毎日3冊トップバナー

毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
390.「わんぱくだんのスナバさばく」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

大きな砂場のある公園で遊ぶわんぱくだん。しかし突然砂嵐がまきおこり、、、気が付くとそこは見渡す限りの砂漠!

歩いても砂、砂、砂、、。暑さと渇きで行き倒れそうになる3人ですが、ラクダに助けられオアシスまでたどりつきます。わんぱくだんが砂場で作っていたピラミッドやスフィンクスが、実際に砂漠に現れるシーンはわくわくしますが、最後は盗賊団に襲われたりと、なかなか大変な回です。

海外旅行より温泉でのんびりしたいと思う今日この頃、砂漠世界は遠慮したいのですが、子供たちにとってはどきどきする冒険なんだろうなと思います。その何でも楽しむ気持ちがわんぱくだんの魅力なのかも。

絵本写真

昨年秋に鳥取砂丘に行きました。子供たちのスピードについていけず行き倒れそうになりましたが、やっぱり広いところは気持ちいいです。やっぱり砂漠も一度は体感してみたいかも。

2022-03-31-THU
389.「3ぷんもまてないよ!」
土屋富士夫/佼成出版社

絵本写真

お湯を注いで3分待つと3分のお話が始まるという、カップラーメンならぬ「カップおはなし」というものがあるんだそうです。ひでくんは「やさしいワニ」のカップにお湯を注ぎますが、どうしても3分待てずに早くあけてしまいます。

すると出てきたのは「こわいワニ」。3分待てなかったからやさしくなれないそうです。そして3分間のこわいお話が始まります、、、

作者はコドモザウルスもっちゃうもっちゃうの土屋富士夫さん。やっぱり設定がおもしろい。気になってどんどん読んでしまいます。

最後、ワニに食べられてしまうひでくん。怖がっている割に、お腹の中で「ひどい、ワニでなし、おにあくま!」とか散々文句を言うところがおもしろく、その後けろっとワニを騙すあたり肝がすわってるなと思います。

こわかったりおもしろかったり、そしてもっちゃうもっちゃうと同じで、最後は不気味な余韻が残ります。ひでくんのその後が本気で気になる終わり方でしたが、ひでくんなら大丈夫なような気もします。

2022-03-29-TUE
388.「ダットさんうみをはしる」
こもりまこと/教育画劇

絵本写真

もうだいぶ前に、「ダットさん」について話が難しかった的な記事を書いたのですが、このダットさん、保育園にある絵本でそれからも定期的に借りて読んでいます。息子だけでなく娘も「ダットさん読みたい。」と言ってきます。

初めて読んだ時はかなり戸惑ったのですが、今では「ブルルルルル」とか「ベリベリーンバリバリーン」とか、エンジン音(?)も結構軽快に読めるようになりました。お話に出てくる、実際にあるという神奈川県横須賀市の「追浜トンネル」についても検索してしまいました。

前置きが長くなりましたが、そんなダットさんに続編があると知って借りてみました。やっぱり「車好きの人が読んだら楽しそう」という感想になるのですが、今回は海にもぐったりスケールアップでおもしろかったです。我が家で、めっちゃブームじゃないけど、静かに長く読まれているダットさん、、。これからも読みそうです。

私は車はさっぱりですが、例えば原付のお話があれば嬉しいかもしれない。主人公はヤマハのアプリオで。友達はビーノとジョグとか。カブも出てきて欲しい。

2022-03-25-FRI
387.「おたすけこびと」
文:なかがわちひろ 絵:コヨセ・ジュンジ/徳間書店

絵本写真

おたすけこびとシリーズの第一作です。このお話でおたすけする仕事は、バースデーケーキ作り!

ケーキを作るのもやっぱり重機。おもしろいです。卵を割るにも、卵を運ぶトラック、卵をつかむショベルカー、卵を割る車(名前が分からない)が出動です。

このシリーズ、どんな仕事でも軽々とこなしてくれるこびとのお話だと思っていたけど、新しいお話を読むたびに、どんな仕事も回り道せず一つ一つ丁寧に取り組む姿に何だか感動してしまいます。重機の運転や荷下ろし、交通整理、現場監督、、など様々な仕事を分担して、ケーキを作り上げるために皆で協力。どんな仕事もいろんな人が関わってできているんだな、、と思います。

2020年に最新刊が出ているというのを最近知って、読むのが楽しみです。

絵本写真

4月息子は小学生になりますが、小学校が始まっても給食がすぐに始まるわけじゃなく。学童に行くのでしばらくお弁当を作らないといけません。毎日おたすけこびとに来て欲しい、、。(自分と息子のテンションを上げるために、とりあえずかわいいお弁当グッズを買ってみる。)

2022-03-24-THU
386.「わんぱくだんのはしれ!いちばんぼし」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

公園に展示してあるSLでわんぱくだんの3人が遊んでいると、いつの間にかSLが空へと走りだします。

到着した雲の上では、古くなって今は使われていない電車がいきかっています。そこで雲のわたがしやソフトクリームを楽んたら、またSLの旅へ。銀河を駆け抜けるシーンがとてもきれいで夢のようです。

毎回いろんな世界へ行くわんぱくだん、楽しい事とちょっと怖い事がセットになっていることが多いのですが、この「いちばんぼし」はロマンチックで楽しくて、怖い事は起こらない!私も一緒に行けるならこの「いちばんぼし」の世界がいいなあと思います。

絵本写真

去年王子動物園に行った時、展示されていた(多分)SLの社内。昔もこんなだったのか、展示用に色をかえているのか分かりませんが、通勤電車もこんなんだったら楽しいかもしれない。

