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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
240.「トリケラトプスとそこなしのぬま」
黒川みつひろ/小峰書店

いつも読んでいるトリケラトプスシリーズ。ビッグホーン(お父さん)は旅の途中という事で今回はお休み。ママホーン(お母さん)が主役のお話でした。

そして今回の戦いの相手、肉食恐竜のアルバートサウルスもお母さん。どちらも子供の為に戦います。「両方応援したくなります。」と後書きに書かれていましたが、本当にその通り。草食恐竜が主役の場合、肉食恐竜が悪役になりがちですが、お互い生活の為に戦っているんですね。

戦いは、底なし沼をうまく利用したママホーンの勝利。最後「おおきなかぶ」のようにトリケラトプスが連なって、アルバートサウルスを助けるシーンは子供達のお気に入りです。

私も母として、もし今強盗が家に押し入ったらどうやって子供達を守ろうか、、、なんて想像する事がありますが、ママホーンの強さ、冷静さを見習わないといけません。

このシリーズのおかげで恐竜好きな息子ですが、先日公園で「恐竜の化石」を見つけてきました。図鑑で調べたところによると、オビラプトルの化石だそうです。どこまで信じているのか分かりませんが、温かく見守りたいと思います。

2021-02-25-THU
239.「ぼくのふとん」
鈴木のりたけ/PHP研究所

2~3年前に買って今でもよく読むぼくのトイレ。そういえばシリーズ本があった!と最近思い出して、図書館で借りてきました。

大まかな話の流れは「ぼくのトイレ」と同じで、いろいろなふとんを考えたり、ふとんを盗んだ犯人をおいかけます。トイレの犯人は「とんがりあたまのけむくじゃら」。今回の犯人は「ふんわりしろひげくろいかお」!何かもうこの名前だけで楽しくなってきます。

今回は犯人以外にも探すものが沢山あって、息子も娘もかなり真剣。「オレは今日これ探す。」とか言って毎日楽しんでいました。

そんな2人の姿を見ながら、私はしみじみ。「ぼくのトイレ」を読んだのは、息子の進まないトイトレがきっかけで、娘もまだ生まれたばかりで。それがすっかり大きくなったもんだと一人感傷に浸っています。

このシリーズ、もう1冊「ぼくのおふろ」があり、早く読みたいと子供達にせかされています。

そんなこんなで(?)最近は娘(2歳)もだいぶ絵本を読むようになったのですが、やたら図鑑を借りたがる傾向があります。それなのに、家に持って帰ると全くページを開かなかったりします。頑張って重いやつ持って帰った母の苦労が報われない、、。

2021-02-17-WED
238.「もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう」
土屋富士夫/徳間書店

これまた息子がおもしろいと言うので借りてみたのですが、作者がこどもザウルスの土屋富士夫さん。どきどき期待しながら読みました。

おしっこがしたくなったひでくん、トイレを探して奔走します。しかしたどり着かない。めっちゃ頑張っているのにたどり着かない。ひでくんの気持ちを想像するともう切実です。

いろいろなトイレが出てくるのもおもしろかったのですが、うちも子供のトイレ探しでよく奔走するので、ひでくんに共感して最後までハラハラ、ハラハラ、、、。

最後に、やっと着いた!と思ったらまたもう一展開。ひでくん大変。ひでくんお疲れ様です。

子供の「トイレ行く!」は突然にやってくるので本当に大変です。車で走っている時とか切実です。

もっちゃうもっちゃう!!を経験しながら、人はだんだん余裕を持ったトイレ計画を立てられるようになるのでしょうか。しばらくは子供達と一緒に焦りそうです。

2021-02-17-WED
237.「まほうのカメラ」
木曽秀夫/フレーベル館

魔法使いの持っているまほうのカメラ。そのカメラで「パット・トッター!」と撮影すると不思議な事が起こります。息子が保育園で読んでもらって「めっちゃおもしろい。」というので借りてきました。

ページに穴があいているしかけ絵本なのですが、ひねりが効いているというか何だか新鮮な感じで、心の中で「へー!!」でした。

最後に美味しそうなケーキが登場するのですが、「ケーキをこすると匂いがするんだよ!」と、息子が主張、、、とてもおもしろかったけど、そこだけは「そうだね!」と同意することが出来なかったのでした。保育園で読んでもらった時にそんな話が出たのかな?

