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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
400.「おふろやさんのまねきねこ」
とよたかずひこ/ひさかたチャイルド

絵本写真

子供たちがだいぶ大きくなって、最近読んでいなかったとよたかずひこさんですが、久しぶりに借りてみました。

森の中にある、まねきねこのいるお風呂屋さん。動物の家族が順番にやってきてはお風呂に入って、、、を繰り返すのねと読んでいたら。最後の展開にはびっくり。

とよたかずひこさんの絵本には、身近な物を擬人化したキャラクターがたくさん出てきますが、そこもか!という感じです。

最後はあたたかい気持ちになって、ほっとするお話でした。

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息子の国語の教科書にも、とよたかずひこさんの「あめですよ」という詩と絵がのっていて、これはバルボンさん?!と思うワニもいたりして、何だか嬉しいです。

「あめを好きな人もいるし、きらいな人もいる」、、そんな内容の短い詩なのですが、自分の気持ちを考えてみる、いろんな気持ちの人がいる、ということが伝わる詩だなと思います。

2022-05-06-FRI
399.「わんぱくだんのロボットランド」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

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ひろしの家の物置でロボットを作るわんぱくだん。ロボットの胸にハートを入れたら、、、いつの間にかそこはロボットランド!

わんぱくだんが作ったロボット、ロビンに案内され、ロボットランドを楽しむ3人。靴もロボット、花もロボット、全部ロボット!わんぱくだんシリーズの中でも、子供たちのお気に入りのようで何回も借りています。ハラハラドキドキの冒険だけじゃなくて、じーんとするところもあったり、私も好きなお話です。ロビンのセリフをロボット風に読むと、喜ばれる時と、「普通に読んで!」と怒られる時があるけど、、。

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息子の作ったボートロボット。自分の作ったロボットが動くというのは、子供にとってものすごくわくわくすることのようです。

2022-05-06-FRI
398.「ともだち おまじない」
作:内田麟太郎 絵:降矢なな/偕成社

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ともだちやシリーズ、これはいつものお話と違って、五七五のリズムで読める「ともだちほしい人にだけきくおまじない」の本です。

おまじない一つに絵が一つ描かれていて、あわせて読む(見る)ととてもいいです。ともだちやシリーズの画集のようでもあります。

こどもたちには難しいようでしたが、私は一人でゆっくり読みたくなる絵本でした。今までのシリーズのエピソードを思い出すおまじない、キツネたちの日常が感じられるおまじない、笑っちゃうのもしみじみしちゃうのも、いろいろなおまじないが詰まっています。

私のお気に入りは「きっとくる ひとがいるから ふたそろい」です。

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「母はキツネが好き。」と理解している子供たち。娘がキツネを描いてプレゼントしてくれました。

2022-04-28-THU
397.「ねこなんてだいきらい!」
末崎茂樹/フレーベル館

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猫が大嫌いな王様が、町中の猫を集めさせて、あやしい商人に引き渡したところ、、、今度は町でネズミが大暴れ!結局商人から高値で猫を買い戻すことになるという、イソップ童話のようなお話でした。

昔とはだいぶかわってきているのかもしれないけど、町の中って人間だけじゃなくていろいろなものたちが共存しているんだろうなと思います。

もし例えば蚊とか。人間的にいて欲しくないけど、蚊がいなくなったら、何かが爆発的に増えたりするのか。もし人間がいなくなったら何が増えるのか。なんて、ふと考えてしまいました。

ちなみにこの絵本の作者は、わんぱくだんの絵を描いている末崎茂樹さんなのですが、娘が図書館で見つけてわんぱくだんシリーズと勘違いしていました。この表紙で、同じ人の絵って分かるってすごくないか?とびっくり!娘曰く「わんぱくだん、おうさまにいく。って本なんだよ。」だそうです。

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先日息子の習い事の先生から「希望者にメダカプレゼント!」と連絡があり、早速頂いてきたら、思っていたのと全然違ってびっくりしています。「めだかの学校は~♪」的なのを想像していたら、赤とか黒とかいろとりどり。外来種なので川にはなしたら駄目なんだそうです。外来種が増えたら日本メダカがいなくなるのか、それ以外にも影響があるのか、、、それにしてもメダカの定義が分からなくなりました。

2022-04-22-FRI
396.「りんごがドスーン」
多田ヒロシ/文研出版

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空から大きなりんごが降ってきて、、もぐらが「もぐもぐ、あーうまい。」そして順番にいろんな動物がやってきてりんごを食べては「あーうまい。」

小さなアリや青虫から始まり、最後は大きなキリンやワニがやってきます。「みちゃみちゃ」とか「ガリポリ」とか「ムシャムシャ」とか、動物たちそれぞれのリンゴを食べる音がおもしろいです。

食べ終わった動物たちが、りんごの横で、何故か腰に両手をあてて並んでいるのもかわいくておもしろい。「何でこんなポーズなんだろうね?」って子供に聞いてみたら、「どうだ!おいしいだろ!って言ってるんちゃう?」だそうです。なるほど。

ごはんを食べる時も、動物たちのいろんな食べる音を真似したりして、息子も娘も一緒に盛り上がる楽しい絵本でした。

2022-04-21-THU
395.「はいしゃさんにきたのはだれ?」
作:トム・バーバー 絵:リン・チャップマン 訳:ひろはたえりこ/小峰書店

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歯医者さんが嫌いなサム、診察室の椅子の下に逃げ込むと、先生も一緒にもぐりこんできて、最近来た患者さんの話をはじめます。

