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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
30.「ぼくのトイレ」
鈴木のりたけ/PHP研究所

息子のトイレトレーニングが停滞していた昨年、少しでもトイレに行く気になればと気分転換?に買ってみた絵本です。もちろんこれを読んでオムツ卒業!とはいきませんでしたが、買ってみて良かったなと思う一冊です。

狙ってそう書かれているのか分かりませんが、リズムにのせて読みやすい文章、文字数になっていて、読んでいる内にこっちも楽しくなってラップ風になってしまいます。

ふにゃふにゃトイレとかトイレットコースターとか、びっくりする発想のトイレが次々に出てくるのですが、子供にもおもしろい事を考える楽しさみたいなものが伝わればいいなと思います。

ウォーリーを探せ的な要素もあったり、冒険要素もあり、子供が小学生になってからでも一人で読んで楽しめそうな絵本です。

2019-08-01-THU
29.「いただきバス」
作・絵:藤本ともひこ/鈴木出版

勢いのある絵本だなー!というのが初めて読んだ時の感想です。ネズミの子供たちが、おしゃべりのできるバスにのってリンゴ狩りに出かけるのですが、疾走感がすごい!絵本の世界って何でもありだなというのを改めて感じさせられました。

お話はクライマックスに向けてどんどん加速して、もう何が何だか!な感じになるのですが、そのめちゃくちゃな感じが、はしゃぐ子供の姿に重なりました。

同じ年頃の子供たちは、楽しくなるともう顔見ただけで爆笑、一緒に走るだけで大爆笑、もう大人はついていけないのですが、そんなパワーを感じる絵本でした。

空がピンクだったり色づかいもインパクトがあって、一度見たら忘れられそうにありません。この絵本を見て、空は青く塗らなくてもいいし何色でもいい。そんな事も感じてくれたらいいなと思いました。

2019-07-30-TUE
28.「はらぺこあおむし」
作・絵:エリック・カール 訳:もりひさし/偕成社

保育園や児童館などいろいろな所で読み聞かせしてもらえる事の多いあおむし。家でも何回読んだか数えきれません。メロディにのせて読むので子供も楽しいのかもしれません。

色彩がとてもきれいな絵本で、初めて読んだのはもう10年以上も前ですが、最後のちょうちょの絵を見た時「うわー!」と衝撃を受けた感覚は今でも忘れられません。

昨日子供が虫とりカゴにバッタとダンゴ虫を10匹程つかまえてきました。すごく得意気で嬉しそうだったんですが、思わず逃げてしまいました。(ごめん。)その内あおむしをつかまえてきたらどうしよう。

絵本で見聞きしたことを、実際に体験として味わって欲しくて、例えば野菜の出てくる絵本を読んだらそれを一緒に食べたりとかしているのですが、うにょうにょするやつの実物は本当に厳しい、、、。

2019-07-29-MON
27.「さかなってなにさ」
せなけいこ/ 金の星社

さかなを見たことないウサギくんが「さかなってなにさ」と聞いてまわるのですが、「さかなって大きいんだよ。」とか「へらべったいよ。」とか「赤いよ。」とか皆それぞれ全く違う事を言います。

よく分からなくなったウサギくんは海にもぐってみるのですが、そこには皆の言うようないろいろな魚がいっぱい。最後は「やっぱりよく分からないや。」と思うウサギくんなのですが、このとても素直な感想に、なるほど納得。確かに「さかなってなにさ」!!さかなの定義って何だと改めて考えてしまいました。

最近息子も何でも「なになに?」と聞いてきます。先日困ったのはセミのぬけがらの説明と、ピーマンとししとうの違いについて。子供からしたら目にうつる物のほとんどが新鮮で不思議なんですね。

子供の不思議を一緒に考えたり、見にいったり、その気持ちを大事にしてあげたいなと思います。

2019-07-26-FRI
26.「ちょっとだけ」
さく:瀧村有子 え:鈴木永子/福音館書店

赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになったなっちゃん。お母さんにかまってもらえず、牛乳を入れたり、服を着たり、自分で頑張ります。「自分でできた!」という嬉しい気持ちと一人で寂しい気持ちが交錯していて、見ていて一生懸命応援したくなりました。

お母さんはなっちゃんの頑張りも寂しい気持ちも分かっていて、最後なっちゃんを抱きしめるのですが、嬉しくて笑顔になる様子に、良かったねとほっとした気持ちになります。

私も子供が2人いますが、子供が寂しそうにしていても、なかなか手が足りないのが現実ではあります。それでもちゃんと抱きしめたり「大好きだよ。」と言葉にする事を忘れないようにしたいです、、、っていつも思っているのですが、やっぱり毎日忙しい。今日保育園に迎えに行ったら抱きしめます。

