486.「ゆうえんちでなんでやねん」 文:鈴木翼 絵:あおきひろえ/世界文化社 |
だいぶ前に読んでいたなんでやねんシリーズ、今度は娘が保育園で読むようになったようで、図書館から借りてきました。 表紙の裏側にとてもいい言葉が書いてありました。人生で大事な3つの言葉、「ありがとう」「ごめんなさい」そして「なんでやねん」。ありがとう、ごめんなさいはもちろんですが、ユーモアも忘れてはいけないと、子育てをしていると思います。あと子供はコメントに困ることを日々やらかすのですが、そんな時も「なんでやねん」はとても便利な言葉です。 ふと思ったのですが、関西圏外で「なんでやねん」にあたるのはどんな言葉があるのでしょうか。地元の方言で考えてみてもしっくりくるものがない。 ちなみにこの「ゆうえんち」は、バンジージャンプがポイントになっていたのですが、そもそも子供たちはバンジーが分からず、、、あとでyoutubeで勉強しました。「絶対しない!」だそうです。
2022-11-04-FRI
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484.「かいけつゾロリのなぞなぞ大さくせん(13)」 原ゆたか/ポプラ社 |
「なぞのうちゅうじん」で出てきた宇宙人のお姫様が、ゾロリとの結婚を諦めきれず、追いかけてきました。ちなみにこのお姫様の国で大事なのはなぞなぞ!国民全員、子供の頃からなぞなぞを勉強しているらしいのですが、、、 お姫様のだすなぞなぞを全て正解することができれば、結婚はあきらめると言われるゾロリ。挑戦しないわけにはいきません。 お話の中にもたくさんなぞなぞが出てきますが、全ページの下部に一問ずつなぞなそが書いてあったのにはびっくり。なぞなぞってこんなにあるものか、、。なぞなぞ本としてもたっぷり楽しめそうです。 でも最後のゾロリの「いじわるなぞなぞ」にはやられました。(ゾロリがお姫様に出した、絶対にとけない意地悪いなぞなぞ。)これにはまった子供たちが、真似していじわるなぞなぞばっかり出してくるからちょっとめんどくさい、、(考えても絶対正解の出ないやつ!)
問題、これは何の絵でしょう? 正解は、、、、リトルマーメイドのアリエル!人魚です。ちゃんと緑の胴体ついてるし。初めて見た時かわいすぎて笑ってしまいました。娘のここ最近一番の傑作です。
2022-11-01-TUE
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481.「クエスト にじいろの地図のなぞ」 アーロン・ベッカー/講談社 |
「ジャーニー」の続編になります。今回も文字がなく美しい絵だけでお話が進んでいくのですが、今回はタイトルの通り、前作よりアクティブで迫力があって、短いお話の中に大冒険が詰まっています。 絵を見ていくとストーリーは分かるのです。でもそれを子供に読み聞かせるのに言葉にしようと思うと何と難しいことか!美しい絵を前に、それを表現するうまい言葉が全然思い浮かばない。 それに、例えば魔法のマーカーで空に虹がかかるラストシーン、私は初めて読んだ時「虹のビームが出ました。」と読んだのですが、そう読むことでそれは「虹のビーム」として子供たちに伝わるわけで。何だかこのお話の世界を限定してしまってるような気分に、、、。 読み聞かせするたびに、ちょっと違う感じで読んでみようとチャレンジしていたのですが、それもまた難しい。読めば読むほど奥が深い絵本です。そして本当に絵が素敵です。
2022-10-28-FRI
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