710.「どっち?」 まつおかたつひで/ハッピーオウル社 |
かえるちゃんがかえるカーに乗ってお出かけ。いろいろな虫と出会い、オスとメスの違いについて学びます。 ダンゴムシやセミについては、しまじろうで読んで知っていたのですが、モンキチョウのメスは白い(モンシロチョウととても似ている)、クモのオスはメスよりだいぶ小さくて、メスに食べられることもある。クモのオスにはなりたくない!(かえるちゃん談)などなど、、、。そしてかえるちゃん本人はオスメスどっち、、、?? かえるは鳴くのがオス、鳴かないのがメスなんだそうです。なのでケロケロ鳴いているかえるちゃんはオス!もっと単純なお話かと思っていたら、とても勉強になりました。子供たちと、へー!へー!と言い合いながら読みました。
この間久しぶりに、同じくまつおかたつひでさんの「ぴょーん」と「うわーっ」をまた借りてきました。3年たっても布団の上でジャンプ!ジャンプ!は変わりません。
2024-06-05-WED
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707.「なんだかへんなのね」 文:内田麟太郎 絵:岡山伸也/絵本塾出版 |
へのぽん、へのぽん、たぬきのおじさんがお散歩をしています。「むしむしでんしゃ」の「ののたん、ののたん」も良かったけど、へのぽん、へのぽんもいい。 そしてイカに挨拶すると怒り出す。イカと以下のダジャレ。イカは、以下だと言われたと勘違いしたのです。あらすじを書いていると何のこっちゃなのですが、たぬきのおじさんのお散歩は続きます。へのぽん、へのぽん。 そして、とある看板。「空あり」。たぬきのおじさんは思います。「そら、あり。親切な看板だ。」また別の日同じ場所を通りかかると、看板がない。でも「そら」はある、、。この調子でたぬきのおじさんの散歩と言葉遊びは続いていくのです。 内田麟太郎さんの文章が大好きで読んでみたのですが、岡山伸也さんの絵もとてもいい。この本は、声にだして読むのがおすすめです。ちょっとふふっと笑いながら、何とも言えない味わいに癒されるのです。
2024-05-30-THU
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706.「たろうめいじんのたからもの」 こいでやすこ/福音館書店 |
きつねのきっこシリーズ、夏のお話。きっこは泳ぐのが苦手です。ちいとにいに連れられて、「たろうめいじん」に泳ぎを教わりにいくことになりました。 何と言っても「たろうめいじん」という名前がいい。「たろうさん」とか「たろう先生」じゃなくて「めいじん」です。タイトルにもつくことで、「たろうめいじん」って何者!?と気持ちが高まる。そしてたろうめいじんの正体とは、、! すっかり泳ぐのが楽しくなってきたきっこは、最後の試練「水中の洞窟にある緑色の石を取ってくる」も無事にクリア!子供のころにやった、プールの底にばらまかれたおもちゃを潜って取りに行く「宝探し」。その時のキラキラした気持ちを思い出します。 これできっこシリーズは全部読み終わってしまって残念。新しいお話が出たら嬉しいです。
スイミングを初めて大泣きしていた娘、3回目にして楽しみになってきたようです。やれやれ。目指せアリエル。(以前のアリエル。成長です。)
2024-05-29-WED
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