兎丸愛美塩原洋写真集

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兎丸愛美 Manami Usamaru + 塩原洋 Hiroshi Shiohara「きっとぜんぶ大丈夫になる」2017年、「しあわせのにおいがする」2020年、玄光社。

兎丸さんは東京都在住のモデルであり女優である。6人兄弟の末っ子として生まれる。東京家政大学栄養学科卒業後、2014年からヌードモデルを始める。2014年アサヒカメラ編集部「ヌードと写真」(夏のおわりのト短調 川島小鳥撮影)や、2015年集英社 「週刊プレイボーイ」(ヌードモデル兎丸愛美特集 北田瑞絵撮影)、「フォトテクニックデジタル」( 2017年6月号 豊嶋希沙×兎丸愛美 ヌードと出会い)など、多くの誌面に登場し話題となる。また第17回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞 短編の部大賞作品「三つの朝」(監督・脚本 根岸里紗、2016年)や、ドキュメンタリーと劇映画を融合させ、女性たちの多様性を見つめた実験作「シスターフッド」 (監督 西原孝至、2019年)、 MOOSIC LAB 2019 短編部門 観客賞・女優賞を受賞した「海辺の途中」(監督・脚本 外山文治、2019年)に、女優として参加している。その他ではフレデリックのPV「オワラセナイト」(2015年)に、あわつまいと2人でシュールなダンスを踊り、youtubeの再生回数が1400万回再生を記録するなど話題が絶えない。2018年には、サニーデイ・サービスのシングル「クリスマス」のジャケット写真のカメラマンを務めている。 そのほかモデルを務めた写真集に、笠井爾示「羊水にみる光」(玄光社、2020年)などがある。

塩原さんは1983年長野県松本市出身、東京都在住の写真家である。松本蟻ヶ崎高校卒業後上京し、立教大学社会学部を卒業する。代官山スタジオを退社後、写真家 沢渡朔氏に師事。2015年よりフリーランスとなる。2017年写真集「きっとぜんぶ大丈夫になる」を玄光社より刊行し、同名の個展を4月神保町画廊(東京)、8月pulp(大阪)、2018年1月台湾淳久堂書店(台北)にて開催する。2020年3月続編となる写真集「しあわせのにおいがする」を同じく玄光社より刊行。同名の個展を神保町画廊(東京)で開催する。その他の写真集に「just a man in love」(リブロアルテ、2019年)がある。

人間・兎丸愛美を好きになってから本書を読むのもよし、その逆もまた良しと言う写真集である。つづきがあるのかはまだわからない。