細倉真弓写真集

photobookloop.day29

細倉真弓 Mayumi Hosokura「Cyalium」self published、2019年。

2016年G/P gallelyで開催された個展「CYALIUM」より3年、発表された写真集は「デザインは坂脇慶くんで、マット用紙ベースにPP加工、塩ビページ挿入と本としても面白い作りになって(本人談)」いる。「CYALIUM」とはケミカルライトを指す「Cyalume」と元素の語尾「IUM」を結合させた細倉氏の造語である。紙を折ってホッチキスで留めただけの製本がとても似合っている。

奈良原一高写真集

photobookloop.day28

奈良原一高 Ikko Narahara「生きる歓び/Celebration of life」カメラ毎日・毎日新聞社、1972年。

巻末のnotesと書かれたテキストを読み進めていくと次第に気分が高揚してくる。川沿いの草原で開かれたロックフェスティバル「Celebration of life」に向かう道中からヒッピー達に混ざりながら過ごした数日間のドキュメンタリーである。その時代のその場所のその時の記録を「共に生きている」という目線でカメラを向けている。今年一月訃報を聞く。88歳とのこと。ご冥福をお祈りします。

チャド・ムーア写真集

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Chad Moore(チャド・ムーア)「Anyone in love with you(Already knows)」dienacht Publishing 、2014年。

いつまでも若手でライアン・マッギンレーのアシスタントを務めていたことばかりが作家紹介から消えないチャドだが現在は33歳になる。27歳当時に発表された本作品の構図やカラーリングには色濃くライアンの面影を残すと言える。親密なプライベートショットと走り書きのようなテキストの構成は身近な人達との様々な時間と関係性の中で紡がれた日記のような一冊。A5サイズスリップケース付きで可愛くて素敵だ。

罗洋写真集

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罗洋 Luo Yang「Girls」Edition Lammerhuber.Austria、2017年。

Luo Yangは1984年中国遼寧省生まれ。2007年頃から撮り続けたGirlsシリーズを一冊にまとめる(スタンダードブックストアの注釈より)。限定版は81冊作られ各々違うワークプリントが付く。ほとんどのページに写る彼女達は笑うことなくこちらを見ているか、もしくは頼りない眼差しを彼方に向けている。激動する中国の社会のなかで上手く自身を確立できずにいる女性達に焦点を当て、あたたかくもしっかりとした目線で捉えている。巻末のOlympusμを手に取りながらのセルフィは任航へのオマージュかと勝手に思っているのだがよくわからない。

今日色眼鏡  ハニカムの日常を映す色眼鏡

「変化の季節。鳥とにらめっこ」

早いもので今年も後半戦となりました。梅雨が長いよね!とか、また値上がりしたよな!とか、またあの猫見たよ!とか言っている間に、季節はどんどん過ぎているようです。さてハニカムではこの夏、新たに社員を迎えることとなりました。人が増えたり減ったりすることは会社でもよくあることですが、その度に会社も少しだけ変わっているように思います。良くも悪くも変化を受け入れて、新しい時代に求められる会社になりたいものです。変化と言えば我が家のレモン。見る見る内に大きくなるのですが、見守っているのは鳥たちも同じようで、毎日やってきては家主とのにらめっこは続きます。