99.「タンタンのぼうし」 いわむらかずお/偕成社 |
さるのタンタンが帽子一つでいろんな遊びをするお話。最後に帽子を空高く投げると、お星さまと一緒に戻ってくるなんて、何て夢があるんだろうとどきどきしました。 一見シンプルな絵本なのですが、子供心をよくつかんだお話だなと思います。子供の想像力は大人が追い付かないくらいものすごくて、ちょっとした物でいろんな遊びを思いつきます。 私はおもちゃを探す時、出来上がっている物より、ブロックなど想像が広がりそうな物を選ぶようにしていますが、タンタンみたいに楽しむ心が育てばいいなと思っています。 作者を見てみたら「14ひきシリーズ」のいわむらかずおさん。こんなにテイストの違う絵本を生み出せるものなのかと驚きました。
2019-12-20-FRI
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93.「バムとケロのにちようび」 島田ゆか/文溪堂 |
バムとケロのおかいものがおもしろかったので、他のシリーズを探して借りてきました。今回は雨の日曜日、家の中で過ごすおはなしです。 かいがいしく部屋を掃除したり、ケロちゃんの世話をするバム。一家に一匹バムが欲しい!最後に楽しみにしていた本を読み終えてウトウトするバムにお疲れ様と毛布をかけてあげたい! 前も書いたような気がしますが、今回も何気ないエピソード、何気ない一コマにくすっとなったり、温かい気持ちになったり。バムとケロの家の家具や小物もとてもかわいいので、一人でゆっくり本を開いて眺めたいです。 読むたびに何だかどんどん好きになってしまうバムとケロです。
先日会社の近くの紀伊国屋でバムとケロのカレンダーを見つけて、買おうかずっと悩んでいます。
2019-12-10-TUE
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