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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
90.「どうぶついろいろかくれんぼ」
いしかわこうじ/ポプラ社

説明が難しいのですが、穴あきしかけ絵本というのでしょうか。「どうぶつのおうさまだよ。だれかな?」といったクイズ形式で進んでいきます。いないいないばあ要素もあったりして、娘のお気に入りの一冊です。

小さい子向けですが、クイズ形式の絵本は息子も盛り上がります。私が娘に読んでいると、大体横から「ライオン!」とか口を出してきます。絵もはっきりと分かりやすくてかわいくて、一緒に読んでいて楽しい絵本です。

最近は娘は私が読まなくても一人で本を持ってきて「がおー!」とか「にゃー!」とか楽しんでいます。

今朝慌てていたら、朝ご飯をガシャンとキッチンのシンクに落としてしまい、、、おにぎりを買って食べました。毎日追われるように過ごしていますが、絵本の時間だけはゆっくりとと思います。

2019-12-05-THU
89.「はしれ!たくはいびん」
作:竹下文子 絵:鈴木まもる/偕成社

北国でりんご農家を営むおじいちゃん、おばあちゃんが孫たちにりんごを送るお話なのですが、集荷された荷物が営業所に行って、集荷センターに行って、トラックが夜の高速道路を走って、、、。孫たちの家に荷物が届くまでの様子が詳しく描かれています。

宅配便は大体翌日配送という感覚をもってしまっていますが、こうやって夜通し頑張って運んでくれているんだなと改めて勉強になりました。

宅配車以外にも町を走るいろいろな車が出てくるので、乗物好きの息子はおもしろいようです。 また各ページでりんごの箱が、トラックに積まれたり、ベルトコンベアーにのったり、、、「今りんごの箱ここにあるよ!」と探すのも楽しいです。

作者はせんろはつづくのお二人ですが、優しい親しみやすい絵柄にいつもほっとします。絵本をあまり読んだことのない私の父もこの絵はいい!といつだか語っていました。

毎日保育園帰り、宅配ボックスをチェックするのが好きな息子。次に荷物が届いていた時にこの絵本の事を思い出してくれたらいいなと思います。

2019-12-04-WED
88.「おふとんかけたら」
かがくいひろし/ブロンズ新社

いろいろな物にお布団をかけたらどうなるの?というお話なのですが、お布団をかけるのがソフトクリームとかトイレットペーパーとか、、、予想のつかない物ばかり!

お布団をかけられた皆は、何とも言えない安心したような、いい表情をしています。ソフトクリームは溶けてるけど、、、

この絵本は、だるまさん以外のかがくいさんの絵本を読んでみたくなり買ったものです。ついでに息子が寝る気分になってくれないかなと淡い期待も抱いていたのですが、、、前にはみがきあそびでも書きましたが、まあ大体こちらの思惑通りにはいかないものです。

それでも、お布団をかけられて気持ち良さそうな皆の顔を見て、寝る前に温かい気持ちになってくれたらいいなと思います。

最近息子は寝ている時に夢を見るのか、たまにうなされたり、たまに爆笑したり。いい夢見れますように。

2019-12-03-TUE
87.「こぐまちゃんとぼーる」
わかやまけん/こぐま社

こぐまちゃんがボールで楽しく遊ぶおはなし。息子が選んだ絵本ですが、娘も興味を持って読んでいます。

こぐまちゃんシリーズは何冊か読んだことがありますが、親目線で見るとその元気な遊び方にいつもちょっとハラハラしてしまいます。今回はボールがコロコロ転がっていってしまうのですが、そんな追いかけて行って大丈夫!?とか。

うちの前の道路が、狭いのに車がスピードを出して通り抜けるような所なので、そんな事お構いなしに飛び出す娘の姿が重なってしまいます。こぐまちゃんはきっとそんな所に住んでいないので、余計な心配なのですが。

危険な事を放っておいては駄目ですが、過保護にならないように気をつけて、こぐまちゃんのようにのびのびと遊ぶ姿を見守りたいなと思います。・・・なんて事を絵本を読みながらしみじみ考えてしまいました。

2019-12-02-MON
86.「バムとケロのおかいもの」
島田ゆか/文溪堂

初め見た時は、絵の雰囲気とかコマ割りからして海外の絵本かな?と思ったのですが、日本の作家さんでした。バム(犬)とケロ(カエル)や仲間たちが、市場に月に一度のお買い物に出かける話なのですが、、、

ドラマチックな盛り上がりがあるとか、ハプニングが起こるとか、そういう事はないのですが、立ち寄る店々でちょっとしたエピソードがあって、それに和まされます。映画で言うと「かもめ食堂」の様な、何気ない温かい日常を描いたような、そんな絵本でした。

市場の情景が細かく描かれていて、あちこちにくすっとなる要素が散りばめられていて、隅々まで眺めたくなる絵本でもありました。キャラクター達も皆愛らしく、シリーズが沢山出ているようなので他のも探してみます。

