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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
440.「わんぱくだんのりゅうぐうじょう」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

今回は浦島太郎をモチーフにしたお話です。海に遊びに来たわんぱくだん、浜辺でひっくり返って起き上がれない子ガメを助けます。翌日大きなカメが現れて、お礼に竜宮城に連れて行ってくれると言います。

乙姫様と歌い踊り、海底の難破船で宝さがしをしたり、楽しい時間を過ごすわんぱくだん。そして最後は玉手箱も出てくる。浦島太郎の結末を思うと、今回はどういう落としどころになるんだろうと、気になりながら読んでいたのですが、、

わんぱくだんは、おじいちゃんやおばあちゃんになることもなく、無事に戻ってきます。当たり前と言えば当たり前かとも思いつつ、わんぱくだんらしくて安心しました。

竜宮城の乙姫様や鯛や平目の舞い踊りなど素敵だなと思いつつ、どうしても玉手箱がセットで思い出されて怖いイメージになってしまいます。玉手箱とは何なのか、、。

小学校から種をもらった朝顔が咲きました。もうすぐ夏!

2022-06-20-MON
439.「パンダ銭湯」
tupera tupera/絵本館

「パンダ以外の入店は、固くお断りしています」と貼り紙された銭湯に、パンダの家族がやってきました。彼らがお風呂に入る様子を見ていると、、、!

ページをめくるたびに「えっ、、!」知ってはいけないパンダの秘密を見てしまったのかもしれません。

最近寝る前に読む本が、ゾロリとか長いのが多いのですが、これは短くさっぱり「おもしろかった!」の一言です。もう単純におもしろくていい。

2022-06-17-FRI
438.「それいけ! おもちゃだいさくせん」
土屋富士夫/徳間書店

パズルに夢中のしょうちゃん。最後の1ピースが見当たらなくて探していると、誕生日に買ってもらった消防車のうーちゃんが一緒に探してくれることに。ピースを持っていったのは、ドラゴンのぬいぐるみ。他のおもちゃたちも協力してくれてドラゴンを追いかけます。

出てくるおもちゃはみな、昔よく遊んでいたけど今は遊ばなくなったもの。でも「僕を忘れて悲しい。」とか「ずっと大事にして欲しい。」とかそんなんじゃなくて、「また一緒に遊べて嬉しい!」という爽やかな感じがいいです。

忘れられたおもちゃが怒って、、みたいな話もありますが、子供の興味がどんどんうつっていくのは、物を大事にしていないわけじゃなくて、きっと成長の一つ。(買ったおもちゃで出来るだけ長く遊んで欲しいと思ってしまうけど、、)

このお話を読んで、今うちに散らかっているおもちゃたちも、例えば5年後とかにはほとんどなくなっているのかなと思うとちょっと寂しいです。

娘が2、3歳頃、よく持ち歩いていたアンパンマン。そういえば最近姿を見ていない、、。

2022-06-16-THU
437.「かいけつゾロリのまほうつかいのでし」
原ゆたか/ポプラ社

シリーズ3作目、いたずら修行の旅を続けるゾロリとイシシのノシシは、おかしな生物たちに出会います。パンツとパンダが合体したパンツンダ、リスとスリッパのリスリッパとかとか。いじわるな魔法使いの仕業らしいです。(こういう言葉遊び、子供たち大好きです。)

是非いじわる魔法を覚えようと魔法使いの住むお城を目指すゾロリたち。途中で人食い花につかまりますが、花の中で用を足そうをして吐き出されるシーンは子供たち爆笑です。魔法でたっくさんのイシシとノシシを召喚するところもお気に入り。

ゾロリの本は、細かいおもしろいところがたくさんあって、私も全部の文字を読み切れていないので、子供たちがまた自分たちでじっくり読んだら新しい発見がたくさんあると思います。

ゾロリが大好きになってきて、スマホのHOME画面をゾロリにしてみる。

2022-06-15-WED
436.「うずらちゃんのたからもの」
きもとももこ/福音館書店

うずらちゃんのおかあさんの誕生日、花を贈るお父さん。うずらちゃんも何か特別な物を贈りたい!と、友達のひよこちゃんと一緒にプレゼント探しに出かけます。

あれでもないこれでもないと一生懸命探しまわり、、、日も暮れてきた頃、うずらちゃんは空にきらきら輝く特別な宝物を見つけます。

この夜空が本当に素敵です。「ピーのおはなし」では「こんな川みたことない!」と思いましたが、今回は「こんな夜空みたことない!」。何度読んでも見惚れてしまいます。

宝物のように大事に読みたくなる一冊です。

先日娘が「ドラえもん書けるんやで。」と自信たっぷりに持ってきた一枚。これも宝物。大事にとっておきます。(その後兄に「全然ドラえもんちゃうやん。」と言われ、娘怒る、、。)

2022-06-14-TUE
435.「ほねほねザウルス なぞのオオウミガメをさがせ!」
ぐるーぷ・アンモナイツ カバヤ食品株式会社/岩崎書店

最近息子が小学校から借りてくるシリーズ。登場人物はすべて骨だけのほねほねザウルス。主人公のティラノサウルスの「ベビー」が仲間たちと一緒に冒険するお話です。

第一印象としては、小学生男子だなぁ、、。冒険、ダジャレ、なぞなぞ、迷路。あとは海賊とか、暗号とか、お宝とか。楽しいことがたくさん詰まっています。そういえば登場人物は男ばかり。

