107.「さるかにがっせん」 いもとようこ/金の星社 |
何十年かぶりに読んださるかにがっせん、大筋しか覚えていなくて、こんな話だったっけと懐かしく読みました。 かにのお母さんが死んでしまったり、さるが仕返しを受けたり…。登場人物が痛い目にあうお話は息子にとって初めてだったかもしれませんが、いもとようこさんの柔らかい絵で、子供でもとっつきやすかったのかなと思います。 私の記憶ではかにのお母さんは大怪我を負ったのだと思っていたのですが、昔話は読む本によって細かいところが違うのかも? 娘はまだまだですが、息子は少しずつ、嘘とか復讐とかいろいろな感情を知り始める時期かと思うと、心配してもしょうがないけど心配な母です。沢山の経験をして優しくたくましく育って欲しいです。
一緒に「もぐらバス」も借りました。読んだことのない絵本を選んでくれた方がネタも増えて有難いのですが、やっぱりおもしろいからしょうがない。
2020-01-09-THU
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103.「いいからいいから3」 長谷川義史/絵本館 |
シリーズものなのですが、毎回「えっ…」と思う相手を快く家に招き入れて、何でも「いいからいいから」で受け流すおじいちゃん。 今回のお客様は貧乏神!どんどん貧乏になっていってもおじいちゃんは全く気にせずに、むしろ貧乏神を優しく思いやります。その懐の深さ、尊敬せざるを得ません。 他のシリーズでは忍者や雷さまが来ていましたが、皆おじいちゃんの優しさに触れて、自信をつけたり癒されたり。その様子に心温まります。おじいちゃんのやることに全く文句を言わないお母さんも密かにすごいなと思っています。 来年は、私も少しでもおじいちゃんの様な大きな心を持てるように願いを込めて、今年最後の記事はこの「いいからいいから」で締めくくりたいと思います。来年もよろしくお願い致します。
また「ぐりとぐらのおおそうじ」も借りてきました。今日は仕事納めでハニカムも大掃除です。息子も保育園で大掃除をしたそうです。家の大掃除はいつしよう。子供生まれてからした事ないような…。
2019-12-27-FRI
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101.「こぐまちゃんありがとう」 わかやまけん/こぐま社 |
今回のこぐまちゃんは「ありがとう」にまつわるお話。こぐまちゃんがありがとうと言われて嬉しかったり、自分でもちゃんとありがとうが言えたり、そんな何気ないやりとりが描かれています。 子供たちに、まわりの思いやりに気が付いて感謝出来る心が育てばいいなと思いますが、音楽隊の出てくるくだりが「唐突すぎない!?」と読むたびに心の中でつっこんでしまいます。 家がお隣同士と思われるこぐまちゃんとしろくまちゃん。「しろくまちゃんのホットケーキ」を読んで、てっきりこぐまちゃんも女の子だと思っていたら、どうも男の子だったみたいです。びっくり!
今日はクリスマスイブ。ツリー飾っても破壊されそうだし、ケーキ買う暇ないし、夕食はブリの予定だし、いつも通りに過ごす夜になりそうです。息子の作ったサンタさんで少しだけクリスマス気分です。
2019-12-24-TUE
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