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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
230.「トリケラトプスとテリジノサウルス」
黒川みつひろ/小峰書店

最近息子が「好きな恐竜はテリジノサウルス」なんて言っていたところ、いつものトリケラトプスシリーズに、テリジノサウルスが出てくるお話があったので早速借りてみました。

テリジノサウルスとは、70cmもの長い爪を持つちょっと特殊な見た目の恐竜なのですが、私はてっきりその見た目から肉食恐竜だと思っていました。長い爪で敵をガガガっと引き裂いているんじゃないかと。

そしてお話を読んでみたところ、テリジノサウルスは何と草食恐竜。長い爪は、高い所の木の実をとったりするのに使っていて、穏やかな性格の恐竜だったのではとされているようです。(諸説あるようですが。)人間と同じで、恐竜も見た目で判断しちゃいけないなと勝手に反省です。

今回はテリジノサウルス親子をアベリサウルスから守ったビッグホーンたち。次はどんな恐竜のお話なのか、、、じわじわ恐竜の世界にはまってきました。

最近息子が、自分で粉を溶かして作るグミみたいなやつが好きなのですが、大体すごい色をしています。絶対おいしくないだろと思っていたのですが、この間一つもらったら意外とおいしかった、、、。何でも見た目で判断しちゃ駄目みたいです。

2021-01-28-THU
229.「からすのおかしやさん」
かこさとし/偕成社

「からすのパンやさん」の続編があったなんて最近知りました。読者の方々のリクエストから生まれたのだそうです。

「パンやさん」は想像以上のパンの数々を楽しませてもらいましたが、今回は色とりどりのきれいなお菓子!

そして何と言っても見どころはチョコ君の結婚式!勝手に胸がいっぱいです。芦田愛菜ちゃんすっかり大きくなって、的な、勝手に親戚のおばちゃん気分なやつです。花嫁さんのドレス姿もとてもきれいでした。

「ぱんやさん」同様、お客さんの「こんなの欲しいな」という気持ちを汲んで、お客さんの思う以上のものを作り出すチョコちゃんたちですが、最初から大きな事を考えているわけではなくて、目の前の事に一つずつ丁寧に取り組んでいた結果がすごいことになっていきます。日々の積み重ね、見習いたいです。

昨日は大阪も雪、最近寒いです。先日河川敷に散歩に行ったら川の水が凍っていてびっくり。そして最後に息子が突然川にはまってびっくり。氷の上を歩けないかなと思ったみたいです。気持ちは分からないでもない、、、。新年早々ドキドキしました。

2021-01-20-WED
228.「トリケラトプスとギガノトサウルス」
黒川みつひろ/小峰書店

ビッグホーンシリーズ、今回はトリケラトプスたちの住処であるみどりの谷に肉食恐竜軍団が上陸!?のお話です。

今回はトリケラトプスチームVSカルノタウルス軍団&ギガノトサウルス軍団。1対1ではなくて群れ同士の決戦!

肉食恐竜軍団の挟み撃ちにあい、トリケラトプス達は、今までのお話と比べてもかなりの危機的状況に陥りますが、プテラノドンの落とし物攻撃に助けられます。

プテラノドンが空からタコとかイカとかウニとか落としてくるのです。これには笑ってしまいました。娘も「ウニ!ウニ!ウニ!」とウニ探しにはまっていました。

最後、肉食恐竜軍団は海の向こうに帰っていきます。やっぱり恐竜というのは海を何キロも泳げるものなのか、最近恐竜の生態がいろいろ気になります。

最近カタカナ勉強中で、図鑑でギガノトサウルスを発見して興奮する息子。ティラノサウルスよりも大きいらしいです。

2021-01-08-FRI
227.「崖の上のポニョ」
原作・脚本・監督:宮崎 駿/徳間書店

トトロ、ラピュタに続きジブリ3作目です。DVDを観てから絵本を読みました。

映画は、嵐の夜の家のシーンで、こちらも同じくハチミツ牛乳を作って一回休憩をはさみつつ、一気に観ました。トトロに次ぐくらいおもしろかったようです。(息子的に難しい映画の場合は、休憩した時点で続きを観なくなります。)

