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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
140.「かいじゅうたちのいるところ」
作:モーリス・センダック 訳:じんぐうてるお/冨山房

タイトルは有名で何となく知っていたのですが、読むのは初めてだったこの絵本。(映画にもなっていたみたい?)さらっと読むと最初は「えっ…?」となってしまった不思議なお話でした。

いたずら好きなやんちゃなマックス、お母さんに怒られて寝室に閉じ込められるのですが、そこが突然ジャングルのような世界に。そして一年と一日航海すると「かいじゅうたちのいるところ」。(突然の一年の航海!)

これはマックスの想像の世界なのか、夢のお話なのか、もしかすると本当に旅をしてきているのかも。ふと、昔よく見た映画「ネバ―エンディングストーリー」を思い出しました。

大人が見ても怖いと思うかいじゅうたちの絵も、息子は意外と平気なようで(むしろかっこいいと思っていたのかも…)、本を読んでいない時も「いちねんといちにちこうかいすると…」なんて口ずさんでいたりして、結構気に入っているようでした。

子供の頭の中って大人が思うより想像にあふれているのかもしれません。現実世界よりむしろ想像の世界で生きているのかも。何だか読めば読むほどいろいろ考えてしまう、不思議な魅力の絵本でした。

2020-03-17-TUE
139.「たまごのあかちゃん」
文:かんざわとしこ 絵:やぎゅうげんいちろう/福音館書店

「たまごのなかでかくれんぼしているあかちゃんはだあれ?でておいでよ。」と呼びかけると、いろいろな動物のかわいい赤ちゃんが出てきます。

娘に読んでみると、ヘビの赤ちゃんが出てくるページで、嬉しそうにニョロニョロポーズをするのでびっくりしました。保育園で読んでもらっていてお気に入りの絵本だったみたいです。

保育園では「でておいでよ~!」のセリフに節をつけて読んでいるらしく(その時子供たちはたまごを指さす)、私が読むといつも息子に「違うよ!」と指摘されるのですが、正解が分からない…。

あまりに娘が気に入っているので、家用に買ってもいいかなと悩み中です。

娘の最近の口癖は「いやだ。」絶賛何でも自分でしたい期+イヤイヤ期です。歯磨き粉出すとかまだ上手にできなくてもうっかり手を出そうものなら「いやだ―!!!」かわいい赤ちゃんの頃が懐かしいです。

2020-03-12-THU
138.「うんちしたのはだれよ!」
作:ヴェルナー・ホルツヴァルト 絵:ヴォルフ・エールブルッフ
訳:関口裕昭/偕成社

ある日もぐらくんが地上に顔を出すと頭の上にウンチが!!ショックなもぐらくん、犯人捜しが始まります。

いろいろな動物に聞き込みしてまわるのですが、「違うよ。僕のうんちはこんなのだよ。」とそれぞれ自分の物を披露してくれます。これがなるほどね、となかなか勉強になります。

最後はハエに手がかりを求め、見事に犯人を特定、復讐を果たします。もぐらくん頑張った!

この絵本、タイトルがすごく好きだなと思います。「だれ?」とか「だれだ?」とかじゃなくて、「だれよ!」にもぐらくんの強い気持ちをひしひしと感じます。本文では「だれよ!」は出てこないんですけどね。

ふと気が付くと、出産してから日々ウンチウンチと言っていて、口に出す事に全く抵抗が無くなってしまった今日この頃ですが、今まで何回言ったのか…。

2020-03-09-MON
137.「おむすびころりん」
いもとようこ/金の星社

さるかに合戦に続いて、いもとようこさんの日本昔話シリーズを読むのも2冊目です。

子供達はおむすびころりんの歌がお気に入りで、一緒に「おむすびころりん、すっとんとん♪」と楽しんでいます。となりの意地悪なおじいさんがねずみたちに「酒と肴を持ってこい。」と言うシーンで、息子に「さけとさかなって何?」と聞かれて困りましたが…。

さるかに合戦と同じで、ぼやっとあらすじは覚えていたつもりだったのですが、最後の展開にはびっくりしました。隣の意地悪なおじいさんが突然もぐらになってしまうのです。そんなんでしたっけ。何とも言えない読後感。

最近絵本を読み終わって電気を消した後にも「何かお話して。」と言われる事が多く、いろいろ昔話を読み直してレパートリーを増やしたいです。(今まともに話せるのは桃太郎と浦島太郎くらい…)

そして息子の最近のブームがもう一つ。夕食後におむすびを食べること。「自分でにぎる。」と言うのでラップに包んで渡すのですが、そうなると娘も「自分も!」となるわけで。最後には大体こうなります。片づけ大変。

2020-03-06-FRI
136.「まほうでなんでやねん」
文:鈴木翼 絵:あおきひろえ/世界文化社

主人公「ぼく」の家でテレビがうつらなくなって困っていると、自分は魔法使いだという変な人たちが現れて、魔法で直してくれようとしますが、見当違いの事ばかり起こって「なんでやねん!」とつっこみ続けるお話。