絵本写真

2022-03-22-TUE
385.「トリケラトプスとアロサウルス 再びジュラ紀へ行く巻」
黒川みつひろ/小峰書店

絵本写真

トリケラトプスシリーズ、今回の舞台は、以前旅の途中に立ち寄ったジュラ紀クレーター。巨大草食恐竜のブラキオサウルスが病気で倒れた為、肉食恐竜のアロサウルスが暴れているという話を聞き、トリケラトプスたちが助けに向かいます。

アロサウルスはジュラ紀最強の肉食恐竜。白亜紀のティラノにも負けない強さだったとも考えられているようです。ビッグホーンは苦戦しながらもアロサウルスを追い払います。

トリケラトプスが主人公のシリーズなので、草食VS肉食の戦いばかりなのですが、ジュラ紀最強アロサウルスVS白亜紀最強ティラノサウルス、、、なんてお話も読んでみたいなと思いました。でもアロサウルスとティラノサウルスを見分けるのが難しいのかもしれない。ずっとこのシリーズを読んでいても、肉食恐竜の区別がなかなかつきません。

2022-03-15-TUE
384.「おれはサメ」
作:片平直樹 絵:山口マオ/フレーベル館

絵本写真

まわりに怖がられているサメ、いばるのもいいけど、人気者のイルカがうらやましいらしい。お月さまの「海から上がって歩き回ったら人気者になれるかもよ。」というアドバイスに従って、足をつけてもらったら、皆に怖がられ、、、

真面目に悩むサメと、超適当な感じのお月様がおもしろい。アドバイス通りにしているのに、全然うまくいかないサメの「どういうこと?」というセリフに子供たち、爆笑です。

最後は何故かお寿司屋さんにスカウトされて、サメ肌でわさびをすりおろす羽目に。「人間は、サメの事怖いっていうけど、いろんな魚を食べる人間の方が怖い。」というサメの言葉にはどきっとします。

さらっと読むとおもしろいお話!という感じなのですが、何回も読んでいると人間関係の話のようにも思えてきます。よく分からないから怖い、でも怖いと緊張しているのは自分の方だけじゃないのかも。一歩踏み出せば、新しい世界が広がるのかも。

春から小学生になる息子、まわりは知らない人ばかりで緊張すると思いますが、知らない人のことをちょっと想像してみるきっかけの絵本になればいいなと思います。

2022-03-14-MON
383.「14ひきのもちつき」
いわむらかずお/童心社

絵本写真

久しぶりに14ひきが読みたくなって、今年の初めに保育園で借りてきて読んだお話です。14ひきシリーズは、どのお話も家族みな一緒に過ごす様子に心温まります。うすと杵を準備して、もち米を蒸して、おもちをついて、まるめて、、、そして最後に食べるつきたてのおもちはどれも美味しそう。あんこにきなこにくるみもち!

こうやって家族で一緒に作って、食べて。それを繰り返して、子供たちが大人になった時、それが温かい思い出になっていたらいいなと思います。うちの場合もちつきはできないけど、たこ焼きとか?

絵本写真

そういえば以前ハニカムでももちつきをして、めっちゃおいしかったのですが、気が付けばもう13年前!?私の人生最初で最後のもちつきになるのかもしれません、、。

2022-03-11-FRI
382.「ノンタン!サンタクロースだよ」
キヨノサチコ/偕成社

絵本写真

クリスマスの夜、プレゼントが待ちきれずに、サンタさんを探しに出かけるノンタン。サンタさんを見つけた!と思ったら、ウサギのサンタだったり、クマのサンタだったり。どうもネコにはネコのサンタさんが来るらしいのです。

1978年の絵本ですが、動物別に違うサンタさんが来るという設定は、何だか新鮮でした。いろいろなサンタさん(ワニのサンタ、魔女のサンタ、ハチのサンタ、パンダのサンタ、、他にもたくさん!)が夜空に飛びかうシーンがおもしろかったです。

でもネコのサンタには会えない。探し疲れて寝てしまったノンタンの元にやっと、ネコのサンタが現れます。やっぱりちゃんと寝ている子のところに来てくれるのかな?

サンタの絵本について書いていますが、気が付けばもう春?今年に入ってから保育園の休園が続いて、何だかワープした気分です、、、。

2022-03-10-THU
381.「わんぱくだんのかいていたんけん」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

絵本写真

わんぱくだんが庭のビニールプールで遊んでいると、いつの間にかそこは海の中。イルカのマリンと出会い、イルカの国を楽しみます。しかし、、、

海底にあいた小さな穴に海水が吸い込まれていて、このままではイルカの国も人間も滅亡の危機だと知らされます。(ペンギンランドパターン!)

そして助けを求められたわんぱくだん、、、くみが自分の髪ゴムの飾りで穴をふさぎ、イルカの国も地球も救われます。

くみの髪ゴム、小さなボールがついたようなデザインですが、こんなの昔つけてたなと懐かしくなりました。世界を救うのが、魔法とか武器とかじゃなくて、髪ゴムってところがいいなと思います。子供たちも自分の身近な持ち物がちょっと特別に思えたりするんじゃないかな?と思います。

そして最近毎日のようにわんぱくだんを読んでいて思うこと、、、わんぱくだんの絵本は「あははは。」とか「わー!」「きゃー!」とかよく出てくるのですが、声に出して読むのが難しい。一時期恐竜の「グルルルル」とか「ゴガァー!」とか悩んでいたこともありますが、「あははは。」が一番難しい!

絵本写真

週末はひな祭りのお祝いをしました。自分の分は自分でデコレーションしてもらったら、アラザンかけまくる子供たちでした。

2022-03-07-MON

会社情報