患者さんってのが、トラやワニ、ビーバー、コブラなどいろんな動物たち!動物たちをどんな風に治療したのか、先生の軽快なトークがおもしろく、先生の語り口調でお話が進んでいくので、読むほうも楽しくなってきます。

そしてサムが先生の話を疑いつつも、話に引き込まれて、ちょっとずつ椅子の下から出てくる様子がかわいくてたまりません。診察もいつの間にか終わっています。先生お見事。

時間に追われて子供たちをせかしてばかりの毎日ですが、こんな話術を身につけて、子供たちが自分でさっと動くようにならないものか。

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息子が、小学校の児童会でコナンを読んでいると言い出しました。28巻から読んでおもしろいと言っているので、どこまでちゃんと読んでいるか謎ですが。それで図書館で1巻を借りてきたのですが、、、

最初の事件で、いきなり人の首がぶっとんで慄いています。今まで読んでいた絵本とのギャップ、、、。これ一年生読んで大丈夫なのか。って心配しても児童会で読むんだろうけど。保育園と小学校、どんどんかわっていきます。

2022-04-19-TUE
394.「コロちゃんのおさんぽ」
エリック・ヒル 訳:まつかわまゆみ/評論社

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子犬のコロちゃんがお散歩に出かけて、ご近所のいろいろなものに出会うしかけ絵本なのですが、、、初めて読んだ時の第一印象、文字がめっちゃ大きい!今まで読んだ絵本の中でだんとつに大きい。

文字が大きいし、簡単な短い言葉しか出てこないので、平仮名を覚え始める3~4歳くらいの子が、自分で読んで楽しむのにちょうどいいのかも?と想像しています。

ちなみに作者はイギリスの方なので、本当の名前は「コロちゃん」じゃないよね?と思って調べてみたら、「スポット」でした。日本のコロとかポチとかタマ的な名前なのでしょうか?

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だいぶ平仮名を覚えてきた娘、最近絵本を自分で読もうと頑張っています。一文字ずつ読むので、電話の自動音声みたいになるのがとてもかわいいです。先日は果敢にも「じごくのそうべえ」に挑戦していました。まずはコロちゃんシリーズが丁度良さそう。

2022-04-14-THU
393.「あまがえるりょこうしゃ ちかたんけん」
松岡たつひで/福音館書店

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松岡たつひでさんの本が読みたくなって借りてみました。あまがえるのツアーコンダクターが、他の生物をいろんな場所に案内する「あまがえるりょこうしゃ」というシリーズのようです。今回はモグラ博士に案内を頼み、地下探検ツアーに出発。参加者は、てんとう虫、カタツムリ、バッタです。

写真だと見るのを遠慮してしまう虫たちも、松岡たつひでさんの絵だとじっくり眺めてしまうから不思議。地中に住むネズミやハチがいるなんてことも初めて知りました。こんなにたくさんの生物が地中で生きているなんて!土の上を歩く時、今までとちょっと違う気持ちになります。

絵本を読んでいると、本当にいろいろな世界を教えてもらってるなと思う今日この頃。大人向けの本で「地下の生物」なんてあったとしても絶対読まないけど、絵本だと読んでしまいます。この春息子が小学生になって、小学校の図書室からどんな本を借りてくるのか、楽しみです。(学校の怪談とかはやめて欲しい。)

2022-04-05-TUE
392.「おおかみさんいまなんじ?」
文:中川ひろたか 絵:山村浩二/学研

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図書館で見つけて、絵がかわいいし、時計の話が出てくるようなので子供たちも勉強になるかな?と思って借りてみたのですが。

どうも「おおかみさんいまなんじ?」という遊びがあるらしく。ざっくり言うとこひつじ役が「おおかみさんいまなんじ?」と聞いて「(夜の)12時!」って言った時だけ、おおかみ役が追いかけてくる、ひつじ逃げる、ということらしいです。

その遊びをベースにしたお話らしく、最初知らずにお話を読んで「??」となりましたが、後で解説を読んでなるほどと納得。

おおかみが12時に変貌するシーンが怖くないのかな?と思いましたが、息子も娘もかなり気に入ったようで何回も読みました。展開が分かっているから安心して楽しめるスリルなのかもしれません。

2022-03-31-THU
391.「ぶららんこ」
鈴木のりたけ/PHP研究所

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以前読んだ「す~べりだい」、ブランコバージョンもある!と図書館で見つけて借りてきました。

ブランコにのっていたら、豚が一匹のってきてぶららんこ。もう一匹のってきてぶらららんこ。どこまで続いていくのやら?「す~べりだい」と同じで、文字がおもしろくて、声にだして読むのが楽しいお話です。

後半はハチたちがブランコを運んで空へと旅立ちます。空ブランコに海ブランコに花畑ブランコ!壮大なブランコが展開していきます。巻末にブランコマップがのっているのがおもしろいです。

子供の頃ブランコ好きでしたが、空へ飛びだせるような気分でのっていたのかもしれません。だけど大人になってのると気分悪くなるの、何ででしょう。三半規管が衰えているのか、、、。

2022-03-31-THU

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