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660.「塔の上のラプンツェル」
講談社

ゾロリやほねほねなど、兄に影響を受ける娘なので、たまにこんなのも借りてみます。アナ雪ほどではありませんが、気に入って読んでいました。一時期気に入りすぎて、毎晩読んで、兄が「飽きた!」と怒るくらい、、。正直私も飽きていたので、途中から、お話の中に登場人物の名前が出てくると、子供たちに順番に言わせるゲーム形式に。ラプンツェル、フリン、マキシマス、ゴーテル、、ちゃんとお話を聞いていないと正解できません。

私が子供の頃に読んだ、ディズニーではないラプンツェルは、王子様が棘だらけの荒野をさまようようなラストシーンで、何とも言えない気持ちになった思い出があり、、、ディズニーのハッピーエンドがいいです。

これはアリエル。かわいくて美味しくてテンション上がるケーキです。

2023-12-01-FRI
659.「ほねほねザウルス ふっかつ!でんせつのファイヤーティラノ前編・後編」
著:ぐるーぷ・アンモナイツ 監修:カバヤ食品株式会社/岩崎書店

記事が追いついていないのですが、ゾロリを最新の73巻まで読んでしまい、最近はまっているのがこのほねほねシリーズです。息子が小学校に入ったへんから、ちょこちょこ読んでいたのですが、今シリーズ順に読みかえしています。

初めて読んだ時は、読み聞かせには大変だし、小学生男子!って感じだし、、という感想だったのですが、ずっと読んでいるとすっかり、ベビー・トップス・ゴンちゃんのファンです。

今作では、伝説の7大ほねほねザウルスを探す冒険がはじまり、今までのお話で登場した仲間たちも総出演のスペシャルなお話で、おもしろかったです。息子的に、タイトル文字が虹色なところが注目ポイントらしい。伝説の7大ほねほねザウルスが世界の各地で眠りにつく理由とは、、、!

前編・後編まとめてアップ。

2023-11-30-THU
658.「かいけつゾロリ きょうふのエイリアン(68)」
原ゆたか/ポプラ社 

ゾロリのマントがやぶられていたり、ごはんが勝手に食べられていたり、、襲いかかる恐怖の正体は、、バリガリ!

バリガリとは、今まで何度も登場している、何でもかみ砕いてしまう恐ろしい宇宙生物。それがひょんなことから地球にきてしまい。このままでは地球が食べつくされてしまう、、

何とか捕獲したものの、バリガリの両親を探してやれ!と恐竜ママに怒られたゾロリは、宇宙の果てまでも旅する決意をしたのでした、、、のところで、いつもの宇宙人のお姫様が現れ、無事にバリガリを連れて帰ってくれたのですが、ゾロリなら諦めずに、広い宇宙の中からバリガリの両親を探し出していただろうなと思います。

そしてやっぱり恐竜ママは心も体も大きい。街をこわしまくる怪獣も、地球を脅かす宇宙生物も、恐竜ママからしたら幼いかわいい子供たち。その懐の深さを見習いたいです。

すっかり日が暮れるのが早くなりました。18時にはもう真っ暗。暗くなって帰った時に、はやっている遊びです。自転車のライトで巨大化!

2023-11-29-WED
657.「あつかったらぬげばいい」
ヨシタケシンスケ/白泉社 

あつかったら、ぬげばいい。いろんな「〇〇だったら、〇〇すればいい。」が詰まっています。私が好きなのは、「へやがちらかってたら、とりあえずむきだけ そろえればいい」とか「つかれているのかどうか よくわからなくなったら、つかれたことにすればいい」です。

このやりとり、子供たちもお気に入りで、例えばご飯をひっくり返してしまった時、「ひっくり返してしまったら?」と聞くと次の行動を考えるようで、「片づけたらいい!」と返してくれます。

この心の持ちよう、ずっと覚えていてほしいなと思います。何かに行き詰ってしまった時「もう駄目だ、、」となるんじゃなくて、方法は何でもいい。何かしらあるのです。この絵本のように、ついでにユーモアも忘れずにいられたら最高です。

この秋は何やかんや忙しくて、あっという間に過ぎてしまいましたが、子供たちの運動会や遠足も一通り終わって、ほっと一息です。そしてあっという間に12月、、。今週末はツリーを出すのが目標です。

2023-11-29-WED
656.「どうぶつの赤ちゃん イルカ」
監修:増井光子/金の星社 

写真集のようでもあり、物語でもあり、どうぶつの生態が分かりやすいシリーズです。この「イルカ」はイルカでも、「タイセイヨウマダライルカ」のお話です。

この本を読んで私が驚いたこと。赤ちゃんが生まれると、まずお母さんイルカは、赤ちゃんを海面まで押し上げて呼吸させる。お母さんイルカ同士、赤ちゃんを預けあって食べ物を探しにいく。

そんな事をイルカたちは本能で知っているのか。人間の子育てなんて、一から勉強しないと何も分からないのに。赤ちゃんを預けあうことにも、遠慮とか気遣いもなく、自然なイルカたち。人間はいろいろ考えすぎなのかもしれません。青い海の写真にも癒される1冊です。

先月アドベンチャーワールドでイルカと触れ合い体験をした娘。サインを出したり、ししゃもをあげたり、握手をしたり。終わった後はすっかりイルカのとりこで、「大きくなったらイルカのお姉さんになる!」だそうです。