魔法使いたちのする事が検討違いすぎて「なんでやねん。」の度に息子はニヤニヤしています。魔法使いたちの独特の呪文もおもしろいし、テンポ良く読める楽しい一冊です。

ちょっとほっとくとすぐに泥棒に入られたように散らかされるリビング。常に片づけをしているような毎日です。さささと片づけできる魔法が本当に、本当に欲しい…。

2020-03-04-WED
135.「ピヨピヨ メリークリスマス」
工藤ノリコ/佼成出版社

我が家のお気に入り「ノラネコぐんだん」の工藤ノリコさんの作品ですが、このピヨピヨシリーズもかわいくて大好きです。

クリスマスの日、パーティーの材料を買いに行ったり、部屋の飾りつけをしたり、サンタさんが来てくれるようにお祈りしたり。子供たちにもこんなクリスマスの思い出を作ってあげたいなと思う、温かいお話です。

そしてピヨピヨちゃんのお母さんの作るご馳走がすごい!豪華なクリスマスケーキもあるし、クリームソーダまであります。何てスペシャル。

子供が産まれてからはそれどころではなくて、クリスマスらしい事を全くしていませんが、後3年後くらいにはこんなクリスマスが過ごせたらいいなと思います。ピヨピヨ家ほどのご馳走は作れなくても、子供がサンタさんを信じているうちに頑張ります…。

この間の日曜日、やっとお雛様を出しました。ぎりぎりセーフ。今週末ひな祭り的な事をするかな、しないかな…。

2020-03-03-TUE
134.「11ぴきのねこ」
馬場のぼる/こぐま社

これは11ぴきシリーズ第一作目のお話なのですが、今まで読んだお話と比べるとちょっと意外な展開でした。

ねこたちが大きな魚の噂を聞いて捕まえに出かけるというお話なのですが・・・今まで11ぴきを読んで「悪だくみをするものの裏目に出てうまくいかないねこたち」と思っていたら、今回は悪だくみをするわけでもなく、ちゃんと大きな魚を捕まえて目的を達成しています。びっくり!

最後は捕まえた魚を自慢するために、食べないで持って帰ろうと約束しあうものの、夜が明けたら魚はすっかり骨だけの姿に。息子はこのシーンで毎回大爆笑です。

よく考えたらふくろのなかもいろいろ裏目に出ているものの、悪だくみはしていないのかも。悪だくみのイメージばっかりで申し訳ない…。

読んでいない11ぴきシリーズも残念ながらあと1冊になってしまいました。最後もどんなお話なのか楽しみです。

先日11ぴきのタオルを買ったと書きましたが、ポーチも買ってしまいました。めっちゃかわいい。

2020-02-28-FRI
133.「クリスマスのおばけ」
せなけいこ/ポプラ社

年も明け、今年のクリスマスはまだまだ先ですが、子供たちは季節感関係なく読んでいます。

クリスマスを楽しんでいる女の子、ふと、おばけはどう過ごしているのかな?と気になって、ケーキを準備してお母さんにセーターを編んでもらおうかな…なんていろいろ想像するお話です。 この絵本を読んで、自分以外の誰かを思いやる気持ちが育てば嬉しいなと思います。

最後のセーターを着ているおばけちゃんがとてもかわいくて、毎回それを見るのが楽しみだったりします。あっ、そう着るんだね…というかわいい着こなしです。

先日誕生日を迎えたのですが、息子がブロックでケーキを作ってくれました。ありがとう。 本物のケーキも用意して、娘にはイチゴだけあげたら自分もケーキを食べると大号泣。まだ1歳だからね。来年は一緒に食べましょう。

2020-02-27-THU
132.「こんとあき」
林明子/福音館書店

おばあちゃんから赤ちゃんのあきを見守るようにお願いされた、キツネのぬいぐるみのこん。それから何年もずっと一緒にいた二人ですが、ある日ボロボロになってきたこんの体をなおしてもらう為に、おばあちゃんのいる町まで旅に出ます。

おばあちゃんの家に着くまでにいろいろな事が起こり、あきの不安や緊張が沢山伝わってきて、こちらもハラハラどきどき…でも、こんがとても頼もしい。何があっても「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」とあきを守ろうとする強さに涙が出そうになりました。最後こんが息絶えそうになるシーンは、冷静に読み聞かせしつつ、心の中では叫んでいました。「こーん!!!!」

一本の映画を見たような気分になる絵本です。

おつきさまこんばんはでてこい でてこいも林明子さんの作品。全部同じ人の作品と思えない、その幅広さに驚いています。

2020-02-26-WED
131.「なっとうさんがね・・」
とよたかずひこ/童心社

おいしいともだちシリーズ、今までにいろいろ読みましたが、このなっとうさんは息子のお気に入りベスト3に入っていそうです。

ひたすら続くねばねばぎゅっぎゅっ、ねばねばぎゅっぎゅっという擬音だけのストーリー。読んでる方も段々楽しくなってきます。息子と2人、ねばねばぎゅっぎゅっと合唱しています。

たまにじっくりなっとうさんたちを眺めると、一粒一粒にかわいい表情があって、そこからいろいろ想像するのも楽しいです。

うちはみんなが納豆大好きです。納豆を食べた後は、手や口まわり、テーブル、洋服すべてがねばねば(主に娘が)、後片付けが大変ですが…。絵本のように「しんぱいごむよう!」と誰かに助けに来て欲しい。

2020-02-25-TUE

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