娘も気に入って、「パット・トッター!」と一緒に呪文を唱えています。保育園でも、「パット・トッター!」と子供たちが叫んでいるかと思うと、こっそり覗きたいです。

私がスマホで撮影していると、自分も!となる子供たち。これは娘が撮った一枚です。一足しかないスリッパが気になったのか、、、。

2021-02-10-WED
236.「ジャッキーのパンやさん」
作:あいはらひろゆき 絵:あだちなみ/ブロンズ新社

キャラクターとしては知っていたのですが、初めて読む「くまのがっこう」シリーズ。11人のくまのおにいちゃんと一番下の妹(ジャッキー)のお話です。

「いたずら好きの妹だけど皆のお姉さんがわりのつもり」という設定のジャッキー。何だか娘に似てるので、「ジャッキー」を娘の名前に置き換えて読んでみると、気に入ってくれたのか、借りている間、毎日読んでいました。

ジャッキーの服や雑貨もかわいくて、見ているだけでもわくわく。一時期、サイレンカーとかはたらくくるまを毎日読んでいて、ちょっと本当に辛い、、、と思っていた事もありますが、ジャッキーは楽しいです。

今2歳後半の娘、これまでは息子の選んだ本を読む時は、横でゴロゴロしている事も多かったのですが、最近一緒に真剣に聞くようになってきました。これからどんな絵本に興味を持つのか、楽しみです。

この絵本では、くまのこたちが作るカボチャパンがとても美味しそうです。影響されて子供達とホットケーキ作りをしました。子供にとって「自分で作った」だけで美味しさアップみたいです。ものすごい勢いで食べました。

2021-02-08-MON
235.「どんぐりむらのどんぐりえん」
なかやみわ/学研

タイトル通りどんぐりむらのどんぐりえんのお話なのですが、一言でまとめるととっても愛しいお話でした。

どんぐりえんの何気ない日々の様子、そしてお祭りに向けて頑張る子供達と先生が、とても丁寧に描かれています。登場人物は全員どんぐりなのですが、その様子は人間の保育園と同じ。何だかどんぐりえんの参観日に参加させてもらったような気分になります。

どんぐりえんのお祭りは大成功というところでお話は終わり、、、おもしろかったなと思ってふと巻末ページを見るとびっくり。園児全員の名前、どんぐりの種類、家族構成などびっしり書かれているのです。ここを読んでもう一度お話を読むと、さらにどんぐりたちが愛しくなります。

子供達のおかげで、今まで知らなかった世界と出会う機会が増えましたが、沢山知るって、もう嫌いになれないというか、好きになることだなと思う今日この頃です。

節分の後日談ですが、息子が「鬼に一回も捕まらなかった!」と得意げに何回も教えてくれました。今年はソーシャルディスタンスだからね、というのは知る由もありません。来年は鬼に捕まえられる節分になるといいのですが。

2021-02-08-MON
234.「100かいだてのいえ」
いわいとしお/偕成社

うみ、ちか、そらときて、一番最後になってしまいましたが、100かいだてシリーズ一作目のお話です。

今回の主人公はトチくんという男の子。「100かいだてのてっぺんにすんでいます。あそびにきてください。」という手紙を受け取ります。そして100階にいたのはクモの王子様。てっぺんから星空を眺める2人、そして100階建ての建物が星空に消えていくシーンがロマンチックで大好きです。

5歳の息子は今でもファンタジーな事を信じている方でたまに大丈夫かなと思う時もありますが、保育園の先生から「小さい内にしっかりファンタジーを楽しんだ方が成長の過程としていい。」みたいな事を聞いたことがあります。このシリーズは子供の想像の世界をどんどん広げてくれるような、そんな絵本です。

