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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
290.「きいろいのはちょうちょ」
五味太郎/偕成社

ちょうちょを捕まえたい男の子。ちょうちょを見つけては、虫網で捕まえても、あれ?!ページをめくると違うものになっています。何回やっても、どうしてもきいろいちょうちょを捕まえられない。その繰り返しがおもしろいしかけ絵本です。

最後、あきらめた男の子の後ろできいろいちょうちょがひらひら、、、。何だかちょうちょの魔法にかけられていたような気分になります。

このお話を読んで、小さい子供はどうやって「ちょうちょ」を「ちょうちょ」と認識してるんだろうと不思議になりました。ちょうちょの定義って何なのか。ヒラヒラとんでいるもの?

そいういえば同じ問題で、犬が一番不思議です。ちょうちょは大体同じ姿形ですが、犬は大小見た目もいろいろ。でも息子も娘も、チワワを見ても、柴犬を見ても、大型犬を見てもちゃんと「犬」と認識しています。紐につながれて散歩している生き物=犬、とか、、、?不思議です。

息子も娘も大好きなパウパトロール。これもみんな犬。

2021-06-30-WED
289.「すりすり ももんちゃん」
とよたかずひこ/童心社

上の息子が赤ちゃんの時からお世話になっているももんちゃんシリーズ。息子が2歳の時に、引っ越しに伴い保育園を転園したのですが、新しい保育園(今通っている保育園)の玄関に大きなももんちゃんの絵が飾ってあって、何だかとても安心したのを今でも覚えています。

入園当時は知らなかったのですが、その絵のスペースは定期的にかわるもので、息子が転園してから4年目になりますが、ももんちゃんを見たのはその時だけ。運命だったんじゃないかと勝手に思っています。

前置きが長くなりましたが、そんなももんちゃん、最近は娘が読みます。このお話はももんちゃんのお友達がでてきては、ももんちゃんにすりすり。ページをめくるたびに、娘も私のほっぺたにすりすり、、、癒されます。

最後にさぼてんさんにすりすりされて痛かったももんちゃん。よく登場する友達のさぼてんさんですが、何でさぼてん、、、ていつも気になって、気が付いたら大好きになっています。そう言えば「みいつけた!」もサボさん。さぼてんって何だか忘れられないのかもしれません。

2021-06-28-MON
288.「トリケラトプスとスピノサウルス あかちゃん恐竜をまもる巻」
黒川みつひろ/小峰書店

トリケラトプスシリーズ、今回はビッグホーン(お父さん)は登場せず、リトルホーンをはじめ3頭の子供たちが主人公です。 

リトルホーンたちが森で遊んでいると、スピノサウルスのお母さんと赤ちゃんに出会います。スピノサウルスのお母さんが川に魚を捕まえに行っている間に、肉食恐竜のアルバートサウルスが現れ、、、というお話。

スピノサウルスはワニのような顔と、背中の突起が特徴的で、割と見分けやすい恐竜かもしれません。(大体ティラノ系は一緒に見える、、、)水中を自由に泳いでいたという説もあるそうです。

私がスピノサウルスを知ったのは、絵本を読みだしてからなのですが、このシリーズ以外にも結構出てきます。子供の頃は全然知らなかったのですが、最近流行りの恐竜なのか?何か名前かっこいいしね、、、と勝手に思っています。(もしかしたら昔から有名なのかもしれません。)

ステゴザウルスもかっこいいし、有名かと思うのですが、今のところ絵本で出会っていません。トリケラトプスやティラノサウルスと時代が違うのか?その辺は勉強中です。

2021-06-28-MON
287.「ありがとうともだち」
作:内田麟太郎 絵:降矢なな/偕成社

「おれたち、ともだち」シリーズ、今回のお話は、、、海を見たことがないキツネ。オオカミは海で大きなカジキを釣ってやると約束して、2人で海釣りに出かけます。 

見栄をはって大物を釣ると言ったものの、全然うまくいかなくてイライラするオオカミ。そんなオオカミにキツネは「うみがつれたよ。ありがとう。」と伝えます。

キツネは、オオカミがカジキを釣れなかったことをフォローしているわけではなくて、本当に心の底から「ありがとう。」と思っているのだと思います。オオカミがキツネを喜ばせたくて頑張っていたことが嬉しいのだと思います。

