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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
110.「いっぺんやってみたかってん」
はっとりひろき/講談社

雨が降って誰もいない公園、遊具たちが遊び始めます。砂場のすなくんがブランコにのったり、ブランコくんが滑り台をすべったり。皆いっぺんやってみたかったらしいです。

男子!!って感じのめちゃくちゃな勢いのあるお話です。関西弁でお話が展開されるのですが、私のエセ関西弁で子供におもしろさが伝わっているのかが少し不安…。

主人公が子供や動物ではなくて遊具という設定が新鮮だったのですが、遊具の気持ちに何だかとても共感してしまいました。最後に皆で木の上に登って「こんな景色になってたんや。」と町を見渡すシーンが大好きです。

息子は超慎重派で、足場が不安定な遊具はいつも避けるのですが、先日公園で、写真のようなわっかをくぐるやつ(?)に自ら挑戦。足を震わせながら一歩一歩頑張る姿に感動してしまいました。これはお正月に公園に行った時にはやらなかったのですが、今回自分から「やってみよう!」と挑戦した気持ちがとても嬉しかった母でした。

2020-01-16-THU
109.「モンタのたこあげたいかい」
よしもとそう/チャイルド本社

手作りのたこあげ大会に参加するサルの男の子モンタ。優勝を目指して意気込みますが、途中で糸が切れて凧が飛んでいってしまいます。

問題が起きても諦めずに奮闘する姿を見ていると「頑張れー!」と応援したくなりますが…最後にお母さんの手編みのマフラーをほどいて凧糸にするモンタ。そのおかげで優勝できるのですが、母目線で見ると少し複雑。笑顔で毛糸を巻きなおしているお母さんに頭が下がります。

参加者それぞれの手作り凧がユニークで、それを見るのも楽しいです。

この間のお休みは、息子が保育園で作った凧を持って公園へ。同じように手作り凧を持って来ている子供が沢山いました。

青空を飛ぶ凧たちがとてもきれいで、昔に比べてお正月も変わりつつありますが、この風景は変わらず残っていって欲しいなと思いました。

2020-01-15-WED
108.「マフィンおばさんのぱんや」
作:竹林亜紀 絵:河本祥子/福音館書店

パンやで働く男の子がこっそりパン作りの練習をしていたら、どんどん生地が膨らんでお店からあふれるくらいの大きなパンが出来てしまいます。

パン種に追いかけられる男の子を見て、小さい頃に読んだ「まほうのおなべ」を思い出しました。町中にオートミールがあふれるお話で、オートミール食べてみたい!と憧れたものです。ぐりとぐらのパンケーキもよく覚えているし、子供にとって大きな食べ物って憧れなのかもしれません。

この絵本の男の子の作るパンも、チョコレートとかジャムとか美味しそうなものを思い切り詰め込んでいて、どんな味がするんだろう…と想像するとお腹がすきます。出来立てほかほかのパン、食べたいです。

我が家には今みかんがあふれています。先日段ボール詰めのみかんを頂き、ざっと数えてみたところ70個。みかん好きの子供たちが大喜びで、毎食後「みかん!みかん!」です。

2020-01-14-TUE
107.「さるかにがっせん」
いもとようこ/金の星社

何十年かぶりに読んださるかにがっせん、大筋しか覚えていなくて、こんな話だったっけと懐かしく読みました。

かにのお母さんが死んでしまったり、さるが仕返しを受けたり…。登場人物が痛い目にあうお話は息子にとって初めてだったかもしれませんが、いもとようこさんの柔らかい絵で、子供でもとっつきやすかったのかなと思います。

私の記憶ではかにのお母さんは大怪我を負ったのだと思っていたのですが、昔話は読む本によって細かいところが違うのかも?

娘はまだまだですが、息子は少しずつ、嘘とか復讐とかいろいろな感情を知り始める時期かと思うと、心配してもしょうがないけど心配な母です。沢山の経験をして優しくたくましく育って欲しいです。

一緒にもぐらバスも借りました。読んだことのない絵本を選んでくれた方がネタも増えて有難いのですが、やっぱりおもしろいからしょうがない。

2020-01-09-THU
106.「トーマスとドタバタせいびこうじょう」
ポプラ社

整備工場の責任者ビクターが出かけることになり、トーマスがかわりに一日、責任者を務める事になったのですが、問題ばかり起きて…というお話。

大人目線で読むと、普段整備工場で働いているケビンではなく、全くの素人のトーマスに任せるなんて、トップハムハット卿の采配ミスなんではとつっこみたくなるのですが、そんな事を言っていてはお話が進みません。

最後にビクターが言っていた、「相手の話をよく聞く」。とても大事なことだなと思います。日々に追われて子供との時間も焦ってばかりの私には何だか身にしみる言葉でした。

静岡にある大井川鐵道では、毎年期間限定で実物大のトーマスやジェームスが走っていて、今年も運行実施が決定したそうです。このまま息子のトーマス愛が続くようなら行ってみたいなと思います。