映画を観終わった後、息子が繰り返し言っていたのは「リサの車すごいね!」嵐の海の中につっこんでいく様子が心に響いたようでした。乗物好きらしい感想です。

絵本だと一気に読むには長いので、6回に分けて、それを3ローテーションくらい読みました。 イラストも沢山あるので、子供たちが一人でパラパラ眺めるのも楽しかったようです。

映画も本もまた見たいというので、図書館に再予約中です。

改めまして明けましておめでとうございます。今年も心に残る本との出会いがありますように。

2021-01-06-WED
226.「ピッツァぼうや」
ウィリアム・スタイグ 訳:木坂涼/らんか社

雨が降って友達と遊びに行けなくなって不機嫌なピート。お父さんはそんなピートでピザを作る事にします。

私も子供たちがもう少し小さい頃は、あいうえおにぎり~♪(おかあさんといっしょ)を歌いながら、おにぎりに見立てて遊びましたが、アメリカだとピザになるのねと何だか納得した気分です。

そして、ピートの不機嫌と真向からやり合うのではなくて、うまいことピザでこねてしまっているお父さん、見事だなと思います。2歳児相手についつい本気になって、日々イライラしている私としては見習いたいものです。

そして、作者のウィリアム・スタイグさんがこの絵本をかかれたのが90歳の時だと知ってびっくり。自分が90歳の時はどんな境地なのか、、、こんなユーモアを忘れずにいたいです。

子供たち、おにぎりも好きですが、最近ピザも好きで、家でよく作るようになりました。(もちろんピザシートで。)先週末はおばけピザに挑戦しました。

息子は、次は生地から作って指でくるくるまわしたいと言っていますが、ちょっと考えとくね、って感じです。

2020-12-23-WED
225.「またぶたのたね」
佐々木マキ/絵本館

ある日息子が、「マタブタノタネが読みたい。」えっ??ってなって、何回も聞きなおしてやっとタイトルが分かりました。あえて漢字にすると「また豚の種」です。保育園で読んでもらっておもしろかったようです。

主人公のおおかみは、ぶたより足が遅くて、いつかぶたを食べることを夢見ています。そんなある日キツネから「ぶたのたね」をもらいます。植木鉢にまくとぶたが、、、!

おれ、うまれてはじめて、ぶたをたべるんだなあ、と感極まって涙ぐむおおかみが愛らしいです。3匹のこぶたのように損な役回りが多いおおかみですが、おおかみもいろいろあるんだなと思ってしまいます。

それにしても木にぶたがなるとはすごい設定。絵で見ると何とも言えないインパクトがあります。前作で「ぶたのたね」というお話があることも分かりました。また読んでみたいです。

冬至にカボチャを食べるなんて忘れていた昨日、家に帰ると玄関の前にカボチャが!ご近所さんが届けてくれていました。

鶴首南瓜という珍しい細長いカボチャで、大根ももらって、子供たちが背比べしようと取り合って、まともな写真をとれないまま食べてしまいましたが、とても美味しかったです。

2020-12-22-TUE
224.「くまのこうちょうせんせい」
作:こんのひとみ 絵:いもとようこ/金の星社

毎朝元気に挨拶をするくまの校長先生。大きな声で挨拶ができないひつじくん。ある日校長先生は病気になったことで、大きな声を出そうとしても、出せないときがあるのだと気が付きます。

これは実話を元にしたお話なのだそうです。私も子供の頃、ひつじくんのような事情は特にありませんが、自分では大きい声を出しているつもりでも、声が小さいと先生に注意されることがたびたび。ただ大きい声がすごい、正しいと言われることに納得いかないというか、悲しかった思い出があります。このお話を読んで、校長先生の温かさに救われたような気がしました。

あとがきに書かれていた言葉も胸にしみました。「子供はあかるく元気がいちばんと、大人は思いこんでしまいます。でも本当は子供は小さくて弱いものなのです。」私も今は子供を見守る立場として、忘れないでいたいと思います。

そして今後子供たちに温かい先生との出会いがありますように。

息子のおすすめで読んでみましたが、心に残る一冊になりました。いもとようこさんの絵も大好きです。

昨日は子供たちと粘土でクリスマス飾りを作りました。普通のツリーはまだ下の娘にむしられそうなので置いていません。来年はいけるかな?

