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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
120.「11ぴきのねことあほうどり」
馬場のぼる/こぐま社

コロッケ屋さんをはじめた11ぴきのもとに一羽のあほうどりがやってきます。コロッケにあきあきしていたねこたちは、あほうどりを丸焼きにしようと企むのですが…というお話。

最後のオチで毎回大爆笑の息子。今まで読んだ11ぴきシリーズの中で一番気に入っているんじゃないでしょうか。(私はこの「あほうどり」かへんなねこか迷うところ。)

ねこのグループといえばノラネコぐんだんもいますが、11ぴきの方が何だか間抜けで、ずるくて、いつもうまくいかない感じが応援したくなります。(ノラネコぐんだんはプロの集団っぽい。)

今回の悪だくみ(あほうどりを丸焼きにする)もやっぱり大失敗。あほうどりたちにこきつかわれる11ぴきにお疲れ様と声をかけてあげたいです。

絵本写真

先日本屋さんをうろうろしていたら11ぴきのタオルを発見。しかも「へんなねこ」の名シーンのやつ!即買いです。

2020-02-05-WED
119.「ワニあなぼこほる」
石井聖岳/イースト・プレス

一匹のワニがスコップで穴を掘りだしたと思ったら、他のワニも寄ってくる寄ってくる。規模がどんどん大きくなっていって、最後には何を作ってるんだ!ってくらいの大騒ぎ。

どんなお話だったとかいうことより、ワニたちの勢いが印象に残る一冊でした。とりあえず勢いがすごくて、一回目読んだ時は、えっ結局どういうお話だったっけと読み直してしまったくらい…。 そのパワーはまるで、訳の分からないことで大盛り上がりする4歳男児のよう…。

スコップから始まった穴掘り現場に、だんだんいろいろな重機が投入されていく様子もおもしろかったです。

昨日は予定通り保育園に鬼が来たそうで、保育園ではりだされていた写真を見ると、果敢に豆を投げる息子の姿が。去年からえらい成長したものだと嬉しくなりました。

そしてどうでもいい事ですが、週末に髪をばっさり切った私。息子のクラスに迎えにいくと、4歳児たちが髪が変だのぐしゃぐしゃだの言いたい放題。無邪気な子供、鬼より怖い。

2020-02-04-TUE
118.「いちばんでんしゃのうんてんし」
文:たけむらせんじ 絵:おおともやすお/福音館書店

息子のお気に入りなのか、保育園から借りてくるのも3回目になります。

いちばんでんしゃ(始発の電車)の運転士さんが宿舎で起きるところから始まり、出発前の点検作業、そしていくつもの駅を通りながら終点の駅まで向かう様子が詳しく描かれていて、大人が読んでも勉強になる一冊です。

自動起床装置という起こしてくれるベッドがあることにびっくりしました。絶対遅刻が許されない運転士さん、毎日お疲れ様です。

地理的にいまいちピンとこない関東のJR中央線が舞台だったので、関西版もあったら嬉しいのになあと思っています。

今日は保育園に鬼が来るそうです。昨年は、後から写真を見ると、先生の膝の上という安全ポジションをしっかり確保しつつ大号泣だった息子。

泣いてもいいから逃げずに鬼をやっつけるんだよと話をして、朝別れてきましたが、今年はどうなるやら。頑張れ!

2020-02-03-MON
117.「14ひきのせんたく」
いわむらかずお/童心社

14ひきシリーズ、読むのも3冊目になりました。初夏のとても天気のいい日、森の川で皆でせんたくをするお話です。

家族の何気ない日常を描いたシリーズですが、14ひきはやっぱり絵が優しい。文章が優しい。子供に聞かせるのに、ゆっくりときれいな声で、ちゃんとした発音で読みたくなる絵本です。(読めてるのか?)

最近季節に沿った絵本を選びがちでしたが、初夏の森はとても爽やかで気持ち良さそうで、今の季節にこんな絵本を読むのもいいなと思いました。

2020-01-31-FRI
116.「ちゅうちゅうちゅちゅちゅ」
村田エミコ/福音館書店

ねずみのお母さんが「ちゅうちゅう」と出てくると、次にねずみの子供達が「ちゅちゅちゅちゅちゅ」と追いかけます。小さい子向けの、擬音が楽しい絵本です。

ねずみ年だしねずみの絵本でもと思って借りてみたのですが、他にもぶたや魚にふくろう、いろいろな親子がでてきました。ただ順番に生き物が出てくるのではなくて、親子で出てくるのがとてもかわいいです。