100階の一部屋一部屋に住人がいてストーリーがあって。大人も見ているだけでキラキラした気持ちにさせてもらえます。新しいお話出ないかな、、、。

今日は保育園に鬼が来るらしいです。息子がずっと「やべーやべー。」と言っています。今年はソーシャルディスタンスの鬼とお便りに書いてあったので、捕まえられることはないのかもしれませんが、子供達はそんな事知ったこっちゃないので、「やべーやべー。」です。サンタさんでも泣いていた娘にはきっと大変な一日になるでしょう。頑張れ。

2021-02-03-WED
233.「3びきのこぶた」
わらべきみか/ひさかたチャイルド

3びきのこぶたです。ぶたとおおかみ続きになってしまいました。

「はじめてのめいさく」というシリーズで、小さい子でも分かりやすい、はっきりとしたかわいい絵で読みやすいです。かまどに落ちたおおかみさえもかわいいです。

これは保育園で娘が選んで借りてきたのですが、先生に読んでもらっていたようで、お話を読んでいると、ところどころで振り付けが入っておもしろいです。

最近お風呂で「北風小僧の寒太郎」を歌うのがブームの娘。洗面器が笠のつもりらしいです。保育園に通っていると、いつのまにかいろんな事を知っていたり、歌いだしたり、踊りだしたり。日々びっくりさせられます。

2021-02-02-TUE
232.「ぶたのたね」
佐々木マキ/絵本館

なかなか衝撃的だったまたぶたのたねの前作、ぶたのたねを借りてきました。

走るのが遅くてぶたを食べたことのないおおかみが、きつね博士から「ぶたのたね」をもらうという大筋は「またぶたのたね」と同じだったのですが、何というか、息子と娘と3人で大笑いしてしまいました。

大きな木にたくさん実った(?)ぶたたち。そこにゾウのマラソン。そこでマラソン。そのタイミングと脈絡のなさがもうツボでした。今まで読んだ絵本の中で、声に出して大笑いした本No.1かもしれません。

そして、素直でまじめなんだけどうまくいかない事が多くて、でもめげずにマイペースなおおかみが好きです。次は「またまたぶたのたね」を借りてみます。

昨日お父さんがノラネコぐんだんのガチャガチャを見つけて買ってきました。400円となかなかの値段。でもかわいい。同じポーズで8匹そろえたくなる親心(?)を狙われています。

そして娘が、ガチャガチャのマーミーちゃんをいたく気に入り、そのおかげか(?)ノラネコぐんだんの絵本にも興味を持ち始めました。息子がノラネコぐんだんを読みだしたのも、今の娘と同じころ(2歳後半)ぐらいだったなと何だか懐かしいです。

2021-02-01-MON
231.「バムとケロのもりのこや」
島田ゆか/文溪堂

大好きなバムケロシリーズ。今回は、森で古い小屋を見つけて、それを2人の秘密の小屋にしよう!というお話。

息子がそうなのですが、多分この年頃の子は「ひみつ」という言葉が大好きです。そして「自分だけの小屋を作る」なんて、もうわくわくするしかない。そして最後の「ひみつ」続きには笑ってしまいました。子供の頃の気持ちを思い出すような、とても愛しいお話でした。

バムが小屋の掃除を始めようとした時、ケロちゃんがカビだらけのお菓子を食べようとしてしまうから、先におやつにしよう、という下りがあるのですが、ケロちゃんを見守るバムが相変わらずいつも温かくて、親としても勉強になります。

「ひみつ」の他に、息子のテンションが上がる言葉は「たんけん」。山とか森とか、何なら近所でもいいのですが、知らない所を歩く、それだけでわくわくするようです。

「恐竜の化石を発掘しに行きたい。」とも言われていますが、それはなかなか難しい注文です、、、。

2021-01-29-FRI

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