまいました。いつのまにそんな仲良しに。

クイズ番組もヒーロー番組もゾロリの手にかかって心機一転。ドラマには、エルゼ姫とのラブシーンを夢見て自ら出演。ゾロリのアイディアはきっと、「視聴者が喜びそう」の前に「自分が楽しい」があるからいいんだなと思います。

ちなみにはちゃめちゃの回は、王道冒険ストーリーと比べて小さい文字が多い気がするので、読むのが大変です!

アニメのゾロリで、カードゲームバトルのお話があったようで、その世界観にすっかり夢中になった息子、カードを作って戦おうと言ってきました。そんなん強いカード作ったもん勝ちやん、、というのは口には出さす、私も頑張って作りました。もちろん息子の勝利です。

2023-05-25-THU

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