毎日3冊トップバナー

毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
370.「わんぱくだんのおばけやしき」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

わんぱくだんが、けんの親戚の空家にやってきました。そこでおばけやしきをひらくのです。けんはからかさおばけ、ひろしはちょうちんおばけ、くみはのっぺらぼう。皆すごい出来栄えです!

しかし「おばけやしき」と看板を出したところですぐにお客さんが来るはずもなく。(そりゃそうだ。)暇を持て余した3人の前に現れたのは、本物のお化け!?

おばけの描写が結構こわいので大丈夫かなと思って、のっぺらぼうの「みーたーなーーー!」というセリフとか、怖い声は出さずに明るく読んでいたのですが、息子も娘も、わんぱくだんのシリーズの中でもかなりおもしろかった様子。借りている間何回も読みました。一回くらい怖く読んでみたら良かったかも。

おばけが消えたあと外に出ると、向こうに小さな子供の影が。座敷わらしか、地元の神様的なのか、キツネやタヌキのいたずらか?最後にこの子供が出てくることで、息子も娘も怖くないのかもしれません。

保育園の休園が続いてえらいこっちゃです。子供たちは毎日秘密基地作りに夢中。家の中もえらいこっちゃです。

2022-01-28-FRI
369.「わんぱくだんのかくれんぼ」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

わんぱくだんのけん、ひろし、くみが公園でかくれんぼ。この公園は昔は森だったそうなのですが、いつのまにか3人も深い森の中に、、、。

そして近くの大きな樫の木が話しだします。昔、森の中で動物たちがかくれんぼをしていたら鬼がいなくなって、みんなが隠れたままになっているから、わんぱくだんに探して欲しいと。(それは大変!)

動物たちが森の中でうまいこと隠れていて、子供たちもわんぱくだんと一緒になって、動物探しを楽しんでいました。見つかった動物たちは「ずっと隠れていてもう見つけてもらえないかと思ったよ。」とか言うわけですが、どれだけ隠れてたの!?

かくれんぼで隠れる時、わくわくしつつ、なかなか見つけてもらえないと、このまま忘れられたらどうしようとちょっと不安になります。だから子供同士のかくれんぼを見ていると、途中で出てきたりするのかな?

絵本はわんぱくだんブームが続く子供達ですが、テレビはポケモンブームです。どうも25周年らしいポケモン、今まで全く見たことがなかったのですが、それだけ長く続くのも納得するくらいピカチュウかわいいです。

2022-01-21-FRI
368.「おにいちゃんにまかしとき」
作:山下明生 絵:広瀬弦/ベネッセコーポレーション

ある日お母さんが風邪をひいてしまい、お兄ちゃんのポポが妹のアポを連れて、2人でしらかば園に行くことになります。

ポポは「まかしとき!」と言ったものの、アポはめちゃくちゃな恰好で家を出るし、横断歩道もとびだすし、いきなりトイレって言うし、もう大わらわ。小さい子を連れて歩くのは大人でも大変です。絵本の話だけど、子供に任すのはそりゃ無理やで、、、と思わずにいられません。本当に大変だから!

ポポは本当に大変だったと思うけど、途中であきらめずによく頑張りました。頼りになるお兄ちゃんがいるから、アポものびのびしているのかもしれません。うちの息子と娘と似た年齢構成なので、いろいろ重ねてみてしまいました。

アポと同じく、めちゃくちゃな恰好で家をでる娘。3歳児は誰にも止められない。

2022-01-20-THU
367.「ぼくのがっこう」
鈴木のりたけ/PHP研究所

この間、久しぶりに本屋さんをぶらぶらしていると、ぼくのシリーズの新刊を発見。シリーズは完結しているのかなと思っていたので、また新しいお話を読めるなんて、嬉しびっくりでした。

「何かが盗まれて犯人を追いかける」というのがシリーズの流れですが、今回は迷子になった校長先生を子供たちが探しにいくという、ほっこりするもの。学校で盗難事件がおこるとか何だか物騒だし、この展開はいいなと思いました。

そして今回のフレーズは「めがねをかけた 赤ネクタイ 校長先生」。今までのシリーズとゴロだけ考えると「めがねをかけた 赤ネクタイ」なのですが、校長先生への敬意か、必ずあとに「校長先生」とついているところもいいなと思います。

探し物ページも、今までよりパワーアップしている感じで、子供たちとたくさん楽しみました。今回本屋さんで見つけたあとに図書館で借りて読んだのですが、娘が定期的に「ぼくのがっこうは?」と呟くので、買ってもいいかなと悩み中です。

注文していたランドセルを、年末に受け取りに行きました。息子ももうすぐ小学生。

2022-01-19-WED
366.「わんぱくだんのひみつきち」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

空き地に秘密基地を作って遊ぶわんぱくだん。秘密基地の中に書いたドアの絵が本当に開いたと思ったら、、、迷い込んだのは猫の世界!

気が付いたらわんぱくだんも猫の姿になっていて、どら猫団と飼い猫団の会議に巻き込まれます。最後に怒った猫たちにわんぱくだんが追いつめられるシーンにはハラハラ!

