500.「こんぶのぶーさん」 岡田よしたか/ブロンズ新社 |
この間読んだ「うどんのうーやん」がとてもおもしろかったのですが、娘が「こんぶとかちくわもあるんやで。」と教えてくれてびっくり。保育園で読んでいたようです。 今回の主役はこんぶのぶーさん。うどんや昆布という食べ物のチョイスからして関西ぽい。ある日ぶーさんは海からざざーっとあがってきて(何とも言えないインパクト)、お惣菜屋さんで昆布巻にしてもらって、漫才師を目指すことにします。(なんでやねん。) なかなか気の合う相方に出会えず、だらけるぶーさんのもとに現れたのは、ぶーさんの兄こんさん!2人でコンビを組んだら、寄席は満員御礼! お話最後の「これがほんとのめいこんぶ、じゃなくて名コンビ」は、子供たち一番の爆笑ポイントです。(めっっちゃ笑う。)岡田よしたかさんの作品を調べてみたら、他にもたくさん食べ物シリーズがあるようなので、これから読むのが楽しみです。
2022-11-22-TUE
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493.「いちばんでんしゃのしゃしょうさん」 文:たけむらせんじ 絵:おおともやすお/福音館書店 |
この間図書館で息子が選んできた本を見て、3歳くらいによく借りていた「いちばんでんしゃのうんてんし」か、懐かしい、、と思ったら違いました。「うんてんし」ではなくて「しゃしょうさん」でした。車掌さんの本もあったとは! 運転士さんのお話と同じく、電車は東京の中央線。車掌さんも自動起床装置で起きて仕事に向かいます。お疲れ様です! 本当に細かいところまで描かれていて、車掌さんのお仕事の疑似体験ができるような絵本です。作者の竹村せんじさんは元JRの車掌さんと後から知って、なるほどと納得です。お話のはじめに車掌さんのお名前(やまなかすすむさん)がでてくるのも親しみがあっていいなと思います。 「うんてんし」の感想でも書きましたが、是非関西バージョンでもかいて欲しい。環状線、地下鉄御堂筋線とか、京阪電車とか。
モノレールに乗る時は、いちばん先頭席に座って運転士気分です。臨場感があっておもしろい。摂津を通る時は鳥飼車両基地もチェックです。
2022-11-15-TUE
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