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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
380.「わんぱくだんのクリスマス」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

クリスマス前のある日、サンタはいる!いない!で口喧嘩になるわんぱくだん。すると突然「サンタクロースはいますよ。」と声がして、サンタ姿のネコがあらわれます。え?これがサンタ、、?かと思うと、ネコは「ニャンタクロースです。」と名乗ります。(ここで毎回子供たち爆笑。)ニャンタクロースに連れられて、わんぱくだんはサンタの家へ!

サンタは、最近自分のことを信じてくれる子供が少ない、、としょげていましたが、わんぱくだんのおかげで元気を取り戻します。

サンタの絵本もいろいろありますが、「最近自分を信じる子供が少ない」と落ち込むパターンは初めてで、今までで一番「サンタって本当にいるのかも?!」って感じがするお話でした。

そもそも子供たちは、絵本に出てくるいろいろなサンタをどう思っているのか。とりあえず「保育園に来るサンタ」と「家に来るサンタ」は違うと認識しているので、サンタもいろいろと思っているのかな?

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そういえば先月、息子にサンタさんからの返事が届きました。結構長文で、サンタさんの町の楽しそうな様子がうかがえるお話のようなお手紙でした。(エルフとか魔法とかでてきたり、、)カナダのサンタさん、ありがとう!

2022-03-03-THU
379.「わんぱくだんのどんぐりまつり」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

森でどんぐりを拾うわんぱくだん。突然どんぐりが転がりだして森の奥までついていくと、、どんぐりたちのどんぐり祭りのはじまりです!

わんぱくだんも一緒に歌って踊って、大騒ぎ!にぎやかで大好きなシーンです。しかしずっと続くかと思った楽しいお祭りも、北風がぴゅーっと吹くとお終いに、、、。どんぐりの子供達が、大人の木になる前の最後の日がどんぐり祭だったと、わんぱくだんは知ります。

何だかついつい、どんぐりと息子を重ねてみてしまいました。息子もいよいよ春から小学生。また一歩大人に近づきます。毎日楽しいと言っている保育園、残り少なくなってきましたが、どんぐり祭りのように目一杯楽しんで欲しいです。どうかこれ以上休園にならないで、、、。

この間図書館に行ったら読んだことのないわんぱくだんがたくさんあって、息子も娘もわんぱくだんを選ぶもんだから、わんぱくだんの記事がまだまだ続きます。

2022-03-02-WED
378.「わんぱくだんのおかしなおかしや」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

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公園で遊んでお腹がすいてきたわんぱくだん。気が付くと不思議な小さなお店がたっていました。お店の名前は「おかしなおかしや」。中に入ってみると、、、そこはお菓子の国!

ケーキがなる木、ホットケーキのひまわり、ホットチョコレートの川、、、子供の頃に夢見た人は多いんじゃないかなと思う夢の国です。でも食べても食べてもお腹がすくってところがちょっと怖くも感じました。何だか抜け出せない夢にはまってしまったようでもあります。

いつもいろんな不思議の世界にいくわんぱくだんシリーズですが、そこは楽しいことばかりじゃなくて、ちょっと怖いことも混じるパターンが多い気がします。そのどきどきが、子供たちが夢中になる要素なのかもしれません。

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この間子供向け雑誌にのっていたクッキーを子供たちと作ってみました。見本はジャッキーみたいなかわいいクマクッキーだったのですが、出来上がったのはアンパンマンとか何か自由なものがたくさん。おいしかったので良しとします。前回のクッキー作成から約2年?だいぶ成長を感じました。

2022-03-01-TUE
377.「わんぱくだんのまほうのじゅうたん」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

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ひろしの家の物置小屋で遊んでいたわんぱくだん。古いじゅうたんを見つけて、魔法のじゅんたんごっこをはじめます。「チチンプイプイ」「ヒラケゴマ」「ラーメンタンメンワンタンメン」、、、それぞれに好きな呪文を唱えると、、、(ここでまず子供たち爆笑。)

