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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
280.「トリケラトプスとアルゼンチノサウルス」
黒川みつひろ/小峰書店

トリケラトプスのビッグホーンシリーズです。住処のみどりの谷を目指す旅が続いています。

今回のお話では、ビッグホーンたちが肉食恐竜集団に遭遇、ピンチに陥るものの、アルゼンチノサウルスに助けられます。

アルゼンチノサウルスは、体長30~40m、体重70~100トンの巨大恐竜なのですが、生まれたては5キロくらいと人間の赤ちゃんとそこまで変わらないから驚きです。すごい成長!

恐竜の絵本を読んでいると、本当にこんな生物がいたのか、、、恐竜から今の人間までの変化を考えると何だか気が遠くなりますが、また同じ分だけ時間が経つとどんな生物が生きているのか見てみたくなります。

先日娘の水筒を新調したのですが、いつも兄の影響を受けている娘、選ばせたら迷う事なく恐竜柄でした。でも女子向けのデザインもあったりして、意外とそういう需要はあるのかと驚きです。

2021-06-21-MON
279.「きみにありがとうのおくりもの」
宮野聡子/教育画劇

森で仲良く暮らすこりすとくまくん。こりすは部屋を掃除したり美味しいご飯を作ったり、くまくんは花や野菜を育てたりします。お互いが相手のしてくれることに感謝し、相手の喜ぶことを考えます。

子供だけでなく大人も読んだ方がいいんじゃないかと思う、優しい気持ちになれるお話でした。ふんわりとしたこりすとくまくんの絵にも癒されます。「自分はこんなにやっているのに。」と思う前に、相手も自分の気が付かないところでやってくれている事を想像する余裕を持ちたいものです。

子供たちにも、素直に感謝する気持ちが育って欲しいと思います。そしてこんな素敵なともだちが一人できれば、一生の宝物だと思います。

2021-06-18-FRI
278.「ぎゅっとだっこ七五三」
作:内田麟太郎 絵:山本孝/岩崎書店

元気な3人きょうだい、架空の怪獣「アガンダー」と戦って遊んでいます。一緒に遊びたいのに仲間に入れてもらえなかったお父さんは「そんな怪獣はおらん!」と笑いとばします。そして「いるもん!」とむきになる子供たち、、、。

そしてその翌日は七五三の日。神社で撮影した家族の記念写真には何と「アガンダー」の姿が!!

実はこれはお父さんのいたずら合成写真。そして、これからも皆をまもるぞ!と子供たちをぎゅーっとするお父さん。そんなお父さんを見ていると、「まもるぞ」というより「まもりたい」のかなと思いました。

どんどん成長する子供たち、もちろんそれは嬉しいけど、親の力が及ばないところ、必要ないところも増えて、それが少し寂しかったり。お父さん、そんな気持ちなのかもしれません。

うちも今年兄妹一緒に七五三をしようかと思っています。息子はもう5歳、まだ5歳。私も複雑な気持ちです。このご時世、最小限のお参りになりそうですが、何はともあれこの年まで元気に過ごせたことに感謝です。

2021-06-18-FRI
277.「さつまのおいも」
文:中川ひろたか 絵:村上康成/童心社

さつまいも掘りのお話、、、といっても、さつまいも側からみたいも掘りのお話です。

土の中で、さつまいも達はご飯を食べて寝て、来たる日の為に頑張ってトレーニングしています。何の為のトレーニングかというと、、、子供たちとの綱引き(芋ほり)の勝負のため!

さつまいも達がこんな事を考えているかと想像するとちょっとおかしくなります。最後のおならのオチには子供たち大喜び。何でおならというだけでそんなに楽しくなれるのか、うらやましい。

先日ご近所さんのじゃがいも掘りに参加させてもらいました。スコップで掘っても掘っても出てくる沢山のじゃがいも!子供たちと「宝探しみたいだね。」と盛り上がりました。じゃがいもたちも頑張って隠れているのかも。その日の夜は、この絵本を「じゃがいものおいも」とじゃがいもに置き換えて読んで、また盛り上がりました。

2021-06-18-FRI
276.「くだものさがしもの」
はらぺこめがね/PHP研究所

最近息子が迷路が好きなので、迷路の絵本で検索して何となく借りてみた一冊なのですが、、、これが息子、娘2人共に大大大ヒット。

迷路だけでなく、さがしものや間違いさがし、いろんな遊びが詰まっています。それがどれもダジャレがきいていたり、ひとひねりあったり、多分大人にしか分からないおもしろさもあったりして。

何となく借りてみた理由の一つが、作者がはらぺこめがねさんだったからなのですが、やっぱり絵だけでも素敵で見ごたえがありました。

子供たち、夢中になって盛り上がりすぎて寝る前に大騒ぎになるし、この問題は僕がするだのなんだのケンカが勃発するから私も一時読むのがおっくうになったり、、、(せっかく子供たちを喜ばせたくて借りてきたのに駄目なパターン)。

寝る前の絵本は、ほどほどに好きなやつがいいのかもしれません。

2021-06-14-MON
275.「ノンタン ピクニックららら」
キヨノサチコ/偕成社

ノンタンと動物たちが赤いバスに乗ってピクニックに出かけます。ピクニックといっても、お弁当を準備して持っていくスタイルではなくて、、、

まずはおべんとう広場に到着。そこにはおにぎりにサンドイッチ、オムライス、お寿司、、、他にもいろんなお弁当がいっぱい!好きなものをバスに詰め込んで、また出発!いろいろな果物がなっているくだものの木も通るし、お菓子も選びたい放題。夢のピクニックです。

