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770.「おしょうがつおめでとう はじまりの日!」
作:ますだゆうこ 絵:たちもとみちこ/文溪堂

この絵本、ハロウィンドキドキおばけの日!と同じ、季節の行事シリーズです。今このシリーズを季節に沿って、順番に読んでいます。

大みそか、家族みんなで年越しそばを食べて、そのまま神社へお参り。おせちを食べてお正月の遊びをして、、そんな家族の様子が、ネコのみーみの目線で描かれているので、普通のお正月のお話とちょっと違うのがおもしろい。準備していたおとそをみーみが飲んでふらふらになったり。書初めの墨で真っ黒になったり。「何でおそばを食べるの?」とかお正月の縁起物の解説も分かりやすいです。

今年は(昨年は?)、門松の他に、鏡餅も作りました。子供たちもお正月気分を味わってくれたでしょうか。

2025-01-23-THU
769.「トランプリンセス」
作:薫くみこ 絵:つじむらあゆこ/佼成出版社

隣りあう4つの国、ハート・ダイヤ・クラブ・スペードのお姫様はとっても仲良し。4人合わせてトランプリンセスと呼ばれています。とある日お姫様たちとじいやで遊園地に出かけると、たまたま泥棒を発見!個性豊かな4人のお姫様の活躍にわくわくしてしまいます。

作者はないしょでんしゃの薫くみこさん。ないしょでんしゃを初めて読んだ時、文章のかわいさが印象的でしたが、このトランプリンセスもいい!「きっとどろぼう、ぜったいどろぼう」の下りが私も娘もお気に入りです。娘も何度か私に読み聞かせしてくれました。つじむらあゆこさんの絵もかわいくて、娘とどのプリンセスが好きかおしゃべりするのも楽しかったり。

2025-01-22-WED
768.「プテラノドンのそらとぶいちにち」
作:竹下文子 絵:鈴木まもる/偕成社

いろいろな種類の恐竜が出てくる絵本はたくさんあっても、プテラノドンにフォーカスした絵本はなかなかないのでは。この絵本では、空をとぶだけではない、様々な姿を楽しむことができます。魚を捕獲するプテラノドン、墜落するプテラノドン、、。そしてプテラノドンは地面から飛び立つのが苦手で、風にのらないと飛べないのだそうです。森に墜落したプテラノドンが、肉食恐竜に追われ、風の吹く場所まで必死に走って逃げる様子がとても印象的でした。

トリケラトプスのなんでもないいちにちと同じシリーズになりますが、本当に絵が美しい。どのシーンも生き生きと躍動感にあふれています。プテラノドンの画集のような1冊です。

昨年末、子供たちと門松作りのイベントに行きました。なかなかの出来栄え。そして年が明けて、先日とんどさんへ。健康祈願をして門松を焼いてもらいました。今年一年家族が元気に過ごせますように。

2025-01-21-TUE
767.「マインクラフト はじまりの島」
著者:マックス ブルックス 訳:北川由子/竹書房

去年からスイッチのマイクラにはまっている息子、私は横目で見ているだけですが、何とも奥深いゲームです。何をしてもいいし、何かしないといけないこともないし、自分次第でどんどん広がっていくゲームです。

そんなわけで。マイクラの小説があったので借りてみました。突然マイクラの世界にスポーンした主人公がとまどい、悩み、生きていくお話です。しかしこれがまあ長かった、、。大人の小説並みに文章量があり、絵はゼロ。毎日少しずつ読んで1カ月以上かかりました。これはもう読み聞かせする本ではないのかもしれない。ちなみにスポーン/spawnとは、世界に出現することらしい。私も主人公同様マイクラ初心者、隣の息子にあれこれ聞きつつ、主人公と一緒に学びつつ、何とか読み終えました。生肉を食べると毒状態になるのは分かる。牛乳を飲むと毒が消えるのもまあ分からないでもない。でも蜘蛛の糸で羊毛ができるのは今でも分からない。

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今年もハニカムで住吉大社のお参りへ。恒例のおみくじは全員小吉でした。

2025-01-20-MON
766.「大接近!工場見学3 ガンプラの工場〈プラモデル〉」
構成・文:高山リョウ 写真:添田康平 /岩崎書店

大接近工場見学シリーズ、今回はガンプラの工場です。

私はガンダム初心者ですが、ガンダムに対する熱い気持ちが伝わってくる1冊でした。部品一つ一つがとても細かくて、それを最後の微調整で削り、仕上げる作業は、とんでもなく目や腰にくるのではないかと想像します。温度の違うプラスチックで成型されていたり、今まで知らなかったプラモデル事情に驚くばかりです。会社の制服がガンダム風で、背中に「巧」の字を背負っているのもかっこいい。

息子もガンダムは知りませんでしたが、作ることが好きなのでやっぱり興味深々!早速、初めてのガンプラに挑戦です。

地元にたまたまガンプラの専門店があり、息子お店で悩むこと小一時間、店長さんに相談しつつ、悩みに悩んでHGシリーズのこのガンダムを選びました。シリーズもいろいろあるようです。ガンダムもガンダムでいろいろいるようです。勉強になります。

実際に部品を見てみると、本当細かくて、これがビシッとガンダムに組みあがっていくので、その精密さに頭が下がります。本に取り上げられていたのは、HGより難しいRGシリーズの何とかガンダムで、次はこれに挑戦する予定です。本が現実とつながって興味が広がっていくのはおもしろいです。

2024-12-23-MON
765.「テントーむし」
作:鈴木のりたけ 監修:寒川 一/白泉社

この絵本で描かれるのは2つのキャンプの様子。家族で行く海辺のキャンプと友だち大勢で行く森のキャンプ。キャンプと言ってもいろんなシーンがあるんだと改めて気づかされます。そしてやっぱり鈴木のりたけさんの細かい描写がおもしろい。

海辺のキャンプでは、浜辺の探検をしたり、近くに漁港があれば新鮮な魚介を手に入れることもできるし、イカ墨パスタも美味しそう!