先日近所で開かれていたフリマに行ってきました。息子のシャツ、ズボン、レインコート、娘の帽子を買って計600円。掘り出し物を見つけた時のお買い物、楽しいですね。

2019-11-28-THU
85.「カレーライス」
小西英子/福音館書店

材料を切って、炒めて、煮込んでというカレーが出来上がるまでの工程が丁寧に描かれた絵本です。登場人物は無し、背景も無し、カレーだけが描かれている絵本です。ただ、ただ美味しそうです。

食いしん坊の娘は、材料を切るシーンから、横から手を伸ばしてきてパクッと食べる真似。まだそれ生だよーと息子と2人大笑いでした。最後にほかほかのご飯にあつあつのカレーをかけると息子もパクパクっ。お腹がすく絵本です。

カレー好きな子供たちですが、最近はみかんも大好き。毎食後みかん!みかん!コールが止まりません。

2019-11-27-WED
84.「はーい!」
原作:やなせたかし 作画:トムス・エンタテインメント/フレーベル館

アンパンマンのキャラクターが順番に出てきて「はーい!」と返事するしかけ絵本です。子供はいないいないばあ遊びも好きですが、お返事はーい!も大好き。

「アンパンマーン!」とか「ばいきんまーん!」とか呼ぶと子供が「はーい!」と答えてくれます。ついでに子供の名前も呼ぶとさらに元気良く「はーい!」。

息子と娘、2人で遊び過ぎてもうぼろぼろです。カレーパンマンとメロンパンナちゃんの顔はどこに行ってしまったのか。(子供は絵本を破るのも大好き、、、。)

ちなみにこの絵本は息子が赤ちゃんの時に、2人で初めて電車で長距離移動する際の暇つぶしとして買ったものなのですが、その時の乗車時間は3時間以上。絵本は一瞬で読み終わるし、大変な思い出だけが残っています。他にもシール絵本とかいろいろ試しましたが、今だこれという電車対策グッズは見つからず。何かいいものないでしょうか。

2019-11-22-FRI
83.「いろいろおふろはいり隊!」
作:穂高順也 絵:西村敏雄/教育画劇

人参、じゃがいも、玉葱で結成された「おふろはいり隊」が、カレー、シチューなどいろいろな「おふろ」をレポートしてくれるお話です。

レポート口調でお話が進んでいくので、だんだん感情移入してしまって、最後に油のおふろ(天ぷら)に入るシーンはかなり興奮して読んでしまったり。

出てくるおふろがどれも美味しそうで、野菜たちがすごく気持ち良さそうで、料理している時に思い出すと楽しくなります。西村敏雄さんの絵は、構図が印象的で、温かくて好きだなあと思います。

息子はよく空想の話をするのですが、これからも楽しい絵本を沢山読んで、その自由な気持ちを大事に大きくなって欲しいなと、頭の固くなってしまった大人としては思います。あまりに空想話ばかりするのでたまに心配になりますが、、、

カレーと言えば、うちのカレーにトマトを入れていたら息子が一時カレー嫌いに。やっぱり人参、じゃがいも、玉葱の王道が良かったみたいです。

2019-11-20-WED
82.「かっこいい!はたらくくるま」
写真:海老原美宜男/永岡書店

電車好きな息子ですが、重機系もそこそこ興味があるようで、こんな写真本も読みます。息子が生まれる前は、ダンプカーとショベルカーの区別もいまいちだった私ですが、おかげでだいぶ見分けがつくようになりました。

2歳頃よくこの本を読んでいて、最近はあまり選ばれていなかったのですが、昨夜一番にこれ!となったのは、、、

「土木展」に行ってきたのです。息子は大きなショベルカーを実際に操縦させてもらって、緊張しつつ楽しんでいました。私は本でしか見たことのなかった双腕重機やカニクレーンを間近で見れて、何だかずっと会いたかったアイドルに会えたような気分でした。

夜はこの写真本を見ながら「これいたね!」「かっこよかったね!」と大盛り上がりでした。

2019-11-19-TUE
81.「ごぶごぶ ごぼごぼ」
駒形克己/福音館書店

この絵本は息子が赤ちゃんの時にもらったものなのですが、当時家にはあかあかくろくろとこのごぶごぶの2冊しか無くて、繰り返し読んだものです。それにしても、ごぶごぶとは一体何なのか、、、。

いろいろな丸だけで構成された絵本で、それに合わせて「さわさわ」とか「ぷわぷわ」とか擬音が出てくるのですが、「ごぶごぶごぼごぼ」もその一つ。何となく水が湧き出てくるようなイメージでしょうか?

今では息子より娘が読んでいますが、ページを行ったり戻ったりしながら楽しんでいます。

そんなこんなで毎晩絵本を読んでいるわけですが、毎朝通勤電車の中では小説を読んでいます。読書家の義母がいつも読み終わった本をまわして下さるので、それを順番に読んでいます。最近おもしろかったのがこの2冊。

絵本も小説も、自分で選ぶと内容に期待しすぎてしまうのですが、人に選んでもらったものは、フラットな気持ちで読めて、新しい出会いもあったり、何かいいです。

2019-11-15-FRI

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