2023-11-21-TUE
655.「コんガらガっち なにになって すすむ?の本」
ユーフラテス/小学館 

迷路が楽しいコんガらガっちシリーズ。いるかともぐらがこんがらがったコんガらガっち生物「いぐら」たちと一緒に迷路を進んでいきます。迷路といっても、行き止まりや間違いの道があるわけではなくて、どの道を選んでも、それぞれの楽しさが待っているところがいいなと思います。なので、昨日はそっちを通ったけど今日はこっちに行ってみたり、、、何回も楽しめます。

今回のテーマはハロウィン。あんな仮装をしてみたり、こんなお菓子をもらってみたり。コんガらガっちたち、仮装しなくても十分不思議な生物ですが、、、

寝る前に読むと、息子の進む道に娘がついていって「ついてこないで!」ともめたり、全ての道について読まないといけなかったり、おもしろいんだけど、なかなか大変な絵本でもあります、、

最近巷で話題のカメムシ大発生、、ベランダで毎日1匹ペースで見かけていましたが、昨日は物干しに6匹いてがっくり。うっかり部屋の中に入った時には大騒ぎですが、子供たちが、どっちが処理するか、カメムシの取り合いをしているので助かっています。

2023-10-12-THU
654.「交通安全大王」
よしながこうたく/好学社 

以前読んだことのある「給食番長」。子供たちがまた読みたいと言い出し、調べていたらシリーズを発見。早速借りてみると、、

今回のテーマは交通安全。おまつりに向けて、道路だろうが気にせずにおみこしの練習をする番長たちに、緑のおじさんたちが厳しい目を光らせます。子供たちが交通事故にあわずに、元気に毎日過ごしてほしいというおじさんたちの気持ち、よく分かります、、。

そして今回も変わらず熱量のあるイラスト。初めて給食番長を読んだ時は、その熱さにちょっと腰がひけたものですが、繰り返し読み続けると、番長たちがかわいくてたまりません。元気な子供たちを見守る大人でありたいものです。

2023-10-11-WED
653.「かいけつゾロリのレッドダイヤをさがせ!!(67)」
原ゆたか/ポプラ社 

まもなくオープンするという高級いちご食パンやさん。お店の出資者は、きょうふのきょうとっきゅうに登場していた大金持ちのカバリス夫人。ゾロリたちはカバリス夫人が持つ巨大なレッドダイヤを狙いますが、、ゾロリたちが手に入れる前に、行方不明に!ゾロリたちは捜査にのりだします。

高級食パンブームを思い出すお話ですが、いちごの食パンがとても美味しそう。宇宙へ飛び出す壮大なお話があったと思ったら、こんな食パンの話があったり。いつもながらテーマの幅広さに感心してしまいます。お話の冒頭でゾロリたちが騙されるノミのサーカス(小さすぎて見えない)も、宇宙と比べるとあまりにスケールが小さくて笑ってしまいます。

今でているゾロリは73巻。昨年読み始めたころは、最後までいけるのかと思っていましたが、もうちょっと!

子供たちにパンと言えばポケモンパンです。

2023-10-10-TUE
652.「きつね山の赤い花」
作:安房直子 絵:いもとようこ/金の星社

豆腐屋の女の子ゆみこちゃんが、お人形をおぶって歩いていると、同じようにお人形をおぶったキツネの女の子に出会います。ゆみこちゃんは、家から豆腐を持ってきて、野原で一緒におままごとをすることに。

夕方、きつねのお母さんが油揚げをどっさり持って、きつねの子を迎えにきますが、「あっそれ、うちの」、、それはゆみこちゃんの豆腐屋の油揚げなのでした。きつねのお母さんは素知らぬふりで、一緒におままごとをしてくれたお礼にと、赤い赤い「きつねのマニキュア」をしてくれるのでした。

夕暮れのちょっと不安な感じもあいまってか、そのマニキュアをしてもらったら、ゆみこちゃんはお家に帰れなくなったりしないだろうか、、とか、何だかちょっと怖い気持ちになったのは私だけでしょうか。堂々と油揚げを持っているきつねのお母さんに気圧されたのもあるかもしれません。

赤いマニキュアは、きっと次の朝になったら、何事もなかったかのように消えているのだろうと思います。不思議な余韻のするお話でした。

2023-10-06-FRI
651.「いちにちおばけ」
作:ふくべあきひろ 絵:かわしまななえ/PHP研究所

子供たちが「保育園で読んでる!」と、教えてくれた絵本です。

おばけってこわい、でもおばけになってみたら、こわくなくなるかな?、、そしていろんなおばけを1日体験。かっぱになってみたら、水泳で1等賞。かっぱってたのしいかも!どんなおばけも1日体験してみたら意外と楽しいみたい!

「おばけになってみよう。」と言われたら、えー!と思うかもしれないけど、1日って言われたら、とりあえず1日ならいいか、って気もするし、1日だけなら何でもやってみたい気もするし、「いちにち」ってついているところがいいなと思います。

何でもとりあえずやってみたら、何か新しい発見があるかも?子供たちにそんな気持ちが伝わればいいなと思います。私はもしおばけが体験できるなら、幽霊になって、1日空を漂っていたい、、。

2023-10-05-THU

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