346.「かぞえておぼえる かずのえほん」 島田ゆか/鈴木出版 |
テレビが一台、フライパンがふたつ、自転車が3台、、、ひろ君が家の中にあるものを数えていきます。10くらいまでかなと思っていたら、20まで数えて、その後も、30、40、50、、、、100まで続いたのにはびっくり!家の中って結構いろんな物があるなと感心してしまいました。 息子が何となく100まで数を覚えたところなので、頑張って数えるのですが、途中で分からなくなるとまた1から数え始めるので、早く寝たい母はあーもう!!となるので、昼間に頑張ってもらうといいのかもしれません。 バムケロの島田ゆかさんの絵本なので、絵を見てるだけでも楽しいです。ちょいちょいバムケロのキャラクターが隠れているので、数えるのをそっちのけで探してしまったりもします。「ぶーちゃんとおにいちゃん」を読んでも思ったのですが、違う出版社でバムケロが出てくるのはいいものなのか、気になります。(バムケロって言っているわけではないけれど。)読むほうとしては嬉しいのですが。
この間、保育園で遠足がありました。コロナでずっと中止だったので1年半ぶりくらい?!こっそり買っていたバムケロのお弁当袋をやっと使うことができて嬉しかったです。
2021-11-02-TUE
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345.「わんぱくだんのきょうりゅうたんけん」 作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド |
先日読んだ「わんぱくだんのにんじゃごっこ」をきっかけに読み始めたこのシリーズ。今回は、けん、くみ、ひろしが恐竜すべりだいで遊んでいると、大きな卵を発見。突然卵が転がりだし、追いかけていくとそこは恐竜の世界! けんたちは、ステゴサウルスの背中に乗って恐竜世界をお散歩。トリケラトプスに出会ったり、ティラノサウルスに追いかけられたり。ビッグホーンシリーズを読んでいる息子は、恐竜絵本としては少し物足りない様子でしたが、娘にヒットして借りている間毎日読んでいました。 私はステゴサウルスとトリケラトプス、ティラノサウルスが一緒に出てきていることが気になり、、、。「トリケラトプスジュラ紀にいく」によると、生きていた時代が違うはず。 夢か現実かあいまいな世界なので、あえて子供達がよく知っている恐竜をピックアップしたのか、もしくはステゴサウルスがトリケラトプスやティラノと同時代に生きていたという説もあるのか、、、本当のところは分かりません。(が、気になる。) 公園に戻ってきたわんぱくだんの手には、恐竜の卵のかけらが。恐竜すべりだいの恐竜も、けんたちを見守るように、ちょっと表情がかわっています。このシリーズ、現実世界に帰ってきた時に、「夢だったのかな?」「夢じゃないわ!」とわんぱくだんが言い切ってるところがいいなと思います。息子と娘も夢じゃないと信じています。
2021-11-01-MON
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343.「ぶーちゃんとおにいちゃん」 島田ゆか/白泉社 |
ぶーちゃんはお兄ちゃんが大好き。いつも後をついてまわって、お兄ちゃんの真似してばかり。お兄ちゃんは、そんなぶーちゃんがちょっとめんどくさいことも、、、。 バムケロ、ガラゴシリーズの島田ゆかさんの絵本ということで借りてみましたが、やっぱりあちこちに隠れてる、隠れてる。島田ゆかさんの絵本は、インテリアや雑貨が本当にかわいいのですが、それだけじゃなくていろんなキャラクターが隠れていたり、見るたびに発見があります。息子はお話そっちのけで、バムケロのキャラクター探しに夢中になっていました。 ふと思い出されるのは、「かばんうりのガラゴ」に登場していた子犬のお客さん。兄弟が欲しいと、犬のかばんをもらっていたのですが、その子犬がもしかして今回のお兄ちゃん?!ガラゴにかばんをもらった後、本当に弟(ぶーちゃん)が生まれたのかも?でも子犬とお兄ちゃん、見た目が違う気もするので、別人なのかもしれません。でもそうだったらおもしろいなと思います。 弟が欲しいと思っていたお兄ちゃん(想像)。でもいざ生まれてみると、かわいいんだけど、うるさかったり、めんどくさかったりするんだと思います。セリフはないけど、そんなお兄ちゃんの気持ちがひしひし伝わってきます。うちの兄妹関係にそっくりなので、重ねて見てしまうのかもしれませんが、、、 お話の最後、お母さんの植木鉢を割ってしまったお兄ちゃん、ぶーちゃんに口止めするため、普段は使わせないおもちゃをたくさん貸してあげます。うちの兄妹ももうちょっと大きくなると、そんな風に2人の秘密を持つようになるのか、怖いような楽しみなような。
2021-10-28-THU
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342.「ともだちくるかな」 作:内田麟太郎 絵:降矢なな/偕成社 |
今日はオオカミの誕生日。約束はしてないけど、きっとキツネがお祝いにきてくれると信じて、オオカミはずっと待っていました。でも来ない、、、。 悲しい寂しい気持ちを忘れられないオオカミは、「心なんかいらないぞー!」と「心」を吐き出してしまいます。そこにキツネがやってきて、、、 オオカミは自分の誕生日を思い違いしていたのです。キツネはちゃんと当日にお祝いにやってきたのですが、心を捨てたオオカミは、嬉しい気持ちも感じることができなくなっていました、、、というお話。 オオカミは森の仲間から恐れられる存在で、キツネのようなともだちができたのは初めてのことだったのかもしれません。寂しいなんて思うのもきっと初めて。違うことで紛らわそうとしてみたり、強がってみたり、、オオカミが「この気持ちは何なんだ?」と、一生懸命あがいている姿が胸にしみます。 キツネは大きなバースデーケーキと心をこめて選んだプレゼントを持ってきてくれましたが、きっとそれ以上の嬉しい「心」をもらった、いい誕生日になったんじゃないかと思います。 このシリーズ、息子にすすめられる順番で読んでいましたが、この間第一作目を読み直したのを機に、発行順に読んでいっています。これが第二作になるのですが、もうすでにめっちゃ仲いいやんという感じです。仲良くなるのは時間じゃないのかも。
2021-10-27-WED
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