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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
420.「おばけのやだもん まほうのカレーライス」
ひらのゆきこ/教育画劇

絵本写真

おばけのやだもんシリーズ、やだやだおばけ仲間を増やすために、今回やだもんが考えた作戦は、、

食べるとだだっこになるという秘密のソースを入れたカレーで子供たちをおびきよせます。子供たちがおばけなるまでもうちょっと!というところまでいくのですが、、最後にまさかの邪魔が入ります。

それはやだもんが作ったカレー!だだっこになる秘密のソースで、カレーもだだっこになるという展開に笑ってしまいました。なかなかうまくいかないやだもん。でも最後は子供たちに慰められて素直になるところがかわいいやだもん。次はどんな作戦でいくのかな?

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うちの子たちもカレーが好き。カレーだと早く食べてくれるから助かります。バーモントの甘口で作りますが、最近息子はちょっと大人になったのか、このスパイスをかけるのが好きです。娘は粉チーズをかけます。

2022-05-23-MON
419.「かいけつゾロリのドラゴンたいじ」
原ゆたか/ポプラ社

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息子も小学生になったし、近い内読むだろうと思っていたゾロリ。ついに読み始めました。ちなみにゾロリとは、「ほうれんそうマンシリーズ 作:みづしま志穂 絵:原ゆたか)の悪役なのですが、みづしま志穂さんの了承の元、原ゆたかさんがゾロリを主人公として描いたシリーズが「かいけつゾロリ」だそうです。私が子供の頃は「ほうれんそうまん」をずっと読んでいたので懐かしい!

ゾロリはいたずらの王者になるため修行中。今回は、ある国のお姫様と結婚して王子になるために、ドラゴンがお姫様をさらうという計画をたてます。ドラゴンはゾロリが発明した偽物。途中まで計画はうまくいくかにみえましたが、、。

発明の天才なんだけど、ずるがしこくて、いじわるいたずらが大好き。子供たちも読みながら「ずるー!」と盛り上がっていました。すっかりゾロリにはまっています。

シリーズ70冊あってまだ続いているらしいゾロリ、最後までたどり着けるかな?!

2022-05-20-FRI
418.「もりのおべんとうやさん」
作:舟崎靖子 絵:舟崎克彦/偕成社

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もりはおもしろランドシリーズ、これは息子おすすめの、なぞなぞが大好きなスカンクさんのおべんとうやさんです。なぞなぞがたくさん出てくるところがおもしろいようです。

毎日お店の看板にはりだされるなぞなぞ。これが解ける人がいないと、スカンクさんはお弁当を作らないらしい。森の皆が困りだした時、すかんくさんの元に、「私は誰でしょう?」となぞなぞでお弁当の注文が届いて、、、。

なぞなぞが解けなくて、こりごりのスカンクさん。なぞなぞはやめて、毎日ちゃんとお弁当を作るようになりました、、というお話。

注文したのは誰なのか、なぞなぞが解けなくて「おばけ!?」と不安になるスカンクさんの憔悴ぶりがおもしろかったです。考え過ぎてもうぐにゃぐにゃ。

このシリーズ、毎回ちょっとした事件が起こるようですが、内容はほのぼのしていて、穏やかにわくわく楽しく読めます。

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今度子供たちの遠足があります。行先はコロナを考慮した場所で、以前と同じではありませんが、遠足が行われるようになって嬉しいです。が、早起きしてお弁当作らないと、、。すかんくさんに頼みたい、、、。

2022-05-19-THU
417.「わんぱくだんのおにわのようせいたち」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

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妖精図鑑にのっていた「庭にいるかもしれない妖精」を、探すわんぱくだん。そこでくみは、ひっくりかえって起き上がれないてんとう虫を助けます。

その夜、妖精になったてんとう虫がくみの元にやってきて、妖精パーティーに招待してくれました。迎えてくれたのは、図鑑にのっていたお花の妖精や蝶々の妖精、木の根っこの妖精たち。そこにゴキブリの妖精軍団がやってきて、、!

嬉しい気持ちや悲しい気持ちになると妖精に生まれ変わるらしい。くみに助けてもらって嬉しくて妖精になったてんとう虫。人間たちに嫌われて悲しくて妖精になったゴキブリたち、、、。

人間の都合で嫌ってしまって申し訳ないのだけど、子供たちにもいろいろな人の立場を考えてみて欲しいけど、やっぱりゴキブリに出会ったらシュッとしてしまうと思う、、。

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読んだあと、何かいないかな?と葉っぱの裏とか探してみたり。子供は庭でもどこでも冒険できるんだなと思います。

2022-05-18-WED
416.「うずらちゃんのかくれんぼ」
きもとももこ/福音館書店

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うずらちゃんと、仲良しのひよこちゃんがかくれんぼをするお話。絵がかわいくて、色彩がとてもきれいな絵本です。寝る前に読むのにも丁度いい長さです。

じゃんけんして鬼を決めて、「もういいかい。」「まあだだよ。」という2匹のやりとりも、読んでいてなごみます。娘も一緒に「もういいかい。」と声を出して読んでくれますが、2匹の様子は、自分が保育園で遊ぶ感じと同じなのかもしれません。

私が「うずらちゃん、かわいいわー。」と言うと、娘は「ひよこちゃんが好き。」だそうです。どっちもかわいいけどね。

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きれいな石を集めるのが好きな娘。

2022-05-18-WED
415.「しましまのティーシャツをきてみたら…」
土屋富士夫/PHP研究所

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ひでくんが、赤いしましまのTシャツをきてみたら、目の前に8人の海賊!「しましまのTシャツは船長によく似合う!」ともてはやされます。すっかりその気になったひでくんは、海賊たちを従えて冒険に出発!