海から帰ってきて、釣れたタコとおにぎりを焼いて、歌って踊って夜を明かす2人。幸せなシーンのはずですが、何だか泣きたくなります。

最近子供たちより私の楽しみになっているこのシリーズ。保育園にともだちシリーズがあるらしく、私がはまっている事を分かっていて、息子が次はこのお話、その次はこれとおすすめしてくれるのが嬉しいです。私を喜ばせたいと思っていてくれるのかな?ありがとう。

2021-06-28-MON
286.「ミルフィのたからさがし」
おおでゆかこ/あかね書房

宝探しの迷路絵本です。最近迷路に興味がある息子に借りてみました。

雑貨屋さんに置いてそうな、ふんわりしたとてもかわいい絵なのですが、古い宝の地図、地下の探検、古代へタイムスリップ、海賊の船、空飛ぶドラゴン、、、など、内容はハードなアドベンチャーです。 

ページに穴があいていて、それが次のページの迷路につながるしかけもおもしろくて息子がはまっていました。娘はまだ迷路のルールは分からないものの、とりあえず一緒に指でたどりたくて参加してきます。

最後に見つけた宝物は、いわゆる金銀財宝が入っている一般的な(?)宝箱です。それがどんな物かはまだ子供たちにはピンとこない様子。そこにたどり着くまでが、いろんな道があっておもしろいのです。そんな風に人生も道中を楽しんで生きて欲しい、、、と最近何でも感慨深く考えがちな母、、、。

先日キュウリが初収穫できました。かなり立派なやつ。皆で育てた我が家の宝です。

2021-06-28-MON
285.「かばんうりのガラゴ」
島田ゆか/文溪堂

かなり前に読んでいたものの、記事にするタイミングを逃していたのですが、バムケロブームが起こったため、最近また借りてきました。「うちにかえったガラゴ」の前作になります。

ガラゴは旅するかばんやさんですが、ちょっとそこらのかばんやさんではありません。「ライオンらしく見えるようになりたい!」と言うライオンにはたてがみのかばん。ガラゴのひっぱるガラガラカートはドラえもんの四次元ポケットのようです。私は荷物が軽くなるかばんが欲しい。 

そしてカエルが子供(おたまじゃくし)を入れるかばんが欲しいとやってきます。カエルはまさにケロちゃんそっくり。以前この絵本を読んだ時は、バムケロとはパラレルワールドの様な感じで、直接関係ないのかなと深く考えていなかったのですが、、、

きっとカエルはケロちゃんのお母さんで、ガラゴの元に残ったおたまじゃくしはケロちゃん!、、、という解釈であっているはず。これに気が付いた時は息子と大盛り上がりでした。

ガラゴの持ち物を細かく見ていると、きっとバムと友達で、大きくなったケロちゃんをバムがひきとったのかなとか、バムは親代わりだからあんなに愛情込めてお世話しているのかなとか、いろいろ想像が膨らんでしまいます。おもしろいです。

ガラゴ、創作のキャラクターかと思っていたら、ショウガラゴというモデルの動物がいるそうです。
京都市動物園
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/animals/mammal/g_senegalensis
京都市動物園、2回行ってるのに完全に見逃している、、、。

2021-06-25-FRI
284.「いないいないばあっ!のおうた」
ポプラ社

いないいないばあっ!はEテレの赤ちゃん向け番組です。息子が赤ちゃんの頃から本当にお世話になりました。

これはいないいないばあっ!の歌の本なのですが、息子が小さい頃は絵本のかわりに読んでいました。とんとんトマトちゃんが特に好きでした。

下の娘も3歳になって、あまりいないいないばあを見なくなってきたので、忘れないように記念にこの本をアップしておこうと思います。

ワンワンの中の方(チョーさん)は、60歳越えで着ぐるみきて激しいダンスもこなして、コンサートもして、、、本当に驚きますが、どうかこれからも長くワンワンでいて欲しいです。ワンワンの優しく語り掛けるような歌声が大好きです。