じゅうたんが本当に空を飛び、わんぱくだんは魔法の国へ!魔法市場に行ったり、魔法使いに追いかけられたり、ハラハラどきどきの冒険です。

アラビアンな恰好に、空飛ぶじゅうたんやランプの精、、、アラジンの世界がベースになっているお話です。子供たちはアラジンは知らないけど、何となくその世界観は知っていて、何というか「魔法の国のイメージ」の定番の一つを作ったアラジンってすごいなと思ってしまいました。(そういえばアンパンマンにもランプの精が出てきます。)

いろんな絵本を読むことで、子供のイメージは育つのか、固定されるのか?ふとそんなことを考えていたらよく分からなくなってきましたが、またアラジンとは違う「魔法」の絵本も読んでみたいと思います。

2022-02-22-TUE
376.「しんせつなともだち」
作:方軼羣 絵:村山知義 訳:君島久子/福音館書店

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雪が降り積もる寒い日、食べ物を探していたこうさぎは、かぶを2つ見つけます。一つは食べて、もう一つは「きっと友達も、この雪で食べ物がなくて困っているだろう。」とロバの家に届けます。ロバは留守だったので、こうさぎはかぶを置いて帰りました。

家に戻ったロバはかぶに気が付きますが、ちょうど食べ物を見つけてきたところで、かぶは他の友達の家に持っていきます。そうやって、かぶが動物たちの家を次々にめぐっていき、小鹿がまたかぶをこうさぎの家に届けます。

森も動物たちの家も雪で真っ白な、本当に寒そうな日のお話だからか、動物たちの優しい気持ちがとてもあたたかく感じました。めぐっていったかぶもとても美味しいはず。

ここ最近子育てとかコロナとかで、とりあえず自分と家族の元気を保って生活するのに必死で、まわりの事を考える余裕がなかったなと考えさせられます。優しくいたいと素直な気持ちになれるお話でした。

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うさぎと言えば(?)、最近DoDのホットサンドメーカーを買いました。うさぎマークがかわいいのですが、出来上がって半分に切ると、子供たちがこっちのうさぎの方が大きいだの、こっちのうさぎはちゃんと焼けてないだのうるさいです。子育てって本当に思わぬところに火種が転がっています。

2022-02-21-MON
375.「さんかくサンタ」
tupera tupera/絵本館

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ずっと読みたいなと思っていたこの本、保育園の図書コーナーで見つけて借りてきました。何でサンタがさんかく何だろうと思っていたのですが、「さんかくサンタ」「まんまるふくろ」「しかくいおうち」とお話が丸・三角・四角で進んでいくのが見事です。

手作りの色紙を切り貼りして作られているそうなのですが、その質感があたたかくて好きです。クリスマスのわくわくどきどきする気持ちを思い出すような絵本です。

tupera tuperaさんがアートディレクションを担当されている「ノージーのひらめき工房」という工作番組があるのですが、これも子供たちが大好きです。カラフルでかわいくて、絵本の世界のようです。

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ノージー見ると創作意欲を刺激されるようで、しょっちゅう段ボールある?紙ある?テープある?とか聞かれるのだけちょっと辛い。

2022-02-18-FRI
374.「ライオンとぼく」
垂石眞子/偕成社

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「ぼく」の大好きな友達はライオン。いつも一緒に遊んでいます。ある日ぼくはライオンを家に招待しますが、お父さん、お母さん、お姉ちゃんは、ライオンの髪がぼさぼさだとか、お行儀が悪いだとか、いろいろ注意します。ライオンはそれに素直に従うのですが、ぼくは「こんなのぼくの好きなライオンじゃない!」と怒ります。そして2人はまた外でいつも通り仲良く遊ぶ、、というお話。

色鉛筆で描いたようなライオンの絵がとても優しくて、ライオンが友達なんて夢のある設定だなと読み始めましたが、読み終わった後はいろいろ考えさせられました。

例えばこれから子供たちが大きくなって、子供たちだけの世界が広がっていった時、「ライオン」は「自分の理解を超える子供の友達」の象徴のようにも思えました。子供に「ライオン」のような友達ができた時、私はどんな対応をするのか、、、?