2020-12-21-MON
223.「ライオンさんカレー」
夏目尚吾/ひさかたチャイルド

ライオンのコックさんに、材料をとってあげたり炒めたり、一緒にカレーを作っていく参加型絵本です。

文字が少なく小さい子向けかなと思って、息子が1~2歳の頃にも読んだことがあるのですが、その時はいまいちピンとこなかった様子、、、。

最近また借りて読んでみたのですが、5歳の息子、そもそも「ごはんは料理して作る」という事が分かってきたようで、今回は一緒に参加して楽しんでくれました。最後に完成したライオンカレーはとてもかわいくて美味しそうです。

この絵本の目安も1歳から、となっていましたが、あんまり気にせずに、いろんな絵本を読んでみたいと思います。

以前息子が、私の靴下を選んであげると言うので任せたら、これ。ライオンのコックさんぽくてかわいいけど、なかなか履いていくところがありません。

2020-12-18-FRI
222.「ムーミンやしきのすがたの見えないおきゃくさま」
作:セシリア・ダヴィッドソン 絵:フィリッパ・ヴィードルンド 原作:トーベ・ヤンソン 訳:オスターグレン 晴子/徳間書店

ある日息子が「保育園でムー読んでもらった、座布団と同じやつ。」何のこっちゃ、よく話を聞いてみるとムーとはムーミン。うちにムーミン柄の座布団があるので、それを覚えていたようです。

ムーミンの他のお話も読んでみたいと言うので借りてみたこの一冊。これは、身内から冷たくされて姿が見えなくなってしまった女の子のお話です。

そのニンニという女の子はムーミン一家と過ごすことで少しずつ姿が現れていきます。ちょっと難しい内容かなと思いつつも、息子はニンニに興味津々。長いお話だったので3日かけて読みましたが、飽きずにしっかり聞いてくれました。どこまで理解しているのやらですが、成長したなぁとしみじみ。

息子も娘も「見て!聞いて!」のアピールがものすごい年頃で、ついつい返事がいい加減になりがちですが、このお話を読んで、受け止めてるよっていう事をちゃんと伝えないとなと思いました。

そんでもって話聞くから、こっちの「お片づけしよう。」とか「歯磨きしよう。」とかいうのも無視しないで欲しい、、、。

2020-12-17-THU
221.「どうぶつうんどうかい」
写真:さとうあきら 文:さえぐさひろこ/アリス館

どうも動物に興味があるらしい娘。動物のDVDを繰り返し見たり、車に乗ると「どうぶつえん行く?」と聞いていたり。保育園でも友達と動物園の話をしているらしいのです。(2歳児同士、どんな会話をしているのか、、、)

そんな娘が喜ぶかなと借りてみました。動物たちのいろいろな動きを運動会風にまとめた写真集です。たくさんの動物たちが出てきて見ごたえがありました。

運動会を頑張る動物たちはみないい表情。見ているだけで癒されました。娘より私の方がたくさん見ていたかもしれません。

私はコアラが好きですが、娘のお気に入りはパンダのようで、先日明け方に目を覚まして「パンダは?パンダは?!!」、、、。そんな突然聞かれても。何て答えようか悩んでいるうちにまたコテンと寝てしまったのですが、どんな夢を見ていたのやら。コロナが落ち着いたらパンダに会いに王子動物園に行きたいです。

2020-12-11-FRI

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