(ワンワンと1歳の息子)

2021-06-25-FRI
283.「おこだでませんように」
作:くすのきしげのり 絵:石井聖岳/小学館

主人公の男の子は、お母さんや先生にいつも怒られてばかり。怒られる行動にはその子の理由がちゃんとあるのですが、それは心の中の声。

男の子は怒られると黙って我慢します。(表紙の絵のように横を向いて。)何か伝えようとしても「言い訳しない!」と怒られると思っているのかもしれません。

そんなある日、男の子は七夕の短冊に「おこだてませんように。(怒られませんように。)」と書きます。

読んでいてドキッとするお話でした。息子も何か言うと黙ってしまうタイプです。黙られると状況が分からなくて困るのですが、多分心の中ではいろいろ思っている事があると思います。うまく言葉にできないだけで。もしくは何を言ったら正解なのか考え過ぎているのかもしれません。

子供への伝え方、叱り方。日々悩みます。冷静にと思っても、私の日々の体調や精神状態によっても叱り方のムラがでてしまったり。たまにこんな絵本を読むと、ちょっと立ち止まって考える機会になります。

この絵本は息子がおすすめしてくれました。保育園で読んでもらっておもしろかった絵本を教えてくれて、それをまた図書館で借りる、という事がよくあるのですが、ちょいちょいドキッとするやつをはさんできます。

2021-06-23-WED
282.「どろぼうがっこう ぜんいんだつごく」
かこさとし/偕成社

「どろぼうがっこう」では、最後に全員捕まってしまった(というか自ら牢屋に入ってしまった)くまさか先生とかわいい生徒たち。その後のお話になります。

くまさか先生と生徒たちは刑務所で真面目に仕事をして過ごしていますが、頃合いを見計らって脱獄計画をたてます。

作者のかこさとしさんは、このお話を描くのにどんな脱獄方法にするのか悩んだといった事が後書きに書かれていましたが、その結末は見事でした。多分くまさか先生も予想していなかった合法的な脱獄(?)です。

「泥棒」とか「牢屋」とか子供がどんな風に受け取るのかなと気になる題材ですが、その内知っていくこと。それが優しく分かりやすく、お話としてもおもしろくて「泥棒」を知る入門としていいのかもしれません。

この絵本を読んだのは少し前で、今はまた「どろぼうがっこう」を借りて読んでいます。息子、毎日爆笑です。娘は少し怖いみたいで遠巻きに聞いています。

昨年飼っていたカブトムシが卵を産んでいたのですが、無事冬を越し、先日成虫が土から出てきました。と思ったら、早速虫かごの蓋を開けて脱走です。去年も脱走騒ぎがあったし、この間ザリガニも脱走したし、虫全般得意ではない母としては、しっかり警備を強化してもらわないと困ります。

2021-06-23-WED
281.「ジャッキーのおたんじょうび」
作:あいはらひろゆき 絵:あだちなみ/ブロンズ新社

こんな(11人もの!)お兄ちゃん、うらやましいと思いながら、いつもジャッキーシリーズを読んでいます。今回はジャッキーの誕生日のお話。ジャッキーは楽しみ過ぎて熱を出してしまいます。でもその気持ち分からなくもない、、、

だって、素敵なパーティー会場に、大きなバースデーケーキに、たくさんのプレゼント。お姫様みたいなかわいいドレス。こんな誕生日パーティーを準備してもらえたら、熱の一つも出るかもしれない。

ジャッキーシリーズを読んでいると、何だか忘れていたかわいいものへのキラキラした気持ちを思い出します。

兄の影響で恐竜に続いて、戦隊ヒーローに興味津々の娘。今の所かわいい物にあんまり興味なし、、、。

2021-06-21-MON

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