89.「はしれ!たくはいびん」 作:竹下文子 絵:鈴木まもる/偕成社 |
北国でりんご農家を営むおじいちゃん、おばあちゃんが孫たちにりんごを送るお話なのですが、集荷された荷物が営業所に行って、集荷センターに行って、トラックが夜の高速道路を走って、、、。孫たちの家に荷物が届くまでの様子が詳しく描かれています。 宅配便は大体翌日配送という感覚をもってしまっていますが、こうやって夜通し頑張って運んでくれているんだなと改めて勉強になりました。 宅配車以外にも町を走るいろいろな車が出てくるので、乗物好きの息子はおもしろいようです。 また各ページでりんごの箱が、トラックに積まれたり、ベルトコンベアーにのったり、、、「今りんごの箱ここにあるよ!」と探すのも楽しいです。 作者は「せんろはつづく」のお二人ですが、優しい親しみやすい絵柄にいつもほっとします。絵本をあまり読んだことのない私の父もこの絵はいい!といつだか語っていました。
毎日保育園帰り、宅配ボックスをチェックするのが好きな息子。次に荷物が届いていた時にこの絵本の事を思い出してくれたらいいなと思います。
2019-12-04-WED
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88.「おふとんかけたら」 かがくいひろし/ブロンズ新社 |
いろいろな物にお布団をかけたらどうなるの?というお話なのですが、お布団をかけるのがソフトクリームとかトイレットペーパーとか、、、予想のつかない物ばかり! お布団をかけられた皆は、何とも言えない安心したような、いい表情をしています。ソフトクリームは溶けてるけど、、、 この絵本は、だるまさん以外のかがくいさんの絵本を読んでみたくなり買ったものです。ついでに息子が寝る気分になってくれないかなと淡い期待も抱いていたのですが、、、前に「はみがきあそび」でも書きましたが、まあ大体こちらの思惑通りにはいかないものです。 それでも、お布団をかけられて気持ち良さそうな皆の顔を見て、寝る前に温かい気持ちになってくれたらいいなと思います。 最近息子は寝ている時に夢を見るのか、たまにうなされたり、たまに爆笑したり。いい夢見れますように。
2019-12-03-TUE
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81.「ごぶごぶ ごぼごぼ」 駒形克己/福音館書店 |
この絵本は息子が赤ちゃんの時にもらったものなのですが、当時家には「あかあかくろくろ」とこのごぶごぶの2冊しか無くて、繰り返し読んだものです。それにしても、ごぶごぶとは一体何なのか、、、。 いろいろな丸だけで構成された絵本で、それに合わせて「さわさわ」とか「ぷわぷわ」とか擬音が出てくるのですが、「ごぶごぶごぼごぼ」もその一つ。何となく水が湧き出てくるようなイメージでしょうか? 今では息子より娘が読んでいますが、ページを行ったり戻ったりしながら楽しんでいます。
そんなこんなで毎晩絵本を読んでいるわけですが、毎朝通勤電車の中では小説を読んでいます。読書家の義母がいつも読み終わった本をまわして下さるので、それを順番に読んでいます。最近おもしろかったのがこの2冊。 絵本も小説も、自分で選ぶと内容に期待しすぎてしまうのですが、人に選んでもらったものは、フラットな気持ちで読めて、新しい出会いもあったり、何かいいです。
2019-11-15-FRI
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