不思議の世界へいくきっかけが「Tシャツをきてみたら」ってところがおもしろい。私は、しましまTシャツは船長というよりスミーくん(ピーターパン)を連想しましたが、海に良く似合います。

航海の途中、おおだこに襲われ、海賊たち8人がたこの足に捕まるものの、「船長をつかまえる足が足りない~」とおおだこが帰っていくシーンが大好きです。だから8人だったのか。

またTシャツを着替えると現実に戻ったひでくん。そしてまたしばらく経った頃、ひでくんの元に荷物が届きます。中身はしましまのTシャツと海賊からの手紙!「船長、また冒険しようぜ!」これも良かった。土屋富士夫さんのお話のラストシーンは、続きを想像させてくれます。

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先日子供の友達家族で集まってバーベキューをしました。子供総勢8名、にぎやかでした。子供たちは美味しい肉もそこそこに、「冒険しないと!」「探検しないと!」「妖怪倒さないと!(←?)」と各自大忙し。そのわくわくする気持ちを分けて欲しい。

2022-05-17-TUE
414.「どんぐりむらのぱんやさん」
なかやみわ/学研

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いろいろな仕事のお話が描かれるどんぐりむらシリーズ、今回はぱんやさんのお話です。

お父さん、お母さん、保育園に通う兄妹の家族が営むぱんやさん。夜が明ける前から仕事をして、子供達を保育園に送って(お母さんの自転車猛ダッシュが素晴らしい。)、新作パンを考えたり、とても忙しい毎日です。

これが人間で描かれていたらもっと固いお仕事絵本になりそうですが、どんぐりだととても読みやすい気がします。子供たちにいろんな仕事に興味を持ってもらえるように、子供たちに身近などんぐりのお話にしたのかな?とか思ったり。

お父さんもお母さんも完璧じゃなくて、仕事が終わらないから遊園地に行く約束の日を延期してくれとか言うあたり、人間ぽくて共感してしまいます。約束まもらな駄目だけど。

私も昨日保育園に娘を迎えにいくのを、約束していたのより遅れてしまって、「来なかった!」と言われましたが、そういえばちゃんと謝っていなかった、、。今日謝らないと。

2022-05-17-TUE
413.「くろくんとなぞのおばけ」
なかやみわ/童心社

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くれよんのくろくんシリーズ、、朝起きるときいろくんがいません。また次の朝も2本、また次の日も、、と毎日少しずつ消えていくくれよん。(こわい!)

おばけの仕業かも!?と怖がるくろくんたちですが、実は犯人はネズミの子供たち。くれよんたちに、寝たきりのおじいちゃんが元気の出る絵をかいて欲しかったんだそうです。

くろくんたちは見事な星空を描いて、おじいちゃんは満足そうに、幸せそうに亡くなります。読みながら、(亡くなるのか!)とちょっとびっくりしました。「死」が出てくる絵本はなかなかありません。

突然の死ではなくて、人生を全うした死なので、悲しいばかりではないですが、子供たちはどういう風に受け取ったのか。いろんな気持ちを想像してみて欲しいです。

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先日ご近所さんの畑でいちご狩りをさせてもらいました。甘かった!これだけのいちごができるまでに、どれだけの手間がかけられているのか、、子供達には難しいかもしれないけど、これも想像してみて欲しい。

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シャクヤクも頂きました。家が華やか!

2022-05-16-MON
412.「ルラルさんのじてんしゃ」
いとうひろし/ポプラ社

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ルラルさんというおじさんが主人公のシリーズです。ルラルさんは自転車に乗るのが大好き。日曜日はいつも自転車にのって出かけていると、小さなネズミに「のせてください。」と声をかけられます。ルラルさんが快諾すると、ネズミだけじゃなくて一緒にたくさんの動物たちものせることに!

シリーズ1作目の「ルラルさんのにわ」も読んだことがあるのですが、ルラルさんのかわりぶり(成長ぶり?)にびっくりしました。1作目のルラルさんは、一人の静かな時間を愛するちょっと気難しいおじさんだったのですが、今回はすっかり動物と仲良し。(ルラルさんの庭でも最後は仲良くなるのですが。)

庭とか自転車とか、自分一人で楽しんでもいいけど、自分の好きなものを誰かが一緒に楽しんでくれたらもっと嬉しい。

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最近娘も自転車ブーム。(ペダルのないやつ。)「曲がり角でとまる」とか「真直ぐ走る」とかまだまだ怪しいので、前後左右に気を配りつつ、必死に並走しています。(しんどい、、)

2022-05-16-MON
411.「たまごにいちゃんぐみ」
あきやまただし/鈴木出版

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たまごにいちゃんシリーズ、今回の主人公は、、、「伝説のたまごにいちゃん」に憧れるたっくん、まーくん、ごーくんの「たまごにいちゃんぐみ」です。(こんにちは たまごにいちゃんでたまごのままカラスをやっつけた事が伝説となっているようです!)

たまごにいちゃんのように、たまごのままかっこよくいこうと頑張るみんな。まわりから笑われて恥ずかしくなったり、いろいろあってたまごが割れてしまったり。

たっくんもまーくんもごーくんも、悩みながらも心と体がぐんぐん成長していく様子が、何だかとても嬉しいです。

この春小学生になった息子、年長さんの頃は小学生楽しみ!とキラキラしていましたが、最近は、慣れない事ばかりで疲れているのか家でも少し荒れ気味。

子供が何かのりきろうと頑張っている時は、実は親も心の中でめっちゃおろおろしている、というのは子供は知らないだろう、、。

子育てに悩んだ時に読むと、癒されたり励まされたりするたまごにいちゃんシリーズ、また借りて読みます。

2022-05-13-FRI

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