2020-01-08-WED
105.「どうぶつだあれかな」
絵:かきもとこうぞう 文:はせがわさとみ/学研

こちらも年末年始によく読みました。主人公のライオンの子供が、「次に出てくるのは誰かな?」といろいろな動物と出会っていくお話です。

こういった「次は誰かな?」というパターンの絵本はよく見かけますが、この「どうぶつだあれかな」は、ライオンの子供と動物達の何気ないやりとりが温かくて、何よりライオンの子供がかわいくて、私が今まで読んだ「次は誰かな絵本」の中では一番のお気に入りです。

昨日は仕事始めで、毎年恒例住吉大社へ。お天気に恵まれて、一年を気持ち良く始められそうな初詣日和でした。

2020-01-07-TUE
104.「ないしょでんしゃ」
作:薫くみこ 絵:かとうようこ/ひさかたチャイルド

明けましておめでとうございます。年末年始は地元に帰省していたのですが、残念ながら期待していた雪は見られず。おばあちゃん(私の母)が借りてきてくれていた絵本で、少しは冬気分を味わえたでしょうか。

今の季節にぴったりのお話で、絵もかわいいのですが、文章がとてもかわいいなと思う絵本でした。

絵が素敵な絵本は沢山思いつくのですが、「文章が印象に残る絵本」というのは、今まで少なかったかもしれません。ちょっとしたしかけのあるページも楽しくて、帰省中子供と何回も読みました。

今年も思い出に残るような絵本との出会いがありますように。

大晦日ドライブしていたら久しぶりに虹に出会えました。一年の疲れが癒されるような、きれいな虹でした。今年も頑張ります。

2020-01-06-MON
103.「いいからいいから3」
長谷川義史/絵本館

シリーズものなのですが、毎回「えっ…」と思う相手を快く家に招き入れて、何でも「いいからいいから」で受け流すおじいちゃん。

今回のお客様は貧乏神!どんどん貧乏になっていってもおじいちゃんは全く気にせずに、むしろ貧乏神を優しく思いやります。その懐の深さ、尊敬せざるを得ません。

他のシリーズでは忍者や雷さまが来ていましたが、皆おじいちゃんの優しさに触れて、自信をつけたり癒されたり。その様子に心温まります。おじいちゃんのやることに全く文句を言わないお母さんも密かにすごいなと思っています。

来年は、私も少しでもおじいちゃんの様な大きな心を持てるように願いを込めて、今年最後の記事はこの「いいからいいから」で締めくくりたいと思います。来年もよろしくお願い致します。

またぐりとぐらのおおそうじも借りてきました。今日は仕事納めでハニカムも大掃除です。息子も保育園で大掃除をしたそうです。家の大掃除はいつしよう。子供生まれてからした事ないような…。

2019-12-27-FRI
102.「だっぴ!」
北村直子/こぐま社

脱皮がテーマの絵本というのも珍しいんじゃないでしょうか。ダンゴムシ、ヘビ、セミ、ザリガニなどいろいろな生き物が出てくるので息子が喜びそうと思って借りてみました。

虫や爬虫類が苦手でも大丈夫な感じのかわいい絵で、何より勢いがあっておもしろい絵本です。「だっぴ!!」と決め台詞(?)を言いたくなります。

息子は一番最後の男の子のだっぴがお気に入りで読むたびに大爆笑しています。

指のだっぴ!ではなく、、、先日レストランでもらったお子様ランチのおまけです。かなりリアルで、床に何気なく落ちているとドキッとします。心臓に悪いので置きっぱなしはやめて欲しいです。

2019-12-26-THU
101.「こぐまちゃんありがとう」
わかやまけん/こぐま社

今回のこぐまちゃんは「ありがとう」にまつわるお話。こぐまちゃんがありがとうと言われて嬉しかったり、自分でもちゃんとありがとうが言えたり、そんな何気ないやりとりが描かれています。

子供たちに、まわりの思いやりに気が付いて感謝出来る心が育てばいいなと思いますが、音楽隊の出てくるくだりが「唐突すぎない!?」と読むたびに心の中でつっこんでしまいます。

家がお隣同士と思われるこぐまちゃんとしろくまちゃん。しろくまちゃんのホットケーキを読んで、てっきりこぐまちゃんも女の子だと思っていたら、どうも男の子だったみたいです。びっくり!

今日はクリスマスイブ。ツリー飾っても破壊されそうだし、ケーキ買う暇ないし、夕食はブリの予定だし、いつも通りに過ごす夜になりそうです。息子の作ったサンタさんで少しだけクリスマス気分です。

2019-12-24-TUE

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