最近息子がしっかりと長い絵本を選ぶようになってきたので、ちょいちょいこういうストーリーのない短い絵本をはさみたくなります。

お父さんがお休みの日は、1冊読んでもらいます。どの絵本を誰が読むかは息子が決めるので、なるべく長い絵本がお父さん担当になるように、こっそりすすめます。

2020-01-30-THU
115.「ショコラちゃんはおいしゃさん」
文:中川ひろたか 絵:はたこうしろう/講談社

息子が2歳の頃によく読んでいた絵本ですが、久しぶりにまた借りてきました。

アフリカの動物たちを診察するために、ひゅんっと自家用飛行機でひとっとびしたり、木の実や葉っぱで薬を作ったり。子供の自由なごっこ遊びから生まれるような楽しいお話です。

何冊か出ているショコラちゃんシリーズの中でも、私はこのおいしゃさんが一番大好きです。娘ももう少し大きくなったらまた借りてきて一緒に読みたいです。

息子の保育園でインフルが少しずつ増えてきました。先週は1人だったのが今週は6人。ここの所2年連続、子供達と一緒にうつっているのでこの冬は元気に乗り切りたい!

お昼休みにキリン堂に立ち寄ったら、加湿器600円!と山積みになっていて、つい買ってしまいました。会社のデスク用に良さそうです。

2020-01-29-WED
114.「給食番長」
よしながこうたく/好学社

給食を残してばかりの子供達に怒った給食のおばちゃんがついに仕事をボイコット。子供たちが自分たちで初めて給食作りに挑戦してみて、仕事の大変さ、おばちゃん達の気持ちに気が付いて、給食を残さずに食べるようになるというお話です。

暑苦しいほどの熱量のある劇画タッチの絵にただ、ただ圧倒されました。そして給食のおばちゃんの気持ちにただ、ただ共感しました。

栄養とか食べやすさとか、新しい食材への挑戦とか、体調とか予算とかいろいろな事を考えて毎日ご飯を作っているのです。子供はそんな事を1mmも気にせずに残すのです。やるせない。

でもそれが子供。考えないのが当たり前。(私も子供の頃は全く考えていませんでした。)おばちゃん達がいないのなら、自分で給食作りに挑戦してみようとする番長がかっこいいです。そして自分で実際にやってみて給食の大切さに気が付く素直さに温かい気持ちになります。

今夜のご飯は何にしよう。

2020-01-28-TUE
113.「おつきさまこんばんは」
林明子/福音館書店

娘が保育園で読んでもらっていたようで、先日祖母と本屋に行った際、この絵本を離さなくなってしまい、しっかり買ってもらって帰ってきました。

嬉しそうだったり、悲しそうだったり…お月様のくるくる変わる表情が子供心をつかむのかもしれません。

息子も、今の娘と同じ頃によく読みました。2人共これを読んでから、保育園から帰る時にお月様を見つけると挨拶するようになりました。(息子は4歳になるとさすがに挨拶はしませんが、「お月様いる!」と教えてくれます。)

私も大体疲れている保育園からの帰り道、子供と一緒にお月様に挨拶すると少し気持ちがなごみます。「おつきさま こんばんは」っていい言葉です。

先週は熱が上がったり下がったり、不調だった娘。今週は元気に過ごせますように。写真は病院帰りのバスの中、、降車ボタンを勝手に押すのをやめて欲しいです。

2020-01-27-MON
112.「サイモンは、ねこである」
作:ガリア・バーンスタイン 訳:なかがわちひろ/あすなろ書房

小さな猫のサイモン。ライオンやトラ、ピューマ、チーター達に「ぼくたち似てますね。」と言うものの大笑いされてしまいます。

画面の切り取り方がおもしろく、お話のテンポも良く、何だか引き込まれるように読んでしまいました。ライオン達の表情もとてもいきいきしています。サイモンに「ぼくたち似てますね。」と言われて全員で目を丸くしている顔が忘れられません。

最後に「俺たちねこの仲間だ!」と気が付いたライオン達、その事を素直に認める潔さが素敵でした。

私も普段、人と自分の同じところを見つけて嬉しくなったり、違うところを見つけて線をひいてみたり。サイモンの素直さを見習いたいです。

月曜日に娘が突然の発熱。幸い熱は一日で下がりました。インフルとか胃腸炎とか気になる季節ですが、ただの風邪だったようでほっと一安心です。

2020-01-22-WED
111.「バムとケロのそらのたび」
島田ゆか/文溪堂

ただいま5夜連続読み聞かせ中、息子も私も大好きなバムとケロシリーズです。

前回読んだ、雨の日を一日家で過ごすにちようびとうってかわって、今回は何ともアドベンチャーなお話。自分の誕生日パーティーにおいでと、組み立て式飛行機を送ってくるバムのおじいちゃんがワイルドです。

バムがかいがいしくケロちゃんのお世話をやく様子から、バムはてっきり保護者的な年齢かと思っていましたが、おじいちゃんに本を読んでもらっているシーンがあって、ていうことはバムは少年??

今回はケロちゃんの出番が少ないのが寂しかったですが、次は何が出てくるのか分からないドキドキのそらのたび、とてもおもしろかったです。今夜も読むかな?

2020-01-17-FRI

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