道中が迷路になっているのも楽しいです。娘にはまだ迷路のルールは難しいようで、とりあえず通りたいところを通って、道なき道も行って、ゴールに着いたらOKです。

自分が子供の頃、小学校の遠足で、お弁当をおにぎりにするかサンドイッチにするか悩んだり、何百円までのおやつ何にしようとか、そんなわくわくを思い出す楽しいお話でした。

この春はよくお弁当を持って公園に行ったりしましたが、だんだん暑くなってきて、家でゆっくり食べるかって感じの今日この頃です。息子は次は海でピクニックしたいと言っていますが、めっちゃ暑そう、、、。

2021-06-14-MON
274.「ねえねえ あのね」
しもかわらゆみ/講談社

初めてこの絵本を読んだ時、何だこのかわいい絵本は!!と衝撃を受けました。

ひよこちゃんが「ぴよぴよ あのね ねずみさん だいすきよ」と耳元でこっそりお話します。すると「ねずみさん うれしくて」今度はねずみさんがあひるさんに「だいすき」。

「だいすき」がつながっていくお話なのですが、「だいすき」と言ってもらった動物たちの「うれしくて」の様子がそれはもうかわいくてかわいくて。

短い文章の繰り返しなので、娘も覚えてしまっていて、たまに「読んであげる!」とお話してくれるのもとてもかわいいです。

この絵本を読んだ後は、「ねえねえあのね、○○ちゃん(娘の名前)だいすき」「○○ちゃん、嬉しくて」と娘と「ねえねえあのねごっこ」をしてぎゅーっとしあうのもセットです。

今朝、さあ保育園行くよ!って時間に「自分で髪結ぶ!」と言い出し、、、(自分で結べたことはない!)言い出したら納得するまでやらないと気が済まない3歳児。「早く!」とせかしても全くの意味なし。きっと私は近いうち遅刻する。

毎日なるべく大好きぎゅーっで平和に過ごしたいものです。

2021-06-14-MON
273.「うちにかえったガラゴ」
島田ゆか/文溪堂

我が家で人気のバムケロシリーズ、同じ島田ゆかさんの作品でガラゴシリーズがあります。

ガラゴは旅するかばんやさんですが、寒い季節になると店じまいをして家に帰ります。ガラゴが家に帰ると次々にお客さん(皆ちょっと個性的)がやってきて、、というのが今回のお話です。

息子が保育園で読んで「めっちゃたくさんお客さんが来ておもしろいんだよ!」とおすすめしてくれたのですが、何と最後にやってきたお客さんはバムとケロ!

そういえば何か見たことある人が、、、と思ってバムとケロのおかいものをひらいてみると、あちらこちらにガラゴの登場人物が!もう子供たちと大騒ぎです。

そんなわけで今「バムケロシリーズを読みなおしていろんなキャラクターを探す」ブームが我が家で巻き起こっているのですが、じっくり読み直すとそれ以外にもいろんな仕掛けが隠れていて、もう大興奮です。

ファンの方からすれば今更かいって感じかと思いますが、ただ普通に読んでいてもおもしろかったのです。バムケロとガラゴ、奥が深い、、、。

2021-06-11-FRI
272.「きになるともだち」
作:内田麟太郎 絵:降矢なな/偕成社

この間読んだあいつもともだち、とても良かったのですが、この「きになるともだち」も良かった!「おれたち、ともだち!」シリーズにはまっています。

キツネからヤマネを紹介されたオオカミ。それからヤマネの事が気になって仕方ありません。気になるともだち、それは、、、恋?

このシリーズ、主人公のキツネやオオカミが歌うシーンが毎回あるのですが、その歌詞が本当に素敵です。譜面があるわけではないので、適当に歌って読んでいるのですが、何とかうまいこと歌って子供たちにこの素晴らしさを伝えたいと思いつつ難しいです。

そして今回のお話のラストは森の皆でお月見をするのですが、、、お話の本筋であるオオカミとヤマネの後ろで、キツネがウサギの恰好で(お月見だけに!)、ウサギと踊っているのがたまりません。恋のはじまりは、本人だけでなくて、見守るともだちも嬉しくなったりわくわくしたり。そんな気持ちが表現されているのかも。

「にいに、だいすきだよ!」と毎日兄に申告している娘ですが、この気持ちはいつまで続くのか。あと2~3年は続いて欲しい。

2021-06-11-FRI
271.「おたすけこびととハムスター」
文:なかがわちひろ 絵:コヨセ・ジュンジ/徳間書店

息子が小さい頃から家にあるおたすけこびとのクリスマス、本当に文章の少ないお話なのですが、とても味わい深くて繰り返し何回も読んでいる絵本なのですが、それにシリーズがあるという事を最近息子が教えてくれました。

おたすけこびとのクリスマスだけ読んでいると、こびと=サンタの仕事を手伝うというイメージが定着していたのですが、いろんな仕事をするのかと今回のお話を新鮮な気持ちで読みました。

今回の仕事はハムスターの住処を作ること。多分人間がすると一人でやってしまうものなのですが、大勢のこびとが本格的な重機を駆使して、仕事を遂行していく壮大な様子にわくわくさせられます。考えてみれば人間が都会の高層ビルなんかを作るのもすごいことですが、こびとの仕事と同じなのかもしれません。他のお話も読んでみたいです。

2021-06-07-MON

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