200.「こいぬと10ぴきのおばけ」 にしかわおさむ/ひかりのくに |
先月初めて読んだ10ぴきおばけシリーズの 「10ぴきのおばけのかいすいよく」。この時はこいぬはおじいさんの家族になっていましたが、今回はこいぬが初めておじいさんの家にやってきた時のお話です。 おじいさんに優しくされる犬に嫉妬するおばけたち。おじいさんが留守の間、こいぬに話しかけないという下りがあるのですが、家事万能のかわいいおばけたちにもこんな一面があるのかと愛しくなりました。 最後は、ピンチのおばけたちをこいぬが体を張って助けます。それをきっかけに皆仲直り。ベッドを11台並べて仲良く眠るラストシーンに何だかとても癒されました。息子と娘も日々ケンカと仲良しを繰り返していますが、そんな姿が重なって見えたのかもしれません。 今回も、優しく語りかけるような文章が心地よかったです。
まだ2歳には話が長過ぎたようで、飽きてきて、おばけで絵本の邪魔をしだす娘。今は息子と娘、それぞれに好きな本を読むという感じで、2人一緒に仲良くというのが難しいです。
2020-10-12-MON
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194.「10ぴきのかえる」 作:間所ひさこ 絵:仲川道子/PHP研究所 |
人間の男の子に捕まってしまった10匹のオタマジャクシ。町にある小さな池に連れてこられます。そこで大きくなってカエルになった10匹、故郷のひょうたん沼を目指して旅に出るというお話です。 リズムにのせて読みやすく、文章中に何度もダジャレのように「かえる」という言葉が使われているのがおもしろいです。私は「かえるぞ かえる かえるんだ」というフレーズが好きで何度も読みたくなりました。 息子が今 トトロにはまってトトロばっかり読んでいることもあって、あまり何度も読めないまま図書館に返してしまったことが残念ですが、、、調べてみたらシリーズもので、季節に沿ったお話が沢山あっておもしろそうなのでまた借りてみたいです。運動会とか秋祭りとか。
ご近所さんに三度豆の苗をもらい、ミニトマトに続いて植えてみました。朝出かける前の水やりが日課です。美味しい豆ができますように。
2020-09-30-WED
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192.「そらの100かいだてのいえ」 いわいとしお/偕成社 |
うみ、 ちかに続き今回はそら。100かいだてシリーズを読むたびに同じ感想になっているような気がしますが、今回も想像を超える展開。とても良かったです。 今回の主人公はシジュウカラのツピ君。向日葵の種を育てながら100階を目指します。読む前に、空の家の住人は鳥とか虫を予想していたのですが、全く違いました。住んでいたのは雪や雷、オーロラや虹、光や空気!それだけでわくわくしたのですが、ツピ君が空高くのぼっていく様子と向日葵が育っていく様子がリンクして更にわくわくしました。 100階のシーンは圧巻。初めて見た時は思わず「わーっ!」と声が出ました。子供より夢中になっていたかもしれません。 100かいだてシリーズどれもおもしろいけど、どれが一番というより、それぞれ読んだらさらにおもしろくなる、そんな感じのシリーズです。
連休はご近所さんの畑で芋ほりをさせてもらいました。大漁。芋と一緒にカエル、何かの幼虫、ムカデっぽいの、コオロギ、アリ、、、いろいろな生き物が出てきて地下の100かいだてを思い出しました。
2020-09-24-THU
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