先月家族で初めてのキャンプの計画をしていて、その前にこの本を読んだので、子供たちは真剣に読み込み、本に出てくるあれがしたい!これもしたい!と盛り上がっていたのですが、キャンプは結局雨で中止に、、。最近はもう寒いので、次に行くとしたら春でしょうか、、。

先月キャンプは中止になりましたが、帰省先でドーム型のコテージに泊まり、焚火は出来ました。本の中で、燃え尽きる前の焚火が宝石のようだという描写があり、息子が楽しみにしていたのですが、、

赤いきらめきが本当にきれいでした!

2024-12-12-THU
764.「千と千尋の神隠し」
宮崎駿 原作・脚本・監督/徳間書店

この徳間アニメ絵本、トトロやラピュタ、ポニョなども読んできましたが、絵も多くお話も分かりやすくまとまっていて、子供たちが好きなシリーズです。

千と千尋はまだ早いかなと思っていたのですが、息子のクラスの担任の先生が千と千尋が大好きなようで、プリントにカオナシのハンコが押してあったりするので、試しに借りてみました。

映像で見ると怖いかな?と思うシーンも、絵本だと落ち着いて見れるようで、娘も気に入って何度も読んでいました。坊と湯バードが変身するのがお気に入りのようです。お話を覚えているうちに映画もみてみようと思います。

息子、9歳になりました。今年も元気に誕生日を迎えることができて感謝です。今年のケーキは、ポケモンのミライドンと鬼滅の富岡義勇。富岡さんは手書きで何とも美しい仕上がりでした。作っているところを見てみたい!

2024-12-10-TUE
763.「くすのきだんちのコンサート」
作:武鹿悦子 絵:末崎茂樹/ひかりのくに

くすのきだんちシリーズ今回のお話は、ある嵐の日に渡り鳥たちがくすのきだんちにたどりつきます。大きな荷物を持つ彼らはどうも楽団のよう。ずぶぬれの渡り鳥たちに、住人たちみなで手を貸し、リスのコックさんのくるみていでもてなします。そのお礼に、渡り鳥たちは特別にコンサートを開いてくれたのでした。

くすのきだんちで起こるいろいろな事に、住人たちがいつも自然に協力しあう姿に心温まります。表紙の絵は、渡り鳥たちの楽しいコンサートにたまらずみんなも参加しているところ。とても楽しい夜だったに違いありません。一緒に参加して歌いたくなりました。

楽しいコンサートといえばズーラシアンブラス。子供たち、笑ってつっこんで、忙しいです。でもきかせる曲では涙がでそうになるコンサートです。

2024-11-28-THU
762.「ショートケーキここが知りたい!」
みずなともみ 大畑英明/文藝春秋企画出版部

これは「文春まんが読みとくシリーズ」の漫画で、読み聞かせした本ではないのですが、これを読んで頑張ってケーキを作ったのでアップします。

お母さんのためにおいしい誕生日ケーキを作りたい!と奮闘する兄妹のストーリーで、不二家でケーキの開発に携わるお姉さんと出会い、ケーキについて学んでいきます。世界のショートケーキの紹介、ショートケーキの歴史、不二家の工場でケーキが作られる過程等々、ケーキにまつわるいろいろなお話があっておもしろかったです。

「家で作れる簡単レシピ!」なんてのものっていて、そしたら子供が作りたい!となるわけで、私も重い腰をあげて頑張りました。

ジャジャーン!季節柄イチゴはなかったので缶詰のフルーツで代用です。今回のレシピで、デコレーションする前にスポンジにシロップ(砂糖水)を塗るというのを初めて知りました。生地の口当たりをやわらかくして、乾燥を防ぐそうです。それとスポンジに塗るクリームと飾りの絞るクリームはかたさをかえること、これも勉強になりました。また子供たちと一緒に何かに挑戦してみたいです。

2024-11-27-WED
761.「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド 後編」
著:ぐるーぷ・アンモナイツ 監修:カバヤ食品株式会社/岩崎書店

ムシムシランド後編、ムシムシランドを救う鍵となるだろう赤の巨虫・青の巨虫を探すため、ベビーたちは2手に分かれて出発します。

そしてそれぞれの知恵と力で手に入れた巨虫と共に、マリクとトスラ神に挑みます。このシリーズ、伝説のドラゴンとか聖なる巨虫とか、今まで眠りについていた神とか、そういった巨大なものがよく出てきて、強大なパワーを持っているのですが、それが絶対的に最強というわけではなく、最後に敵を倒すのはやっぱり、ベビーたちの知恵や勇気、仲間の力だったりするのがいいなと思います。

そしてガイアはどうなったかというと、私の希望通り(?)マリクではなくタマムシ王を助け、2人はこれからも一緒に生きていくことに。良かった!

今回のお話で印象的だったのが、旅の道中でトップスが「冒険する理由」を話していたこと。いつも明るくておもしろくて、お話の盛り上げ役のトップス。これからも応援しています。

2024-11-27-WED

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