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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
200.「こいぬと10ぴきのおばけ」
にしかわおさむ/ひかりのくに

先月初めて読んだ10ぴきおばけシリーズの10ぴきのおばけのかいすいよく。この時はこいぬはおじいさんの家族になっていましたが、今回はこいぬが初めておじいさんの家にやってきた時のお話です。

おじいさんに優しくされる犬に嫉妬するおばけたち。おじいさんが留守の間、こいぬに話しかけないという下りがあるのですが、家事万能のかわいいおばけたちにもこんな一面があるのかと愛しくなりました。

最後は、ピンチのおばけたちをこいぬが体を張って助けます。それをきっかけに皆仲直り。ベッドを11台並べて仲良く眠るラストシーンに何だかとても癒されました。息子と娘も日々ケンカと仲良しを繰り返していますが、そんな姿が重なって見えたのかもしれません。

今回も、優しく語りかけるような文章が心地よかったです。

まだ2歳には話が長過ぎたようで、飽きてきて、おばけで絵本の邪魔をしだす娘。今は息子と娘、それぞれに好きな本を読むという感じで、2人一緒に仲良くというのが難しいです。

2020-10-12-MON
199.「へんしんマラソン」
あきやまただし/金の星社

走っていると変身してしまう不思議なマラソン大会のお話。

きんぞうさんが走っていると、きんぞうきんぞうきんぞうきんぞうきん・・・ぞうきんに変身! 沢山の出場者がいますが、ゆうしょうは、ゆーしょうゆーしょうゆーしょうゆー・・・!

はじめは子供が一人で読んでいて、何やらずっとぶつぶつ言っているので、どんな本なんだ?!と思っていたら。多分誰もがやったことのある言葉遊びですね。おもしろい絵本だなあと何だかしみじみしてしまいました。

子供と一緒に声を合わせて読める楽しい絵本です。

2020-10-09-FRI
198.「ふでこぞう」
せなけいこ/童心社

ふでこぞうは、昼間はただの筆、夜になると動き出す筆のおばけです。たまごに顔と手足を書いて一緒にお散歩。いたずら狐がやってきたら縄を描いてやっつけます。幽霊にも足を描いて笑顔にしちゃうところにわくわくします。

せなけいこさんのおばけ絵本シリーズは、怖いというよりほのぼのしていて、子供達のおばけのとっかかりとしてちょうど良い気がします。

息子は最近いろいろな事が気になるようで、何かと質問されます。この絵本を読んだ時も「何で筆が動くの?」、、、。こういう根本的な質問が多いです。いつも答えに困ります。お化けだから?!

写真は図書館で大型絵本を読んでいるところです。せなけいこさんの「おばけのてんぷら」。この絵本もお化けが出てくるけどほのぼので大好きです。

2020-10-07-WED
197.「まるまるまるのほん」
作:エルヴェ・テュレ 訳:谷川俊太郎/ポプラ社

上の息子が赤ちゃんの頃から、児童館や保育園などで何度も読み聞かせしてもらう機会のあったこの絵本。久しぶりに図書館で見かけて懐かしくなって借りてみました。

出てくるのは「〇」だけです。〇を押したり、手をたたいたり、本をゆらしたり、すると〇がどんどん変化していきます。

息子が1歳の頃読んだ時は、まだよく分からない感じで真顔で聞いていましたが、今回は息子と娘2人で一生懸命手を叩いたり大盛り上がりで、私もテンションが上がりました。

こういった参加型の絵本はいろいろあると思いますが、このまるまるは、この世界にすごく自然にひきこまれるような気がします。一度読んだら忘れないような印象的な絵本です。

おえかきが好きな娘。まるも上手に描けるようになってきました。これはビーすけらしい。

2020-10-07-WED
196.「てっちゃんのしりとりライオン」
作:もとしたいづみ 絵:日隈みさき/ PHP研究所

てっちゃんが落ち葉掃除をしていると、ライオンが突然現れてしりとりを始めます。しりとりは動物の名前でつながっていくのですが、呼ばれた動物が次々に登場します。

はじめにライオンが現れるのが唐突すぎて、読むたびに心の中でつっこんでしまいますが、動物の名前だけで続いていくしりとりは見事。知らない動物もたくさんいておもしろいです。最後が「ライオン」で終わるのも見事!です。

保育園からの帰り道、息子ともしりとりをする時がありますが、「し、し、死んじゃった!」とか「ま、ま、待て待て!」とか、ちょいちょい変なのが入るのがおもしろいです。とりあえず今は何でもOKにしています。

週末はまた虫取りに。バッタを捕まえました。次に狙うのはカマキリです。

2020-10-05-MON
195.「きんぎょがにげた」
五味太郎/福音館書店

この夏、娘が金魚柄のパジャマを着ていたのですが、ある時からパジャマを着るたびに「きんぎょがにげた」と言い出しました。これはきっと保育園でこの絵本を読んでもらったに違いないと、図書館でも借りてみました。

この絵本は金魚が家の中のいろいろな所に逃げていき、ページを開いては「今度はどこ?」と探すお話です。娘の好きなウォーリー系です。後で保育園の先生に聞いてみたら、やっぱり読んでいたそうで、娘と一緒に見てみると、手慣れた様子で「きんぎょここ!ここ!」と教えてくれました。