2022-02-17-THU
373.「も・や・し~!」
わたなべあや/ひかりのくに

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野菜のダジャレがかわいい「おやさい生活えほん」シリーズです。今回は野菜たちが電車に乗ってお出かけ。楽しくてつい騒いでしまう皆に、もやしが「も・や・し~!」と声をかけます。

最後はもやしちゃんも、ついついはしゃいじゃって、皆から「も・や・し~!」となるところがいいなと思います。皆が楽しくて、皆で「も・や・し~!」と声かけあって。

「も・や・し~!」がかわいくて、たくさんあるシリーズの中でも、私はこれが一番好きです。子供たちが大騒ぎの時、ちょっと静かにして!とか言ってしまいますが、「も・や・し~!」と言える心の余裕を持ちたいものです。

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そういえば今年の保育園の節分は、コロナで鬼が来れないという事態に。去年はソーシャルディスタンスの鬼だったけど、今年は来れなくなるなんて、、。怖がりの娘は「ラッキー!」と喜んでいますが、ちょっと寂しいです。来年は来てくれますように。

2022-02-16-WED
372.「どろんこおそうじ」
さとうわきこ/福音館書店

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ばばばあちゃんというおばあちゃんのシリーズです。家を散らかして遊んでばっかりのイヌとネコ、「掃除しなさい!」とばばばあちゃんが叱っても全く聞きません。そこに森の動物たちも加わって、泥んこで大騒ぎに。それを見たばばばあちゃんは叱るかと思いきや、「楽しそう!」と誰よりもはしゃいで泥んこ遊びを始めます。

それを見たイヌとネコは我に返ったのか、冷静になったのか、、、黙々と掃除をはじめるシーンがおもしろいです。そして夜になっても一人で遊び続けるばばばあちゃん。お腹がすいたというイヌとネコには泥団子の夕食!

毎日「片づけなさい!」と怒るのにも疲れた今日この頃、全てを忘れて延々と遊んでいたらどうなるんだろう。一度やってみたい、、、。

それにしても「ばばばあちゃん」って一度聞いたら忘れないし、何だか口に出して言いたくなる、見事なネーミングだなと思います。

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先日娘の作った大作、タイトル「きれいな壁」だそうです。大人から見るとガムテープの無駄使いなんですが、多分本人は真剣なのです、、、。こんな物が日々生み出され、部屋が全然片付きません。

2022-02-15-TUE
371.「トリケラトプスと恐怖の大王 ティラノ軍団と戦う巻」
黒川みつひろ/小峰書店

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トリケラトプスシリーズ、今回の敵は最恐の肉食恐竜、ティラノサウルス。しかも軍団。しかもリーダーは、以前ビッグホーンが倒したティラノキングの兄、ティラノ大王です。

新天地で次々に襲われる草食恐竜たち、、、。そこでリトルホーンが思いついた作戦とは、宿敵ダスと手を組むこと。リトルホーンは一人で交渉にでかけます。

ダスがリトルホーンのことを認めるシーンは、今までのお話を思い出すと、何だか感動してしまいます。そうやってどんどん頼もしく成長していって、いつかはビッグホーンのかわりに群れを率いるリーダーに、、、。いつかそんなお話も読めたらいいなと思いました。

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先日息子が「一番強い恐竜はタンバギュウなんやで。」と言い出すので、丹波牛?!と母混乱。友達から聞いたらしいのですが、さすがにこれは訂正した方がいいかなと思って「恐竜図鑑で調べてみ。」と言ったのですが、すると何と「丹波竜」という恐竜がいることが分かりました。

丹波牛と丹波竜、ややこしい、、。丹波牛と思いこんでいた自分も反省です。日本の名前がついた恐竜もいろいろいるんだと勉強になりました。ちなみにこのシールはフクイリュウ(フクイサウルス)。

2022-02-14-MON

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