はじめ、ひみつきちから猫の世界に迷い込んだ時は予想外でびっくりしましたが、そういえば今まで読んだわんぱくだんのお話でも、3人の遊ぶ公園にはよく黒猫がいます。今回の猫会議の議長はこの黒猫なのか?子供と猫というのは身近な存在なのかもしれません。

このお話を読んで、子供の時に大人に内緒でこっそり公民館の屋根裏にのぼったことを思い出しました。わんぱくだんを読むといつも昔の思い出がよみがえります。(絵は、娘の書いた、けん・ひろし・くみ。)

2022-01-18-TUE
365.「ともだちひきとりや」
作:内田麟太郎 絵:降矢なな/偕成社

イタチとイノシシ、本当は仲良しなんだけど、イノシシが親分風をふかせすぎてケンカばかり。そんな2人を見かねて、キツネとオオカミが「ともだちひきとりや」をはじめます。

「ともだちひきとりや」のお店の旗に使われていたのは、きっとキツネがひとりぼっちの時に「ともだちや」で使っていたものかなと思います。それが今はまわりの友達の為に使われるなんて。オオカミも、自分の事だと素直じゃないのに、イタチとイノシシのために一生懸命頑張っている様子に心温かくなります。

大人になってからの友達は、適度な距離をとるもので、意地をはっても、えらそうな事言っても、ケンカしても大好きな友達なんて、素直な子供の頃にしかできないかもなと思うとちょっとキツネたちがうらやましくなります。

ともだちやのトランプ、ずっと買おうか悩んでいたのですが、何と先日息子がもらう機会がありました。びっくり。「それお母さんが欲しかったやつ!」と私一人喜んでいます。めっちゃかわいいです。

2022-01-17-MON
364.「はなくそにんじゃ」
よしむらあきこ/教育画劇

いつも鼻をほじってしまうたっくん。ある日はなくそと思って出てきたのは、小さな忍者!「せっしゃ はなくそにんじゃでござる」

体が小さくなったたっくんは、はなくそにんじゃと一緒に鼻の中を探検します。はなくそとは?はなくその役割とは!?

この絵本の作者はつめかみおばけと同じよしむらあきこさん。「何でつめをかんだら駄目なの?」とか「はなくそって何?」とか、実は自分でもちゃんと分かっていなかったことがたくさんあって、勉強になります。

このお話を読んでからは、子供が鼻をほじる時、何なら自然に食べようとしている時、「はなくそにんじゃが駄目って言ってたで!」と言ってしまいます。

2022-01-14-FRI
363.「トリケラトプスと大空の敵 プテラノドンとたたかう巻」
黒川みつひろ/小峰書店

海辺を歩くビッグホーンたちは、プテラノドンの群れに出会います。そこでオビラプトルがこっそりプテラノドンの卵を盗み、、、卵泥棒の犯人をトリケラトプスと誤解したプテラノドンが襲ってきます。その数がものすごい!空をおおいつくすような迫力!

ビッグホーンたちが海に避難すると、今度はモササウルスに襲われるし、ふんだりけったりですが、リトルホーンとミニホーンの活躍で誤解もとけて、たまごは無事にお母さんの元に戻ります。

巻末の解説を読むと「オビラプトル」は本当に「卵泥棒」という意味で、他の恐竜のたまごの近くで化石が発見されたことに由来するのだそうです。それも後の研究で誤解なのではという見解になっているそうです。「卵泥棒」という名前は変わらないままで気の毒ですが、、、。そんなエピソードを元にこのお話は作られたそうです。

まだ発見されずに眠っている化石はたくさんあるのか、私達もいつか化石になってどんな名前をつけられるのか、、、

ちなみに今回のお話の最後で、盗まれたたまごから赤ちゃんが生まれます。それが後にビッグホーン、リトルホーンと旅をするプテラぼうやです。やっぱりシリーズものは順番に読まないと、、、。

息子作、プテラノドンに襲われて海に追い詰められているビッグホーンたち!

2022-01-13-THU
362.「あのね、サンタの国ではね…」
文:嘉納純子 絵:黒井健/偕成社

サンタクロースはクリスマス以外は何をしているのか。サンタの国での一年間の様子が分かるお話です。

サンタの国にはサンタクロースがたくさん住んでいます。プレゼントの実を育てたり、プレゼントを配るよいこのリストアップをしたり。夏には仕事をお休みして海でイルカと遊んだり。そしてクリスマスの日、サンタクロースたちがいっせいにとびたつ様子は壮観です。

あまり考えたことのない、サンタさんは普段何をしているんだろうという問題。考え出すといろいろ想像が広がっておもしろいです。そういえば今年初めて出してみたお手紙の返事もいつ返ってくるか楽しみです。

今年一番の記事がクリスマス絵本なのもどうかと思いつつ。年末の慌ただしさでアップできなかった分から順番に、今年も頑張ります。本年もどうぞよろしくお願い致します。

2022-01-05-WED
361.「おきがえあそび」
きむらゆういち/偕成社

うまくおきがえができないミケやコロやかいじゅうさん。違うところから顔を出してしまったり、ボタンを掛け違えていたり。最後にゆうちゃんが登場。見事にさっとパジャマに着替えてみせます。

このお話を読んでふと、保育園ではボタンの服を着ないし、パジャマはユニクロだし、ボタンの練習をする機会って意外とないのでは、、と思いましたが、下の娘もいつの間にかできるようになっているので不思議です。いつ練習したのやら。でもシャツやズボンの前後ろ逆は今もよくあります。

このシリーズ、ページをパタパタする仕掛けが楽しくて、子供達が小さい頃よく読みました。久しぶりに娘が選んで借りてきましたが、本の表紙に「あかちゃんのあそびえほん」と書いてあるのをみて、もう赤ちゃんじゃないんだよな、もうあんまり読まなくなるのかなと思うと、何だかちょっと寂しくなってしまいました。

2021-12-09-THU

会社情報