いろいろ逃げ回って、最後は沢山の金魚の仲間がいる水槽に落ち着く結末がいいなと思います。 沢山の金魚がいる中、主人公の金魚だけ目の配色(?)が違うのですが、それだけでその金魚!と分かるデザインもすごいなと思います。

先日船にのりたいというリクエストに応え、ボートをこぎに。私は白鳥に、息子は恐竜にのりました。自分でハンドルをまわして操縦できるのがおもしろかったようです。外が気持ち良い季節も多分少しだけ。今のうちにいろいろ楽しみたいです。

2020-10-02-FRI
194.「10ぴきのかえる」
作:間所ひさこ 絵:仲川道子/PHP研究所

人間の男の子に捕まってしまった10匹のオタマジャクシ。町にある小さな池に連れてこられます。そこで大きくなってカエルになった10匹、故郷のひょうたん沼を目指して旅に出るというお話です。

リズムにのせて読みやすく、文章中に何度もダジャレのように「かえる」という言葉が使われているのがおもしろいです。私は「かえるぞ かえる かえるんだ」というフレーズが好きで何度も読みたくなりました。

息子が今 トトロにはまってトトロばっかり読んでいることもあって、あまり何度も読めないまま図書館に返してしまったことが残念ですが、、、調べてみたらシリーズもので、季節に沿ったお話が沢山あっておもしろそうなのでまた借りてみたいです。運動会とか秋祭りとか。

ご近所さんに三度豆の苗をもらい、ミニトマトに続いて植えてみました。朝出かける前の水やりが日課です。美味しい豆ができますように。

2020-09-30-WED
193.「てがみをください」
作:やましたはるお 絵:むらかみつとむ/文研出版

ある日主人公の男の子の家のポストに、一匹のカエルがすみつきます。自分宛ての手紙が欲しいカエル、毎日手紙を待っているのですが、、、というお話。

手紙が欲しいのに強がって「そんなに待ってないけどね。」みたいなそぶりで、でも本当はめっちゃ待ってるカエルの様子がとてもおもしろかったです。

お話の最後、カエルは手紙を受け取らないまま消えてしまいます。カエルは今でも手紙を待っているのかなと思うとちょっと切なく、何だか不思議な余韻のあるお話でした。

息子にかなりヒットしたようで、これと一緒に借りていた本の中では一番おもしろかった!と言っていました。

むらかみつとむさんの絵は、私も子供の頃から親しみがあって懐かしい気持ちで読みました。(ボルピィ物語が大好きでした。)

息子も平仮名が書けるようになってきて手紙を書きたがります。そしてリビングに設置されたポスト。青汁の箱、、、。「折り紙貼ってかっこよくする?」と提案してみましたが却下されました。もうちょいしゃれた箱を渡しとけば良かったと後悔しても遅い。

2020-09-28-MON
192.「そらの100かいだてのいえ」
いわいとしお/偕成社

うみ ちかに続き今回はそら。100かいだてシリーズを読むたびに同じ感想になっているような気がしますが、今回も想像を超える展開。とても良かったです。

今回の主人公はシジュウカラのツピ君。向日葵の種を育てながら100階を目指します。読む前に、空の家の住人は鳥とか虫を予想していたのですが、全く違いました。住んでいたのは雪や雷、オーロラや虹、光や空気!それだけでわくわくしたのですが、ツピ君が空高くのぼっていく様子と向日葵が育っていく様子がリンクして更にわくわくしました。

100階のシーンは圧巻。初めて見た時は思わず「わーっ!」と声が出ました。子供より夢中になっていたかもしれません。

100かいだてシリーズどれもおもしろいけど、どれが一番というより、それぞれ読んだらさらにおもしろくなる、そんな感じのシリーズです。

連休はご近所さんの畑で芋ほりをさせてもらいました。大漁。芋と一緒にカエル、何かの幼虫、ムカデっぽいの、コオロギ、アリ、、、いろいろな生き物が出てきて地下の100かいだてを思い出しました。

2020-09-24-THU
191.「となりのトトロ」
原作:宮崎駿/徳間書店

我が家は今空前のトトロブームです。少し前から息子が保育園でトトロの歌を歌っているというのを聞いていて、この間のお盆休みタイミングよく金曜ロードショーでトトロをやっていたので録画して一緒に観てみたところ、息子の心に強く響いたようで、、、。

この一か月で4回観ました。大体お休みの日はトトロ。飽きることなく毎回しっかり観ています。

そんなこんなでトトロの絵本も借りてみました。所々カットされている場面もありますが、それでも長いお話なので、読むときは前半後半で日を分けて読んでいます。大体雨のバス停シーンが区切りです。

ちなみにメイちゃんと同じ年の息子ですが、一度に全部読む!と駄々をこねずに、今日はここまでと自分でルールを決められるようになって、成長したものだと心の中でしみじみしています。

私も子供の頃から繰り返し観てきましたが、声に出して読むのは初めて。頭の中で映像を流しながら読んでいますがかなり難しい。声優さんてすごいんだなと改めて感心しながら頑張っていますが、トトロの声とか一番難しい、、、

2020-09-16-WED

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