218.「恐竜トリケラトプスうみをわたる モササウルスとたたかうまき」 黒川みつひろ/小峰書店 |
トリケラトプスシリーズ、今回は、前回のウミガメのしまの続きのお話になります。 住処のみどりのたにを目指して海を泳いでいると、危険なモササウルスに出くわしてしまいます。そもそも陸地に住むトリケラトプス、どう考えても海での戦いは不利ですが、エラスモサウルスの加勢もあってやっと難を逃れ、、、と思ったら、潮に流されて全く知らない土地に上陸。みどりのたにを目指して旅を始めるというところで、今回のお話は終わりました。 そんなこんなでトラブル続きのビッグホーンたち。このシリーズのお話は大体毎回「頑張れ、ビッグホーン!」みたいな一文で締めくくられるのですが、今回はかなり気持ちを込めて読んでしまいました。頑張れ!本人たちはそんなに落ち込んでいる様子もないのですが。恐竜たちにとっては戦う日々が当たり前なのかもしれません。 コドモサウルスとこの2冊が、息子のここ最近のお気に入りで、この2冊ばかり読む日が続いています。
娘も兄に影響されて、この恐竜は?とクイズを出すと「モササウルス!」とか、ちゃんと答えてくれます。(知識にかなりの偏りのある2歳。)でも、ビッグホーンを指してこれは誰?と聞くと「お父さん!」と答えるのが私のツボです。(リトルホーンのお父さんなので正解と言えば正解。)
2020-11-27-FRI
|
216.「りんごくんがね・・」 とよたかずひこ/童心社 |
たまごさんやなっとうさんと同じ「おいしいともだち」シリーズ、今回はりんごくんです。そしてりんごはりんごでも忍者りんご!私が読んだことのあるシリーズの中では、変身しているのは初めてです。 美味しそうなりんごくん、ウサギやカラスに狙われますが、さすが忍者。鮮やかに切り抜けます。そして「しんぱいごむよう!」やっぱりこの決め台詞が大好きです。 食べること大好きな娘は、最近冷蔵庫の前に来ては「りんごは?」と聞いてきます。バナナは常備しているのですが、りんごって意外と高いのでたまにしか買いません。すまない。
夕食を作っていると、「何か食べる!」とやってくるので、きゅうりで手を打ってもらったところ。
2020-11-20-FRI
|
215.「しんかんくんのクリスマス」 のぶみ/あかね書房 |
しんかんくんのパンやさんが好きな息子。「またしんかんくんが読みたいなぁ。」と言うので、今回はクリスマスを借りてみました。 サンタさんにブロックをお願いしたいしんかんくん。自分の欲しい物より家族の欲しい物を願うかんたろうの気持ちが理解できません。 プレゼントが欲しすぎて泣いていたら、とりあえず誰かが喜ぶ事をやってみたら?って近所のお寿司屋さんが言います。「こうするのが正しい!」って押し付けるんじゃなくて、一緒に悩んでくれて、とりあえずやってみようというお寿司屋さんがとても温かいです。 最後は、かんたろうが欲しがっていた電車をサンタさんにお願いします。それが正解かは分かりませんが、一生懸命悩んで悩んで、かんたろうの喜ぶ姿を見て涙するしんかんくんは、少し大人に見えました。 「パンやさん」でもうまくいかないとすぐ大泣きしてたしんかんくんですが、今回は嬉し涙もたくさんだったのが印象的でした。 息子も気に入って1週間くらい連続で読んでいましたが、読んで一言目の感想が「僕もクリスマスにブロック欲しい。」で、おいってなりましたが、まあクリスマスはね、それでいいかと思います。
保育園に迎えに行くと、息子がたまにプレゼントを用意してくれています。「今日はすごいプレゼントがあるよ!」とすごいキラキラした顔で言われます。大体葉っぱなのですが、葉っぱを拾っている間は、私が喜ぶかなと考えてくれていたのかなと思うと嬉しくなります。
たまに石。石は、、、気持ちだけもらって、そっと片づけます。
2020-11-19-THU
|
213.「どこからきたの? おべんとう」 鈴木まもる/金の星社 |
お弁当を持って遠足に出かけた男の子。お弁当にはおにぎりに漬物、卵焼き、アジフライ、、、美味しそうな物が沢山詰まっています。そして一緒に入っていたお手紙を開くと、、、 お弁当の中身がどうやって生まれて作られているのか、一つ一つストーリーが始まります。漬物はおばあちゃんが大根の種をまくところから、アジフライは船で漁をするところから!最後はお弁当袋のお話まであるのがおもしろいです。 大人の私が読んでもおもしろくて、はしれ!たくはいびんのように、普段当たり前のように思っていることを改めて素直に感謝したくなるお話でした。 最近は何でも簡単に手に入るので、息子が「また買えばいいか。」なんて気軽に言うことがあります。私の普段の言動が影響しているのだと思いますが、、、。息子がどこまでお話を理解したか分かりませんが、物の背景について少しでも考えてみてくれたら嬉しいです。
先日山のイベントで、どんぐり工作に参加しました。トトロややじろべえを作りました。沢山のどんぐりや木の実、木の枝、きれいな葉っぱが用意されていたのですが、これも誰かが山を歩いて拾って、乾かして準備してくれてるんですね。
2020-11-11-WED
|
212.「ショコラちゃんのあいうえお」 文:中川ひろたか 絵:はたこうしろう/講談社 |
ショコラちゃんシリーズですが、これはお話ではなくてあいうえお絵本。あかさたなごとにお題があって、あ行は「ショコラちゃんはりょこう好き、今度はどこへ行こうかな。」「あ」めりか、「い」ぎりす、みたいな感じで進んでいきます。 今まで何回か借りている絵本なのですが、今回息子は平仮名を読む練習にちょうど良かった様子。娘は絵を見て何かあてるクイズ的な感じで楽しんでいます。 そしてこの絵本の楽しみは、何と言っても沢山のショコラちゃん。あいうえおの文字一つずつに、ショコラちゃんのイラストがついているので、本当にいろいろな姿のショコラちゃんを見ることができます。とてもかわいいです。
週末は土木展に行ってきました。ここから一年、早いものです。写真は息子が操縦するカニクレーン。私は高所作業車にのって撮影しています。
今年は強風のせいかヘリコプターがやってこなくて残念でしたが、ヘリポートを走り回って楽しそうな2人でした。夜はやっぱり「かっこいい!はたらくくるま」を読みました。
2020-11-9-MON
|
211.「11ぴきのねこどろんこ」 馬場のぼる/こぐま社 |
今回は恐竜の子供とのお話。恐竜に優しくしたと思ったら、意地悪して後悔もしたり。相変わらず自由気ままで人間らしいねこたちです。 一方恐竜は意地悪をされたことを気にしているのかいないのか。11ぴきを背中に乗せてどろぬまに飛び込んで全てを流しているのかな、と思うほど、ニコニコマイペースなちょっと不思議な恐竜です。 「はあい、どろぬまー。」のところが私も息子もお気に入りで、11ぴきが泥だらけで真っ黒の時、とらねこたいしょうがどれか当てっこしています。 読んでいなかった11ぴきシリーズもこれが最後。これから新しいお話が読めないのはちょっと寂しいです。でも先日息子が保育園からまた「11ぴきのねこ」を借りてきました。これからも11ぴき、ちょくちょく読みそうです。
2ひきだけですが、我が家のお気に入り。
2020-11-6-FRI
|