2019-07-25-THU
25.「セミくんいよいよこんやです」
工藤ノリコ/教育画劇

セミの幼虫が羽化するまでの様子を描いたお話なのですが、工藤ノリコさんの世界観がやっぱり大好きです。息子も気に入ったようで保育園で借りてきてから毎晩読んでいます。

羽化の日、「いよいよだ」と言うセミ君の表情がすごくキリリとしていて、胸にせまるものがあります。そしてセミくんがよいしょよいしょと地上に出て羽化すると、虫たちが盛大なパーティーを開いてくれて、皆でお祝いします。それがひと夏の輝きのようでまた胸にせまるものがあります。

セミくんの地中の部屋は、地上と電話もつながるしオモチャもあるし、とても快適そうだったのですが、それでも「いきてるってうれしいな」と空にはばたくセミくんの姿がまぶしかったです。

今朝家の前に飛び立つ元気のないセミがいて、息子が自転車にのせて一緒に保育園に行こうとするので、説得してやめてもらいました。絵本はいくらでも読みますが、実物はちょっと、、、。

2019-07-24-WED
24.「なにをたべてきたの?」
文:岸田 衿子 絵:長野 博一/佼成出版社

お腹がすいたしろぶたくんが、いろいろな果物を食べていくお話なのですが、その道中出会うのも全てぶた!というのが面白い絵本です。普通だったらウサギやクマとか出てきそうですが、出てくるのがハンプシャーとかピンクのぶたとか、、、。

1978年発行の絵本なのですが「食べた果物の色がしろぶたくんの体に出てくる」という設定も何だか新鮮な感じがします。

全ページ通して真っ白な背景にしろぶたくんや果物だけ描かれているのですが、そのせいか果物がとても印象的で美味しそうです。

最後はしろぶたくんは石鹸を食べてしまうのですが、子供が真似しないか気になって「ほんとは石鹸は食べたら駄目なんだよ!」とついついしつこく言ってしまいます、、、

2019-07-23-TUE
23.「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」
ひろかわさえこ/アリス館

ぷくちゃんがオムツから初めてパンツをはき、だんだん「おしっこ!」と言えるようになっていく様子が描かれているのですが、ぷくちゃんがいくらおもらししても「大丈夫!」と笑顔のお母さんが素敵です。

息子もまだまだもらすことが多く、その度についため息をついてしまうのですが、この本を読むと、今までオムツだったのにいきなりトイレに行けるようにならないよね、頑張って練習してるところなんだよね、、、と反省します。

今朝もおねしょで、出社前に大急ぎでシーツを洗濯。ぷくちゃんのお母さんのように「大丈夫!」と笑顔で乗り切れるようになりたいものです。

2019-07-22-MON
22.「十二支のはじまり」
すずきえりな・中脇初枝・椛島義夫/ポプラ社

息子が選んで借りてきたものの、文章量も多くて話の内容も分かるの!?と不安に思いつつ読んでみたら、意外とじっくり聞いてくれてびっくりしました。多分細かい所は理解していないと思いますが、、、。動物達のマラソン大会の話だと思っていそうです。

イノシシの次、13番目に到着したのがイタチで、そこから毎月初めの日は「ついたち」と呼ぶようになったというエピソードものっていて、私は初めて知りました!

ちなみに息子は未年。未年は慎重派と聞いたことがありますが、息子も今のところ、もっとがんがんいっていいんだよと思うくらいの慎重派です。

2019-07-19-FRI
21.「ノラネコぐんだん アイスのくに」
工藤ノリコ/白泉社

パンこうじょうがおもしろかったので、アイスのくにも買ってみました。パン工場と同じく定期的に読んでいたのですが、この夏息子がアイスデビューをしてイチゴアイスにはまっているせいか、最近7夜連続でリクエストがきています。

今回はアイスのくに(南極風なところ)が舞台なのですが、その空や海の色がすごくきれいで、寝る前に見ると気持ちが癒されます。

最後ノラネコぐんだんがシャチと戦うシーンがあるのですが、迫力があって読む方も力が入ります。みんなでシャチに向かっていく姿はとてもかっこよく、チームっていいなと思います。一匹とかコンビじゃなくて、ぐんだんだと何でもできそうなパワーを感じます。(ぐんだんは8匹です。)

2019-07-18-THU

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