読んでいて一つめっちゃ悩んだのは、最後のボス「ほねほねリヴァイアサン」というドラゴン(多分)が出てくるのですが、発音が分からない。どうしてもリヴァイアさん的な発音になってしまうけど、正解が分からない、、。(ネット調べでは、リヴァイアサンとは、旧約聖書に登場する海の超巨大な動物/神獣らしいです。)

この間小学校の参観日があって、初めて教室に入りましたが、図書室にもどんな本がおいてあるのか見に行ってみたいです。

この間丹波竜の里で、化石発掘体験をしてきました。ここは発見された恐竜の卵、卵殻化石の種類が世界一だとか。ハンマーで石を割って、何かないかチェックするのですが、やってみたらこれがめっちゃ楽しい。最後は子供より大人が夢中になっていました。

体験中に本当に卵殻のかけらを発見してる子がいて大盛り上がり。我が家は「炭」はたくさん発掘しました、、。

2022-06-13-MON
434.「もりのおかしやさん」
作:舟崎靖子 絵:舟崎克彦/偕成社

もりはおもしろランドシリーズ、いたちのおかしやさんには美味しそうなものがたくさんありますが、一番の人気は「あなたのかたちのケーキ」。森に住むみんなは、誕生日が近付くとこのケーキを注文しにやってくるそうです。

いたちさんの作る「あなたのかたち」はその辺のケーキとちょっと違います。作るかたちによって、材料も様々。これはもうアートの域?色々な色の飴細工で表現されたとかげさんのケーキなんかすごく美しい。(文章も美しい!)

ある日、丸とか四角とかケーキのパーツだけ注文が入りますが、誰からの注文なのか、誰のかたちのケーキなのか分からない。どきどきするいたちさん、、、!

実はいたちさんの誕生日の為に、森のみんなが注文していたのです。作っていたパーツで、いたちさんは、皆への感謝をこめて、おじぎしている「いたちさんのかたち」のケーキを作ります。ここでおじぎのかたちを作るいたちさん、すごいなと思います。

このシリーズ、読み進めるたびに森のみんなのことが少しずつわかってきて、どんどんおもしろくなってきます。

先日森に遊びに行って、川でカニを発見!

2022-06-10-FRI
433.「おっちょこちょいのオットさん」
土屋富士夫/佼成出版社

タイトル通り、おっちょこちょいのオットさん、思っていたのと違うことばかりしちゃうんだけど、結果は何かうまくいくようです。でも「失敗したけど、こんな良い事もあったからラッキー!」的な感じでもなくて、はたから見たら失敗に見えることも、そもそもそんなに気にしない、全てナチュラルに受け止める、そんな感じのオットさんです。

うまく言えませんが、だからと言って悪い事も悪いと思わない、何でもまあいいかというわけではなくて、まわりに優しく日々丁寧に生活しているオットさん。だからこそ何だかうまくいくのかもしれません。

息子が小学生になって、毎日親がみる宿題もあるし、準備物もあるし、夕方が超絶忙しくて、つい子供を怒鳴りがちの毎日になっています。オットさん的にいくとしたら、まず怒る前にどうしたらいいか子供と話したらいいのかな?教育って難しい、、。

2022-06-09-THU
432.「ばけねこになりたい」
せなけいこ/童心社

絵本写真

体が小さくてネズミからも馬鹿にされるねこ。そんなある日、恐ろしいばけねこの話を聞いて、自分もなりたい!と考えます。ばけねこの親分から「ばけねこになる方法」を聞いて、ばけねこを目指して頑張る!、、というお話です。

タイトルにひかれて借りてみたのですが、本当にタイトルの通り、ねこが「ばけねこになりたい、ばけねこになりたい!」と頑張るお話。ばけねこになるには体力も必要、行燈の油もなめないといけないし、尻尾を2本に育てないといけないらしい。でもねこは体は小さくてもとても行動力があって努力派。ばけねこ目指して一生懸命頑張る様子がとても素敵です。

最後は、ねこが親分に「頑張ります!」のお手紙を書いたところで終わるのですが、いつかばけねこになれる日はくるのか。いつかなって欲しい。

絵本写真

兄の真似をしてコナンを読みたい娘。しおりを作ったり、「ちょっとキリがいいとこまで読むから。」とか兄のセリフまで真似をします。完全に読んでるポーズだけなのですが、娘を見ていると「まなぶとはまねぶ」という言葉を思い出します。

ねこも娘も学ぶのがとても楽しそうなのがいい。

2022-06-08-WED
431.「わんぱくだんのたからじま」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

公園で海賊ごっこをするわんぱくだん。砂場につくった宝島に、くみがビー玉を置くとそれがきらきら光り出して、、、気が付くと3人は海賊船の上。まわりは大海原!

砂場で作っていた怪獣が本当に襲ってきたり、ハラハラドキドキの冒険が始まります。宝島に上陸すると謎の猛獣に追いかけられ、深い穴に落ちてしまい、、、動転するけんとひろしに対して、「海賊なんだから、ずっと掘ってたらどこかに出るわよ!」と言い切るくみが頼もしい。海賊ってそんなもんだったっけ。

宝物がキラキラ光るビー玉ってのがいいなと思います。子供の頃、きれいな色のビー玉を集めていた気がするけど、あれはどこに行ったのやら。

絵本写真

今年の初収穫!

2022-06-07-TUE

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